建設業クラウドCONOCとJAPAN AIが資本業務提携を発表〜AIエージェントで建設業務の自動化を加速〜

株式会社CONOCは、AI活用による業務変革(AX)を通じて建設業のDXを推進しています。この度、AI関連プロダクト・サービスを展開するJAPAN AI株式会社からの出資を受け、建設業向けAIエージェントの共同開発に向けた事業連携を開始しました。

CONOC x JAPAN AI

事業連携の背景

日本の建設産業は市場規模52兆円の基幹産業ですが、DX導入率は20.7%(※1)、AI活用率は9.4%(※2)にとどまっています。見積もり、請求、工程管理、現場日報など、多くの業務が紙やアナログな方法で運用されており、現場担当者の業務負担や個人のスキルに頼る管理が長年の課題でした。

2024年4月からの時間外労働上限規制の適用や深刻な人手不足により、業界は大きな転換期を迎えています。これまでのクラウドツール(SaaS)は業務の効率化には貢献してきましたが、データ入力や判断は依然として人に依存するため、人手が足りない現場ではツールの活用自体が難しいという問題が顕在化していました。

この課題を解決するのがAIエージェントです。AIエージェントは、人に代わってデータを読み取り、書類を作成し、異常を検知することで、「入力ゼロ、確認だけ」で業務が進む仕組みを実現します。建設業界において、AIエージェントは事業を続けていくための重要な基盤になりつつあります。

CONOCは、建設業に特化したクラウドサービス「CONOC建設業クラウド」を777社以上の建設事業者に提供しています。そして、これまでに蓄積した業務データと業界の知識を活かし、見積もりOCR、日報生成、工程最適化など、建設業務に特化した16のAIエージェント群の自社開発を進めてきました。今回の連携は、このAIエージェント開発をさらに加速させるため、AI開発基盤に強みを持つJAPAN AIと技術面・実装面で協力するものです。

事業連携の内容

CONOCは現在、建設業務に特化したAIエージェントの自社開発を進めています。この連携では、CONOCが持つ建設業務に関する専門知識と777社以上の導入実績から得た業務データを基盤に、JAPAN AIのAI開発基盤と実装の専門家を組み合わせます。

具体的には、CONOCがAIエージェントの具体的な機能や業務の流れを決め、JAPAN AIが技術的な基盤の提供と開発の支援を担当します。これにより、見積もり管理、工程管理、現場報告といった業務領域でのAIエージェントの開発スピードを大幅に上げ、早期の実用化を目指します。建設現場での書類作成、工程管理、現場報告といった日常業務の自動化を進め、現場担当者の負担を減らし、生産性を高めることを実現します。

代表者のコメント

JAPAN AI株式会社 代表取締役社長 工藤 智昭氏は次のようにコメントしています。

JAPAN AI株式会社 代表取締役社長 工藤 智昭氏

「CONOCは、建設業界における豊富な業務データと深い専門知識を持っています。JAPAN AIの技術力と組み合わせることで、建設業界におけるAX(AIトランスフォーメーション)を共に進めてまいります。JAPAN AIは、より深い業界の課題解決に取り組み、日本におけるAI活用のさらなる普及と発展に貢献していきたいと考えております。」

株式会社CONOC 代表取締役 山口 一氏は次のようにコメントしています。

株式会社CONOC 代表取締役 山口 一氏

「私自身20年以上にわたり建設業に携わり、CONOCとして777社以上のお客様に建設業特化型クラウドサービスを提供してきました。しかし、現場の人手不足はクラウドツールだけでは解決しきれない段階に来ています。だからこそ、AIが人に代わって業務を担うAIエージェントが必要だと考え、自社での開発を進めてきました。今回のJAPAN AI社との連携により、その実現スピードを大幅に加速できると考えています。建設業の現場を最も深く理解するCONOCと、AI基盤技術に強みを持つJAPAN AI社の協業により、『入力ゼロ、確認だけ』で業務が回る環境を実現し、建設業界の働き方を根本から変えていきます。」

今後の展望

CONOCは今後、既存のSaaS基盤の上にAIエージェントの機能を追加し、2026年度内に16のAIエージェントを順次リリースする予定です。CONOCが持つ業務の知識と利用者の基盤、そしてJAPAN AIの技術力を組み合わせることで、「入力ゼロ、確認だけ」で建設業務が回る環境の実現を共同で推進していきます。この連携を通じて建設業界全体のAXを加速させ、現場で働く人々がより本来の業務に集中できる環境の実現を目指します。

CONOC建設業クラウドについて

工務店の現場目線から生まれた「CONOC建設業クラウド」は、AIを搭載した建設業向けの業務管理ツールです。

CONOC建設業クラウドのUI画面

見積書・請求書の作成、売上や原価の見える化、工程管理などを一つにまとめ、業務のデジタル化(DX)を進めます。さらに、経験や技術の知識共有を支援することで、AI活用による業務変革(AX)を見据えた基盤づくりに貢献します。

詳細はこちら: https://conoc-dx.co.jp/lp/conocLP/

JAPAN AI株式会社について

JAPAN AI株式会社は「AIで持続可能な未来の社会を創る」ことを目的とし、AIに関連する製品やサービス開発を行い、多様な業界や産業のさらなる発展に貢献しています。

  • 本社:東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー5/6階

  • 設立:2023年4月

  • 代表者:代表取締役社長 工藤 智昭

  • 事業内容:人工知能の研究開発、人工知能に関するコンサルティングサービス

  • URL:https://japan-ai.co.jp/

株式会社CONOCについて

長年建設業に従事してきたCONOCは、2021年6月に建設業界のDX化を目指すCon-tech事業を開始しました。「建設業界の常識を、ひっくり返す。」という企業理念を掲げ、Construction(建設)の頭文字である「CON」と、ひっくり返した「NOC」を組み合わせた「CONOC(コノック)」という社名でCon-tech事業を展開しています。

  • 所在地:東京都多摩市山王下1丁目12−12 福満ビル2F

  • 設立:2010年3月(創業2004年1月)

  • 代表者:代表取締役 山口 一

  • 事業内容:Con-tech事業

  • URL:https://conoc-dx.co.jp/

×