日本初、生成AIのリスク管理に特化した無料検定「生成AIリスク管理者検定」がスタート

日本初の生成AIリスク管理者検定、無料で提供開始

一般社団法人日本AIスキル認定協会(ASK)は、生成AIの利用に伴うリスク管理に特化した、国内初の資格検定「生成AIリスク管理者検定」を2026年4月23日より無料で提供しています。

この検定は、企業や団体が生成AIを安全かつ適切に活用するために、リスクを理解し、判断し、対応できる能力を証明することを目的としています。

生成AIリスク管理者検定の合格証

生成AIリスク管理者が必要な理由

生成AIの普及が急速に進む中で、著作権侵害や情報漏洩、事実と異なる情報(ハルシネーション)の生成、悪用などのリスクが問題となっています。しかし、これらのリスクを体系的に学び、管理できる人材を育成するための検定は、これまで国内にはありませんでした。

社員が業務データをAIに入力することによる情報漏洩のリスクや、AIが作った架空の情報を誤って使ってしまうリスク、AIが生成したコンテンツに他社の著作権を侵害する内容が含まれるリスクなど、企業で実際に起こりうる問題に対応できる人材の育成が求められています。

経済産業省や内閣府をはじめ、国内外でAIの利用に関するルール作りが進む中、企業や組織がAIを安全に使うためには「リスクを知り、管理できる人材」が不可欠です。

現在、以下のような課題があります。

  • 生成AI特有のリスク(著作権、情報漏洩、幻覚、悪用)を体系的に学ぶ機会が少ない、または知らない。

  • リスク管理の知識を客観的に証明する資格や検定が国内に存在しなかった。

  • 企業のAIに関する方針を決めたり、ルールを守る対応をしたりできる人材が不足している。

この検定は、これらの課題を解決するための、日本で初めてのAIリスクに特化した資格です。

生成AI時代の主なリスク

主な出題範囲

「生成AIリスク管理者検定」では、以下のような内容が出題されます。

  • 生成AIのリスクを理解し、代表的な問題への対応策

  • 個人情報、機密情報、顧客情報の取り扱い

  • ハルシネーションと情報の確認方法

  • 著作権、知的財産、商用利用の注意点

  • ディープフェイクやフィッシング、なりすましへの対策

  • 会社が認めていないAIツールを使うこと(シャドーAI)のリスク

  • 人が最終確認を行うこと(Human in the Loop)と責任

  • 社内のガイドライン、法律の遵守、問題が起きたときの報告体制

「生成AIリスク管理者検定」の試験の特徴

  1. 生成AI時代に必要な主要なリスクを体系的に学べる
    情報漏洩、個人情報、著作権、誤った情報、AIの悪用、社内ルール、法律への対応など、実務で大切なポイントを幅広くカバーしています。
  2. 現場での判断に役立つ実践的な内容
    単に知識を確認するだけでなく、「何を入力してはいけないか」「AIの出力をそのまま使ってよいか」といった、実際の仕事で判断に役立つような構成です。
  3. 全従業員向けのAIリスク教育に活用できる
    情報システム部門や法務部門だけでなく、営業、企画、管理職、事務職など、生成AIを使う可能性のあるすべての人に適しています。
  4. オンラインでいつでも受験可能
    オンラインで受験できるため、学習や受験のハードルが低くなっています。
  5. 実際の業務トラブル事例をもとにした問題設計
    「サムスン電子で社員が機密コードをChatGPTに入力した事例」や「弁護士がAIの架空判例をそのまま裁判で引用した事例」など、国内外で実際に起きた出来事を題材に問題が作られています。教科書的な知識だけでなく、明日の業務で直面するかもしれないリスクを体験できる実践的な内容です。

受験方法

専用サイトから簡単に受験できます。アカウント登録後すぐに検定を始められ、結果もその場で確認できます。

生成AIリスク管理者検定のオンライン受験イメージ

AIスキル検定シリーズの特徴

生成AIリスク管理者検定の試験概要

  1. 受験料0円 – 完全無料で受験できます。
  2. スキルの現在地を客観的に把握 – 合否にかかわらず、生成AIリスク管理者としての知識を客観的に知ることができます。
  3. 受験しながら新しい知識を習得 – 間違った問題については、終了後に解説が表示されます。
  4. 短時間で完了 – 約30〜45分で受験できます。
  5. 即座に結果がわかる – 合否はその場で判定されます。
  6. すぐに認定証を発行 – 合格者には、すぐに「生成AIリスク管理者検定の認定証」(PDF形式)が発行されます。

今後の展開

一般社団法人日本AIスキル認定協会は、無料のAI資格を通じて、日本全体のAI人材の育成と、AIを活用した企業のビジネス創出を支援していく予定です。2030年までに100万人のAI人材の育成と認定を目指し、以下の活動を計画しています。

  • 様々なAIスキル検定を順次公開する。

  • 企業向けの研修を行う会社と協力する。

  • 業種別や用途別の専門的なAI検定を開発する。

  • 大学や専門学校と連携し、実践的な教育プログラムを展開する。

一般社団法人日本AIスキル認定協会(ASK)について

名称:一般社団法人日本AIスキル認定協会
設立:2025年10月
主な事業:AIスキル検定等の運営、AI人材育成支援

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