最大80%の現地再訪問を削減!建築・改修の現場調査をDXする「現チョク」が新サービスを開始
建築・改修の現地調査を革新する「現チョク」が誕生
建築CGパース制作や3Dスキャンなどを手がけるスペースラボ株式会社は、建築・内装・改修プロジェクトの現地調査を3D化し、関係者がオンラインで現場を確認できる新サービス「3D現調DXサービス 現チョク」(以下、現チョク)の提供を開始しました。

「現チョク」とは?現地訪問を大幅に減らす新サービス
「現チョク」は、スペースラボの専門スタッフが現場へ赴き、現地調査、写真撮影、3Dスキャン、Web共有、そして図面化の支援までを一貫して行うサービスです。現場を一度3Dデータとして持ち帰ることで、これまで何度も必要だった現地集合や再訪問、追加確認を減らし、設計や見積もり、施工判断をスムーズに進められるようになります。
例えば、広さ約400平方メートルの商業テナントのリニューアル案件では、通常5回必要だった現地訪問が、「現チョク」で初回に現場を3Dデータとして取得し、関係者がWeb上で確認できるようにしたことで、1回にまで削減できました。これは、再訪問を約80%減らすことができた事例です。削減効果は現場の規模や条件、確認内容によって異なります。

| 項目 | 従来 | 現チョク活用後 |
|---|---|---|
| 現地訪問 | 設計・見積もり・施工判断の段階で複数回発生 | 初回取得後はWeb上で確認。現地訪問は1回に |
| 情報共有 | 写真・図面・口頭説明が中心で、追加確認が発生しやすい | 関係者が同じ3D現場データをURLで確認 |
| 確認方法 | 日程調整、移動、立ち会い、再訪が必要 | オンライン打ち合わせで現場を見ながら確認 |
| 効果 | 確認待ちにより見積もり・設計判断が遅れやすい | 再訪問を約80%削減し、初動を前に進めやすい |
建設業界の課題解決へ
建築・内装・改修プロジェクトでは、現地調査が終わらないと、見積もりや設計、施工計画が先に進みません。この現地調査は、プロジェクトの最初の段階でとても大切な工程です。
しかし、建設業界では人手不足が進んでおり、現地調査のために多くの人が日程を合わせて集まり、後から足りない情報を再確認するという働き方は、大きな負担となっています。リモート会議やクラウド共有が広まる一方で、現地調査だけは「現地集合」が当たり前という状況が続いていました。
国土交通省の資料によると、建設業で働く人のうち55歳以上が36.7%、29歳以下が11.7%と、高齢化と若年層の不足が課題です。また、既存の建物の改修や更新のニーズは増えており、現地調査や見積もり前の工程を効率化することは、建築・改修の分野でとても重要なテーマとなっています。
「現場実装」までサポートする「現チョク」の強み
近年では、スマートフォンでも空間を3Dスキャンできる技術がありますが、実際の建築現場では、ただ3Dで見られるだけでは十分ではありません。見積もりや改修計画、図面作成、関係者間の確認に使うためには、現場全体を正確に、後から寸法確認や現状把握に使えるように整える必要があります。
また、業務用の3Dスキャナーを導入しても、誰が現場で撮影し、どのようにデータを処理し、関係者にどう共有し、図面作成や見積もりにどう活用するかといった、実際の運用面での課題が残ります。

「現チョク」は、こうした建設DXの「現場実装」の課題を解決するため、専門スタッフが現場でのデータ取得からデータ整備、Web共有、図面化支援までをまとめて担当します。写真と見間違えるほどリアルに空間を再現できる新しい3D表現技術「3D Gaussian Splatting(3DGS)」も活用し、現場の質感や奥行きも分かりやすい3Dデータとして整えます。
想定される活用シーン
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図面がない古いビルの改修前調査
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図面と現状が異なる商業施設やホテルのリニューアル
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店舗改修、FC店舗改修、オフィス移転・原状回復
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工場、倉庫、医療施設などの既存建物調査
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遠方の現場確認、海外投資家・遠方オーナー・決裁者への現場共有
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施工前・解体前・引き渡し前の状態記録
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重要文化財や歴史的建築物でのイベント前後の記録
「建設DX展+(プラス)」でデモを公開
スペースラボは、2026年7月1日(水)から3日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「建設DX展+(プラス)」で、「現チョク」のデモを公開します。

