清水建設が約1.5万名規模のDX基盤に「テックタッチ」を採用、業務効率化と生産性向上を目指す
清水建設が「テックタッチ」で全社DXを加速
清水建設株式会社は、全社的なデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、AI型デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を採用しました。

この導入は、清水建設が独自に開発した原価管理システムを含む主要な6つの業務システムにおいて、操作に関する問い合わせの負担を減らすことが目的です。約1.5万人のシステム利用者が「テックタッチ」の操作ガイドやナビゲーション機能を使うことで、デジタル活用の促進と生産性の向上を目指します。
導入の背景:建設業界の課題と「Fit to Standard」方針
「ポスト2024年問題」として時間外労働の上限規制が適用されて以来、建設業界では業務の効率化と生産性の向上が重要な課題となっています。
清水建設でも、若手からベテランまで約1.5万人の全システム利用者が、高度なICT(情報通信技術)をスムーズに使いこなせる環境を整えることが急務でした。これにより、現場と管理部門の事務作業の負担を減らし、持続可能な建設体制を築くことを最優先事項としていました。
同社は、SaaS(Software as a Service)を利用する際に、カスタマイズを最小限に抑え、標準機能を活用する「Fit to Standard」という方針を掲げています。しかし、現場の実際の業務とシステムの操作ルールとの間にずれがあり、デジタル技術の定着がDX推進の大きな壁となっていました。この課題を解決するため、株式会社アシストに相談し、「テックタッチ」の採用に至りました。
「テックタッチ」採用の決め手
清水建設が「テックタッチ」の採用を決めた主な理由は以下の通りです。
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既存システムを改修せずに操作ガイドを表示できる点: 「テックタッチ」は、既存のシステムに手を加えることなく、操作画面に直接ガイドを表示できます。これは、清水建設が掲げる「Fit to Standard」戦略と非常に相性が良いと評価されました。
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高度なデータ分析機能: 300を超える社内システムの利用状況を数値で確認し、現場での「つまずき」を特定することで、継続的な改善につなげられる点が選定の重要なポイントとなりました。
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ノーコードで直感的な操作ガイド作成: プログラミングの知識がなくても、簡単に操作ガイドを作成できる高い操作性が評価されました。
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豊富な導入実績と手厚いサポート体制: 大手企業への導入実績が多く、充実したサポート体制があることも、DX基盤として採用する決め手となりました。
期待される効果と今後の展望
現在、「テックタッチ」は主要な6システムへの導入が先行して進められています。今後は、自社開発システムからSaaSアプリケーションまで、全ての業務システムに展開することが検討されています。この導入により、システム操作に関する問い合わせ対応の負担が減り、現場および管理部門双方の事務作業の負担が大幅に軽くなることが期待されています。
清水建設は、ITリテラシーに関わらず誰もが高度なICTツールや新しいシステムを使いこなせる「Fit to People」な環境を築き、全社的なDXのレベルアップを図ります。さらに、操作ログの分析機能を活用し、現場の声を迅速にシステム改修や業務フローに反映させる改善サイクルを確立することで、持続的な生産性向上を目指していくとしています。
清水建設DX経営推進室 室井氏のコメント
清水建設株式会社 DX経営推進室 副室長 兼 基盤システム部長の室井 俊一氏は、次のようにコメントしています。
「建設現場の収益を支える原価管理システムをはじめとする主要な業務システムにおいて、いかに操作上の迷いをなくし、システムが持つ機能を使いこなし、全社的なDXを加速させるかが課題でした。『テックタッチ』を導入したことで、システム改修に頼ることなく、ユーザーがスムーズに操作できる環境を構築できました。今後は、可視化された利用状況に基づき、現場の声を反映させた継続的な改善サイクルを回し、全社的な生産性向上につなげていきます。」
AI型デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」について
「テックタッチ」は、テックタッチ株式会社が提供するデジタルアダプションプラットフォームで、国内でNo.1のシェアを誇ります。2026年1月時点で1,000万人を超えるユーザーに利用されており、大手企業や官公庁などに導入されています。

「テックタッチ」は、ノーコードで簡単に操作ガイドを作成・実装できるため、システム担当者の負担を減らし、ユーザーがスムーズにシステムを使えるようにサポートします。グッドデザイン賞や経済産業省のJ-Startup認定など、数々の賞を受賞しています。
AI機能を強化したDAPの開発に力を入れているほか、意思決定AIエージェント「AI Central Voice」の提供も開始し、様々な企業のIT活用を支援しています。
「テックタッチ」で設定したナビゲーションの例は、以下の動画で確認できます。
テックタッチで設定したナビゲーションの例
関連情報
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テックタッチ株式会社:https://techtouch.jp/
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テックタッチメディア:https://techtouch.jp/media/
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株式会社アシスト(テックタッチ製品ページ):https://www.ashisuto.co.jp/product/category/knowledge/techtouch/
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株式会社アシスト:https://www.ashisuto.co.jp/
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サービス導入に関するお問い合わせ:https://techtouch.jp/contact
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取材に関するお問い合わせ(テックタッチ株式会社):pr@techtouch.co.jp
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取材に関するお問い合わせ(株式会社アシスト):https://www.ashisuto.co.jp/corporate/press_room/


