学生服に「再帰性反射可変QRコード」を装着し、南海トラフ大地震や迷子時のレーザー捜索が可能に
NPO法人光探索協会は、東日本幹事企業のAPEX株式会社、西日本幹事企業のSMGコンサルタント株式会社と協力し、「全国ドローンレーザー捜索隊」を組織しました。
この取り組みでは、学生服に「再帰性反射可変QRコード」を装着することで、南海トラフ大震災での津波被害や屋外での迷子発生時に、ドローンを使ったレーザー捜索を可能にします。万一の事態に備え、「再帰性反射可変QRコード」を学生服に簡単に装着できるよう、「再帰性反射アイロンプリント」の無料講習会が光トライオード(大阪支店)で12月1日から開催されます。この講習会はどなたでも参加できますが、事前の予約が必要です。

再帰性反射可変QRコードによるドローンレーザー捜索とは
「再帰性反射可変QRコード」は、再帰性反射材と可変QRコードを組み合わせた、防災や安全を支援する新しいツールです。この特殊な再帰性反射素材はレーザー光に高感度で反応するため、無線通信が難しい山岳や海上でも、ドローンによるレーザー捜索によって迅速かつ広範囲な捜索が可能となります。QRコードに再帰性反射材を使用することで、個別の識別が可能になり、捜索時間の短縮が期待されます。
南海トラフ大地震による津波では、多くの人々やペットが流されることが想定されています。海中に流された場合、電波が透過しないため、現状では目視での捜索が主な手段です。しかし、この提案するグリーンレーザー捜索では、海中10mまで捜索可能であり、レーザーを広範囲に照射することで、再帰性反射材からの強い反射光を半自動的に解析できます。これは目視捜索に比べて明確な優位性を持つでしょう。普段から大切なペットにも「レーザー捜索」できる装備を備えることが目指されています。

近年、全国には多くのドローンレーザー計測会社が存在します。例えば、森林が生い茂る山岳地帯でも、ドローンからレーザーを照射し、葉の間を通り抜けた地面からの反射光で地形を正確に測量できます。また、海中を透過するグリーンレーザーを使えば、海中数メートルまでの海岸線や川底を測量することも可能です。全国のドローンレーザー計測会社には、高価なレーザー照射装置と、その反射光を解析する高度な知識を持つ人材が豊富にいます。これらの全国ネットワークが活用されます。
再帰性反射可変QRコードウェア
NPO法人光探索協会では、再帰性反射可変QRコードのエンブレムを装着したウェアの普及を進めています。特に、学生の制服や野外活動服への装着が推奨されています。キャンプや低い山での登山でも遭難の危険性があるため、野外活動服に再帰性反射エンブレムを装着しておくだけで、レーザー捜索による人命救助の可能性が高まり、安心につながります。制服や部活動・サークル活動のウェアにオプションとして再帰性反射可変QRコードエンブレムを装着する取り組みも行われています。(興味がある場合は、NPO法人光探索協会へ相談できます。部活動やサークルの野外活動服の個別オーダーにも対応しています。)
可変QRコード部分には、写真やメッセージを何度でも自由に更新できる機能があります。そのため、災害時だけでなく、迷子札や高齢者の見守り、ペットや旅行者の緊急対応用ツール、さらには日常の情報共有アイテムとしても活用できます。防災性と個別のカスタマイズ性を両立し、街でも山でも役立つ次世代の“スマートお守り”として、多くの可能性を秘めています。

この機能を、家族同然のペットにも普段から装着することが提案されています。東日本大震災の際にも、多くのペットが災害に見舞われたという報告がありました。特に柴犬などは敏感で、行方が分からなくなるケースがあったとされています。
そこで、普段から着用している服に簡単に「再帰性反射可変QRコード」を装着できるアイロンプリントが開発されました。そのデモンストレーションと無料講習会が開催されます。特長としては、メッセージを後で自由に何度でも書き換えられることです。例えば、迷子になったことが分かった時点で「下記の連絡先にご連絡ください。」といったメッセージを追加することも可能です。どなたでも下記の無料講習会に参加できます。
「再帰性反射QRコード」の無料講習会
「再帰性反射可変QRコード」が1枚無料でプレゼントされます。
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日時: 毎週月曜日~金曜日 10時~17時
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場所: 光トライオード(大阪支店)(〒542-0073 大阪市中央区日本橋2-10-7 BMランド 201)
注: 事前にE-mail: hikari.search@gmail.com へ連絡・予約が必要です。
また、アマゾン(Amazon)サイトでも販売が開始されています。
- Amazonサイトで「再帰性反射可変QRコードアイロンプリント(光トライオード製)」と検索してご購入ください。
法人情報
NPO法人光探索協会(大阪市、理事長:前田佳伸)は、レーザー光と再帰性反射材を活用した「光探索システム」の研究開発と普及を通じて、海難や山岳遭難、災害時の人命救助支援に取り組む非営利団体です。同協会は、レーザー搭載ドローンを使った捜索活動の実証実験を行い、再帰性反射材と可変QRコードを組み合わせた製品の開発を進めています。さらに、宇宙空間での反射実験も行い、将来的にはレーザー搭載人工衛星による広域捜索インフラの構築を目指しています。
NPO法人光探索協会の詳細については、以下のURLをご覧ください。
法人概要
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法人名: NPO法人光探索協会
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代表者: 理事長 前田 佳伸
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所在地: 〒556-0022 大阪府大阪市浪速区桜川1-2-4 ZEN203
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設立: 2019年10月
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事業内容: 光探索システムの普及・振興事業、光探索システムによる人命救助事業


