建設現場の施工管理をリアルタイムで効率化するクラウドサービス『SiteNow』が登場

株式会社トプコンは、建設現場の施工管理を効率化し、より高度にするためのクラウドサービス『SiteNow』を2026年3月3日に発売しました。

建設現場の課題を解決する『SiteNow』

国土交通省は、建設業界の生産性向上を目指し、「i-Construction 2.0」という取り組みを進めています。この中で、ICT(情報通信技術)を使った工事を広め、工事の記録データを活用して現場管理をより良くしていくことを目指しています。しかし、現場では複数の工事区間の進捗状況を把握することや、過去の工事内容を説明すること、さらには工事の出来具合を確認する作業の効率化など、まだ多くの課題が残っています。

『SiteNow』は、これらの課題を解決するために作られました。ICT建設機械からリアルタイムで送られる工事の履歴データや、スキャナーなどで取得した3次元の点群データ、さらにはIoTセンサーから得られる現場の様々な情報を、クラウド上でまとめて管理します。これにより、現場全体の作業状況をリアルタイムで確認できるようになり、工事の遅れややり直しを未然に防ぎ、素早い判断をサポートします。

SiteNowイメージ図

『SiteNow』の主な特長

施工の進捗と履歴を管理

『SiteNow』は、リアルタイム施工マネジメントシステム『Sitelink3D』と連携して取得した工事の履歴データを蓄積し、進捗状況を3次元のヒートマップで分かりやすく表示します。土の量や進捗率、遅れている日数などの詳しい情報を数字で管理できます。また、ガントチャート(工程管理図)を使うことで、過去の工事状況も簡単に確認でき、作業の証明や後日の問い合わせにも対応できます。

遠隔からWebで現場を確認

Webブラウザを通じて、いつでもどこからでもリアルタイムな工事の進捗状況を確認できます。これにより、現場監督の負担が軽くなり、効率的な作業計画を立てる手助けとなります。また、関係者間で簡単に情報共有ができるため、スムーズなコミュニケーションに役立ちます。

出来形検査と帳票の出力

工事の出来具合を検査するデータを3Dで確認でき、国土交通省の出来形管理要領に沿った形式で帳票を出力することも可能です。

あらゆる点群データを活用

『Sitelink3D』で取得したICT建設機械の工事履歴データに加え、『SiteNow』では、スキャナーやUAV(ドローン)で取得した点群データ(他社のデータも含む)も取り込めます。これらのデータを統合することで、土の量計算やヒートマップ表示、出来形検査データの作成といった一連の作業を効率化します。

他社IoTセンサーとの連携

クラウド型のカメラや温度計などのIoTセンサーとも連携できるため、現場の環境を把握したり、安全対策や環境管理にも活用できます。

複数の現場を一括管理

建設・土木会社が請け負う複数の現場や、大規模な工事で複数の工区に分かれている場合でも、それらをまとめて管理できます。現場ごとの進捗率や遅れ日数などを一目で確認できるため、全体の管理を最適化するのに役立ちます。

発売時期と価格

『SiteNow』は2026年3月3日より発売されており、国内での標準価格は以下の通りです。

  • 新規利用1ヵ月(5現場): 33,000円

  • 新規利用2ヵ月(5現場): 57,200円

  • 新規利用3ヵ月(5現場): 82,500円

  • 新規利用1年(5現場) : 198,000円

  • 延長1ヵ月(5現場) : 27,500円

  • 延長2ヵ月(5現場) : 49,500円

  • 延長3ヵ月(5現場) : 66,000円

  • 延長1年(5現場) : 132,000円

  • 5現場追加オプション(月額): 11,000円

株式会社トプコンは、これからも建設現場のニーズに柔軟に対応し、ICTを活用することで、さらなる働き方改革や生産性の向上を進め、建設現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献していくとのことです。

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