Workatoがサイボウズとプロダクトパートナー契約を締結、kintoneの連携サービスとして認定

Workato株式会社は、サイボウズ株式会社とプロダクトパートナー契約を締結し、Workatoがkintoneの連携サービスとして認定されたことを発表しました。

kintone Workato 連携

Workatoのkintoneコネクターは、すでに100社以上の国内外の企業で活用されています。今回の認定により、kintoneユーザーへの価値提供をさらに進めることを目指します。

国内で広く使われているkintoneは、業務のデジタル化を進める強力なツールです。しかし、ERPや基幹システム、Salesforce、ServiceNow、SAP、Workday、Slack、Boxなどの外部クラウドサービス、さらにはAIツールとの連携ニーズが高まっており、個別の連携だけでは複雑な業務に対応しきれないという課題がありました。

Workatoのkintoneコネクターが提供する5つの価値

Workatoのkintoneコネクターは、以下の5つの価値を提供します。

  • システムをまたいだワークフローの自動化
    kintoneと他のクラウドサービスや社内システムを連携させ、業務プロセス全体をプログラミング不要で自動化できます。

  • AIエージェントとの連携
    WorkatoのAIコネクターと組み合わせることで、AIエージェントがkintoneの情報を参照したり、更新したり、削除したりするような、AIを活用した業務フローを実現します。

  • MCPエンドポイントの簡単な作成
    kintone向けのMCP(Model Context Protocol)エンドポイントを、プログラミングなしで作成・公開できます。これにより、生成AIアシスタントからkintoneのデータを安全に利用できるようになります。

  • 企業向けのセキュリティと管理体制
    SOC2 Type II準拠や役割に応じたアクセス制限、詳細なログ記録など、大企業が必要とするセキュリティ基準を満たしています。

  • 1,200以上の豊富な連携機能
    Salesforce、SAP、ServiceNow、Slack、Microsoft 365、Google Workspaceなど、主要なアプリとすぐに連携できます。また、90万以上のコミュニティレシピも利用可能です。

関係者からのコメント

サイボウズ株式会社 執行役員 営業本部長の玉田 一己氏は、今回の協業を歓迎し、「『Workatoのkintoneコネクター』は、kintoneを中心に企業全体の業務を自動化します。AIエージェント連携やMCPエンドポイントのノーコード作成といった先進的な機能は、kintoneユーザーの業務改善をさらに加速させると期待しています。」と述べています。

株式会社オンワードホールディングス DX推進室 DX推進Div. 課長の杉本 隼氏からは、「Workatoのkintoneコネクターを使ったことで、工場マスタ管理や注文書作成の手作業を大幅に減らし、最大40%の作業時間削減につながりました。複数のシステムをまたいだ自動化がプログラミングなしでできるため、素早く業務の課題を解決できています。」とのコメントがありました。

Workato株式会社 代表取締役社長のアラン・テンは、「サイボウズ株式会社のプロダクトパートナーとして認定されたことを光栄に思います。kintoneは日本企業のデジタル化をけん引してきた強力なプラットフォームです。Workatoとの組み合わせにより、kintoneを中心とした賢い業務自動化を実現し、日本企業の競争力強化に貢献してまいります。」とコメントしています。

Enterprise MCP:AIエージェントがkintoneを安全に操作する時代へ

Workatoは2025年10月に、Workato Enterprise MCP(Model Context Protocol)を発表しました。これは、Claude、ChatGPT、Cursor、Clineといった主要なAIエージェントが、企業のアプリケーションやデータに、セキュリティと管理を保ちながらアクセスし、実際の業務を行える「AIハブ」として機能します。Workatoのkintoneコネクターは、このEnterprise MCPを通じて「企業のスキル」として提供されます。

Workato Enterprise MCPがもたらす価値は以下の通りです。

  1. 個別のAPI呼び出しからビジネスプロセスへ
    AIエージェントは、個別のAPIを直接操作するのではなく、Workatoが提供するビジネスプロセス単位のMCPエンドポイントを通じて業務を実行します。これにより、エラー処理やデータ変換、認証管理といった複雑な作業をWorkatoがまとめて担当し、AIエージェントの信頼性と正確性が大きく向上します。
  2. アプリケーションの壁を越えた連携
    1,200以上のコネクターと90万以上のコミュニティレシピを活用し、複数のアプリをまたぐプロセス全体をAIが判断しながら連携させます。例えば、「kintoneで過去の承認履歴を参照し、AIが申請書の草案を作成。申請者が内容を更新し、kintone上で承認フローを進める(SlackやTeamsからの承認・コメントも可能)。AIが進捗を管理し改善を提案し、最終的に申請書をBoxで管理する」といった一連の作業が、スムーズに対応可能です。
  3. 企業レベルのセキュリティと管理体制
    ユーザー認証・アクセス制限・監査記録・利用制限管理を標準で提供します。オープンソースのMCPサーバーでは実現が難しい、企業に必要なレベルのセキュリティで、安心してAIエージェントを業務に活用できます。

今後の展望

Workatoは、今後もお客様の要望に応じて、日本のアプリケーション向けコネクターをコミュニティで継続的に開発・提供していく予定です。コネクターSDKのオープンなエコシステムを活用し、特定のベンダーに依存しない開発体制を広げ、サイボウズ社が提供するGaroon、Office、Mailwiseコネクターの提供についても検討を進めています。

オンプレミスの古いシステム、データベース、ファイルシステム、SaaS、APIなど、あらゆるシステムをつなぎ、データとプロセスを連携させることで、AIエージェントが安全かつ自律的に業務を行える世界の実現を目指し、Workato Enterprise MCPを通じてエージェンティック・オートメーション・プラットフォームとしての地位をさらに強化していく方針です。

Workatoについて

Workatoは、テクノロジーの複雑さをビジネスチャンスに変える企業です。業界をリードするエージェンティック・オーケストレーション企業として、Workatoは企業のデータ、プロセス、アプリケーション、そして顧客体験をつなぎ、ビジネスの成長を支援しています。AIを活用したプラットフォームは、複雑なワークフローをリアルタイムで操作し、効率とスピードを向上させます。世界中の12,000社以上の顧客から信頼されており、あらゆる規模の組織が新しい価値を生み出し、変化の速い現代においてリーダーシップを発揮できるようサポートしています。

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