空間データ統合プラットフォーム「くみき」が大型アップデート!現場の日常業務を効率化する4つの新機能を追加

株式会社スカイマティクスが提供する空間データ統合プラットフォーム「くみき」に、現場管理や報告業務をサポートする4つの新しい機能が追加されました。これにより、「くみき」は現場での空間データの日常的な活用をさらに加速させます。

アップデートの背景

日本の建設やインフラ、防災の分野では、人手不足や生産性の向上が大きな課題となっています。ドローンなどの機器を使って集められた空間データは、これらの課題を解決する重要な鍵として注目されています。しかし、せっかく集めたデータも、解析や比較、報告書の作成といった日々の業務で手作業が多く、現場担当者の負担となっていました。

そこで「くみき」は、これまで提供してきた高度な3D計測・解析機能に加え、現場のパトロールや進捗報告といった日常業務で自然に使えるよう、機能を拡張しました。これにより、専門的なITスキルがなくても直感的な操作で業務を完結させ、現場から経営層まで一貫したデータ活用ができるようになります。

主なアップデート機能

今回のアップデートでは、特に現場での報告書作成やデータ比較を効率化する以下の4つの機能が追加されました。

1. 報告書作成を効率化する「写真台帳機能」

現場では、進捗や是正報告、現場パトロールのために、大量の写真を整理して報告書を作る必要があります。これまでの手作業での写真整理は、大きな負担でした。

新しい「写真台帳機能」では、「くみき」に保存された写真から、撮影時期やタグで検索し、一括で選ぶだけで写真台帳を自動で作成・出力できます。タイトルやコメントの編集、縦・横レイアウトの調整も可能で、報告書作成にかかる時間を大幅に減らせます。

この機能は、工事写真の整理・共有から、品質管理、完成検査、記録、さらには発注者提出用の写真台帳作成まで、幅広い業務で活用できます。

2. 施工計画や見積作成を効率化する「差分土量レポート出力」

設計データと実際の地形データ、または異なる時期の地形データを比較して計算される切土量・盛土量データ(差分土量)は、施工契約や見積もり、発注者への説明など、さまざまな場面で使われます。このデータを公式な報告書として簡単に作成したいという要望がありました。

今回のアップデートで、高度な差分土量計測結果を、数値と見た目が分かりやすい正規の土量レポートとして、ワンクリックでダウンロード・印刷できるようになりました。これにより、発注者への報告資料や社内共有資料の作成、土量管理業務、施工・運搬計画の策定が迅速に行えます。

※この機能の利用には別途オプション契約が必要です。

差分土量について、さらに詳しくはこちらのページで確認できます。
https://skymatix.co.jp/smx_media/5848/

3. 3Dビューワー刷新

これまでは、3Dビューワー(点群・3Dテクスチャ)と2Dビューワー(オルソ・DSM)で操作方法が異なっていましたが、今回のアップデートで3Dビューワーの操作方法が2Dビューワーと統一されました。これにより、回転、ズーム、平行移動などを同じ感覚でスムーズに操作できるようになります。表示速度や色調も改善され、より快適にデータを閲覧できます。

2Dと3Dのデータを頻繁に行き来しながら現場を確認する業務において、操作に迷うことなく、スムーズなデータ確認・比較が実現します。

4. 時系列の変化を直感的に把握できる「スワイプ比較機能」

施工の前後や異なる時期のデータを比較する際、これまでの画面分割表示では、細かい変化や進捗状況を直感的に把握しにくいことがありました。

新しい「スワイプ比較機能」では、異なる時期のオルソ画像やDSM画像を重ねた状態で、スライダーを動かすだけで、変化した箇所を直感的に確認できます。土木施工の前後比較や進捗確認だけでなく、災害前後の被害状況の把握、森林の伐採・変状のモニタリングなど、時系列での変化確認が求められるさまざまな業務で役立ちます。

スカイマティクス取締役CTO 倉本泰隆氏のコメント

株式会社スカイマティクスの取締役CTOである倉本泰隆氏は、今回のアップデートについて「空間データの日常的な利活用をさらに促進する新機能をリリースし、3Dビューワーを刷新しました。これらの機能により、これまで専門技術者や手作業に頼りがちだった空間データの整理・解析・報告業務が、現場の最前線で管理・報告を担う方によってプラットフォーム上でスムーズに完結できるようになります。高度な空間データを誰もが直感的に扱える情報へと変換し、迅速な意思決定を可能にするという、追求されているGEOINT(地理空間インテリジェンス)の本質が、今回の機能拡張を通じてさらに多くの現場に届けられるでしょう。」と述べています。

株式会社スカイマティクスについて

株式会社スカイマティクスは、「リモートセンシングで、新しい社会を実現する」という目標のもと、産業用リモートセンシングサービスの開発・提供を行っています。ドローンや衛星などから得られる多様な空間データを統合・活用するプラットフォーム「くみき」を中核事業としています。建設、林業、インフラ管理、防災といった分野が抱える人手不足、高齢化、安全管理、災害の激化といった課題に対し、誰もが簡単に三次元データを生成し、安全かつ効率的に現場の調査・測量・点検を行える社会の実現を目指しています。

所在地:東京都中央区日本橋本石町4-2-16 Daiwa日本橋本石町ビル6F
代表者:代表取締役社長 渡邉 善太郎
資本金:100,000,000円
事業内容:産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売

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