JISDA、低コスト固定翼ドローン「Shiraha」を秋葉原のイベントで展示

JISDA株式会社は、2026年5月16日にベルサール秋葉原1Fで開催された「Re-ROBO Fess 2026 in Akiba」に出展し、低コスト固定翼ドローン「ACM-01 Shiraha」のモックアップを展示しました。

「Re-ROBO Fess 2026 in Akiba」への出展

「Re-ROBO Fess 2026 in Akiba」は、一般社団法人 Akiba Tech Connectが主催するテクノロジーイベントです。ロボットやドローンに関わる学生サークル、スタートアップ、企業、アカデミアなどが秋葉原に集まり、技術を通じた交流の場として開催されました。

JISDAは、このイベントで固定翼ドローン「Shiraha」のモックアップを展示しました。低コストで国産、そして訓練用途を重視した無人機開発の考え方や、無人アセットを社会で役立てるための取り組みについて、来場者や関係者と意見を交わしました。

出展の背景

近年、ドローンやロボットの技術は、防災、インフラ点検、物流、警備、安全保障、教育など、多くの分野でその重要性を増しています。特に無人機については、単に性能が良いだけでなく、継続して使える価格、訓練のしやすさ、メンテナンスのしやすさ、手に入れやすさ、操縦者の育成、そして現場の意見を開発に反映させる仕組みが大切になっています。

JISDAは、無人機などの無人アセットを活用するためには、個別の技術開発にとどまらず、運用、訓練、補給、制度、現場の課題解決まで含めた総合的な導入が必要だと考えています。今回のイベントは、多様な関係者が集まる貴重な機会となり、無人アセットの未来について幅広い層と話し合う場となりました。

展示内容の詳細

JISDAのブースでは、完全国産かつ低コストの固定翼ドローン「ACM-01 Shiraha」のモックアップが展示されました。

Shirahaは、訓練の場で繰り返し使用し、必要に応じて修理や交換をしながら運用能力を高めていくことを目的とした固定翼ドローンです。翼の幅は1.9mで、機体の構造は木製です。部品も含めてすべて国産で作られており、訓練や短い距離での運用に適した機体として紹介されました。

JISDAの低コスト固定翼ドローン「Shiraha」のモックアップ

展示では、機体のコンセプトや設計の考え方が来場者に説明されました。実際の訓練や教育での使い方、無人機オペレーターの育成、低コスト機体を使った反復訓練の可能性についても紹介されました。会場には、ドローンに関心を持つ学生、エンジニア、スタートアップ関係者、行政・産業関係者など、多くの人々がJISDAのブースを訪れました。来場者からは、国産ドローンの量産可能性、低コスト機体による訓練環境の整備、固定翼ドローンの教育活用、災害対応や警備分野への応用可能性などについて、多くの質問や意見が寄せられました。JISDAにとっても、技術開発に携わる企業や学生、研究者と直接話し合うことで、今後の開発や実証、教育プログラムの設計に役立つヒントを得る機会となりました。

JISDA代表取締役・國井翔太氏のコメント

JISDA代表取締役の國井翔太氏は、日本が本来持っている「ワクワク感」を今回のイベントで少し取り戻せたように感じていると語りました。技術開発において最も大切なのは、最初に人の心を動かすビジョンがあることです。JISDAは、現実的な導入力を大切にしながらも、「こういう未来をつくりたい」と胸を張って語れる会社でありたいと考えています。

Shirahaはその第一歩であり、無人機を一部の専門家だけでなく、より多くの人が触れ、学び、改良し、社会で使える技術へと育てていくことを目指しています。JISDAは今後も、ワクワクするビジョンを起点に、日本発の無人アセット産業の形成に取り組んでいくと述べています。

Shirahaの今後の展望

JISDAが開発を進める「Shiraha」は、発表以降、国内外の関係者から多くの反響があります。現在、複数の国や地域からも問い合わせがあり、今後は国内での量産体制の構築と、用途に応じた柔軟な供給体制の実現に向けて取り組む予定です。

Shirahaの本質は、単に「安いドローン」であることだけではありません。価格は、求められる用途、性能、素材、搭載機器、運用環境によって大きく変わります。JISDAが重視しているのは、価格そのものではなく、柔軟に量産できる設計の考え方と、それを国内のサプライチェーンで実現する体制です。用途に応じて機体の構成を変え、必要な性能に合わせて素材や部品を選び、国内で継続的に生産・改良できることが、Shirahaの大きな強みです。

また、今回展示されたShirahaは木材を使ったモデルですが、木材は素材の選択肢の一つにすぎません。JISDAでは、同じ設計の考え方に基づき、異なる素材を使った機体の開発も進めています。構造、素材、飛行距離、搭載機能、訓練用途、実証用途などに応じて、Shirahaには20パターンを超える派生モデルが構想・検討されています。今後は、用途や需要に応じて最適なモデルを選べるラインアップを整備し、単一の機体ではなく、目的に応じた「Shirahaシリーズ」として展開していくことが想定されています。

さらに、生産面でも、需要の変化に応じて柔軟に仕様や生産量を調整できるスマートな量産体制の構築を目指しています。JISDAは、Shirahaを通じて、国産無人機の開発・生産・運用を一体で進化させ、日本発の無人アセット産業の基盤形成に貢献していく方針です。

JISDA株式会社について

  • 所在地: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目7-12 サピアタワー8F

  • 代表者: 代表取締役社長 國井翔太

  • URL: https://jisda.jp/

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