i-Constructionに対応した2D/3D CADソフト「DynaCAD CUBE Ver.4」が登場

株式会社ビーガルは、国土交通省が進める「i-Construction」を支援する2次元/3次元CADソフトウェア「DynaCAD CUBE Ver.4」を2026年6月1日に発売しました。この新しいバージョンは、2D作図や編集機能、そして3Dモデリング機能を大きく進化させ、より柔軟な設計業務をサポートします。

DynaCAD CUBE Ver.4のインターフェース

i-Constructionとは?

i-Constructionとは、国土交通省が推進している、ICT(情報通信技術)を使って建設現場の生産性を高める取り組みのことです。測量から設計、施工、そして維持管理までの一連の作業に、ドローンや3Dデータなどの新しい技術を取り入れることで、効率を上げたり、安全性を高めたりすることを目指しています。

「DynaCAD CUBE Ver.4」の主な進化ポイント

1. 2D作図・編集機能の強化

「DynaCAD CUBE Ver.4」では、図面の種類や目的に合わせて、2Dモードと3Dモードを切り替えて使えるようになりました。直線、円、楕円、円弧曲線などの2D作図機能や、移動、複写、変形、消去といった編集機能が強化されています。初めて使う人でも作業しやすいように、操作ガイドのメッセージも表示されます。

2. 3Dモデリング機能の強化

3Dモデルを作る機能も進化しました。押出し、回転、スイープ、削除といった機能を使って、自由な3Dモデルを作成できます。これまでの2D図面を元にして3D形状を作れるため、過去の設計データを活用しながら、3次元設計にスムーズに移行できます。

3. 最新のLandXML作成に対応

現在の地形データや平面図をもとに、道路の線形(まっすぐな部分やカーブの部分)、断面の形などを作成し、LandXMLという形式で出力できるようになりました。特に、国土交通省が定める「J-LandXML Ver.1.7」に対応しており、数量計算も行えます。

LandXML対応のDynaCAD CUBE画面

4. 点群変換セットを強化

点群データとは、レーザースキャナーなどで取得した、たくさんの点の集まりでできた3次元データです。これまでの点群変換セットでは1,000万点までという制限がありましたが、それがなくなり、より大きな点群データを扱えるようになりました。また、点群の座標測定や2点間の距離測定など、点群データをさらに活用するための機能も追加されています。

5. ネットワークライセンスに対応

お客様の利用状況に合わせてライセンスを選べるように、ネットワークライセンスが用意されました。複数のパソコンで同時にCADソフトを使う場合でも、効率的に管理できます。

その他のDynaCAD CUBEの機能

3DPDF出力に対応

「DynaCAD CUBE」で作成した3次元データは、3DPDFとして出力できます。これにより、専用の3DCADソフトを持っていない人でも、3Dモデルを簡単に見たり共有したりできるようになります。これにより、発注者や協力会社、社内の関係者との情報共有がスムーズになります。

3DPDF出力のイメージ

点群変換セット

点群変換セットでは、点群データをTINサーフェスという3次元の表面データに変換できます。点群データは3次元で自由に回転させて確認することが可能です。このセットには、点群座標測定、点群2点距離測定、点群断面取得、点群分割、格子フィルタ、カラーフィルタ、サーフェス面作成・削除機能などが搭載されており、点群データを活用した設計や確認業務を支援します。

点群変換セットの機能紹介

対応データ形式と動作環境

入力できるデータ形式

DCZX、DCZ、J-LandXML、IFC、DWG、DXF、LAS、DM、APA、SIMA、地籍フォーマット2000

出力できるデータ形式

DCZX、J-LandXML、DWG、DXF、SIMA、地籍フォーマット2000

動作環境

  • 対応OS: Microsoft Windows 11 64bit

  • 必要なメモリ: DynaCAD CUBEは8GB以上、点群変換セットは16GB以上を推奨

  • 画面の解像度: 1,280×1,024以上

ライセンス形態

アクティベーション、サブスクリプション、ネットワークライセンスの3種類から選べます。

今後の展望

株式会社ビーガルは、建設分野におけるi-ConstructionやBIM/CIM(Building Information Modeling / Construction Information Modeling)への対応をさらに支援するため、「DynaCAD CUBE」の機能強化を続けていく方針です。2D図面、3Dモデル、LandXML、点群データなどを幅広く使えるCAD環境を提供することで、設計、施工、維持管理といった建設業務全体の効率化とデータ活用を進めていくでしょう。

お問い合わせ先

製品に関する詳細情報やお問い合わせは、以下のウェブサイトからご確認ください。

DynaCAD CUBE公式サイト

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