ブースでは、実際にスキャンした現場データを使って、Web上で現場を確認する体験や、撮影の様子、図面化支援・記録活用までの流れを見ることができます。建築、内装、施工、不動産管理に関わる企業を対象に、現地調査の効率化や図面がない物件の改修前調査、遠方現場の共有、原状回復前後の記録などについて相談を受け付けます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日時 | 2026年7月1日(水)~3日(金)10:00~17:00 |
| 場所 | 東京ビッグサイト (〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1) |
| 弊社出展ブース | 西4ホール 小間番号:C4-57 |
| 参加費 | 無料 ※事前登録制 |
| 主催 | RX Japan 合同会社 |
| 入場方法 | 下記リンクより来場登録(無料)をお願いいたします。 https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1710071351207905-QTL |
| 出展社サイト | https://www.japan-build.jp/tokyo-2/ja-jp.html |
出展者セミナーにも登壇
会期最終日には、出展者セミナーに登壇します。代表の柴原氏より、「再訪問を80%減らす3D現場調査DXとは」と題し、新サービスを通じた建設DXの実践や、設計と施工の連携改善を事例を交えて解説します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日時 | 2026年7月3日(金)15:30~16:00 |
| 場所 | 東京ビッグサイト内 セミナー会場F(西4ホール) |
| セミナータイトル | 「再訪問を80%減らす3D現場調査DXとは」 |
| 参加費 | 無料 |
料金について
「現チョク」は、現場ごとに利用しやすい料金体系を用意しています。撮影プランは400平方メートルまで50,000円から利用できます。商業テナントや小〜中規模オフィスなど、多くの現場で導入しやすい価格帯です。初期費用なしで、現場単位での利用にも対応します。
スペースラボ株式会社 代表取締役 柴原誉幸氏のコメント

「私たちはこれまで、建築CGや3Dスキャンを通じて、建築空間を分かりやすく可視化することに取り組んできました。建築・内装・改修の現場では、設計や見積もり、施工判断の前に、まず現地調査が必要です。しかし、人手不足が進むなか、複数の関係者が現地に集まり、再訪や追加確認を繰り返す働き方には限界があります。
人手不足の時代に必要なのは、現場の人をさらに忙しくすることではなく、限られた専門人材が本来の判断や施工、設計、見積もりに集中できる環境をつくることだと考えています。
現チョクは、現地調査をなくすサービスではありません。現場でしか得られない情報を3Dデータとして持ち帰り、関係者が後から確認できる状態に整えることで、現場の人たちが本来のコア業務に集中できる環境づくりを支援するサービスです。
今後は、こうして取得した現場情報を一度きりの調査データで終わらせず、建物の履歴や修繕判断に活用できる情報資産として蓄積し、建物ごとに現場データが積み上がっていく仕組みづくりも進めていきます。現チョクは、その第一歩となるサービスです。」
サービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | 3D現調DXサービス 現チョク |
| 提供会社 | スペースラボ株式会社 |
| 提供内容 | 現地調査、写真撮影、3Dスキャン、Web共有、図面化支援、記録化 |
| 対象領域 | 建築、内装、施工、改修、リニューアル、不動産管理 |
| 撮影プラン | 400㎡まで50,000円〜 |
| サービスURL |
会社概要

スペースラボは、建築設計の知識を持ち、BIM・3Dスキャナ・AIを活用する最先端技術を持つビジュアル制作集団です。文化庁の「バーチャル日本博」や大阪大学との共同AIアバタープロジェクトなど、官公庁や大学との実績も豊富です。建築ビジュアライゼーション、広告CG、BIM支援、VR/AR、3Dスキャンを通じて、建築・不動産分野での情報伝達を支援しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商号 | スペースラボ株式会社 |
| 所在地 | 〒105-0021 東京都港区東新橋2-10-10 東新橋ビル2F |
| 代表者 | 代表取締役 柴原 誉幸 |
| 設立 | 2009年5月22日 |
| 事業内容 | 建築CG制作、広告CG制作、BIM支援、3Dスキャン、VR/AR、メタバース、AI活用支援 |
| URL | https://spc-lab.jp/ |

