現場の熟練者依存を解消する「判断デザイン導入講習シリーズ」が開始
リクエスト株式会社は、現場での判断が特定の熟練者に集中してしまう問題を解決するため、「判断デザイン導入講習シリーズ」を開始しました。この講習は、建設・設備・医療・BtoB営業など、現場ごとに条件が異なる業務を持つ企業を対象としています。
現場で以下のような問題が起きている場合、その原因は個人の能力ではなく、組織の判断構造にある可能性があります。
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現場判断が熟練者に集中している
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若手は判断できず、確認が増える
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担当者によって対応品質が変わる

現場で熟練者依存が起きる背景
多くの企業の現場では、前述のような問題が起きています。これは特定の業界に限ったことではありません。例えば、以下のような業務が挙げられます。
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建設施工・改修工事:建物ごとに条件が違う
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設備点検・修繕対応:設備ごとに状態が違う
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医療・介護対応:人ごとに状態が違う
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BtoB営業・提案業務:顧客ごとに課題が違う
これらの業務は「ストック型業務」と呼ばれ、「対象ごとに条件差が存在するため、個別判断が日常的に発生する業務」を指します。このような業務構造で判断が体系化されていないと、判断は次第に熟練者に集中していきます。
その結果、若手が判断できずに確認が増え、対応品質が担当者によって変わる状態が生まれます。そして、組織全体の対応能力や事業の成長は、「判断できる人の数」によって制限されてしまいます。

判断には2種類ある
組織行動科学®の研究では、判断には次の2種類があることが分かっています。
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知識で理解できる判断: 手順やマニュアル、ルールとして整理できる部分
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経験によって習得される判断: 現場や対象の状態によって対応が変わる「状況差」に対応する部分
しかし、多くの企業では、この2種類の判断が明確に整理されていません。そのため、「経験が必要な判断を知識教育で教えようとしてしまう」という問題が起きています。結果として判断は体系化されず、熟練者の経験に頼る構造が生まれ、熟練者が増えない限り組織の対応能力も拡大しないという課題に直面します。
この問題を解決するために必要なのが、判断を構造として整理し、経験の積み方を設計する「判断デザイン」です。
熟練者依存を解消するために
熟練者依存を解消するには、次の2つの取り組みが必要です。
- 判断構造の整理: 判断の対象、条件、手順を整理し、知識で理解できる部分を明確にします。
- 経験負荷を伴う実務経験: 状況差や条件差に対応する判断経験を、実務の中で計画的に積み重ねる仕組みを設計します。
リクエスト株式会社は、33.8万人・980社の行動分析に基づいた組織行動科学®研究をもとに、「判断デザイン導入講習シリーズ」を開発しました。この講習では、熟練者に集中している判断を構造として整理し、個人に依存する判断を「組織で再現可能な判断処理能力へ転換する方法」を体系的に学ぶことができます。
講習シリーズ構成
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第1講習|概念理解:ストック型業務に必要な判断デザイン
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第2講習|学習転換:アンラーニング・リラーニングの進め方
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第3講習|実務実装:判断デザインを現場に実装する実務設計
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第4講習|組織展開:判断デザインを組織に展開する役割設計と運用
会社概要
リクエスト株式会社は、「より善くを目的に」を掲げ、33.8万人の働く人のデータに基づいた組織行動科学®を基盤に、7つの研究機関が980社を支援している企業です。

組織行動科学®は、組織で働く人々の思考と行動が「なぜ起こり」「なぜ続くのか」を事業環境と経験から解明し、より良い形で再現する手段を提供しています。

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代表取締役 甲畑智康: https://requestgroup.jp/profile
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E-mail:request@requestgroup.jp


