山陽技研、AI研修で現場のデスクワーク削減と「自律的制御」への挑戦を開始

山陽技研がAI研修を開始、現場のデスクワーク削減と「自律的制御」への挑戦へ

メイン画像

山陽技研株式会社は、AI技術を実際の仕事に役立てるため、外部のAIコンサルタントによる1か月の専門研修を行いました。設計、積算、経理といった大切な部署から選ばれた約10名が、最新のAIツール「Gemini」や「NotebookLM」を使って、現場の仕事をもっと効率良く進めることを目指します。

AI導入の目的は「時間を作る」こと

AIが広く使われるようになった今、山陽技研がAIを取り入れる目的ははっきりしています。それは、事務作業や決まった仕事に費やす時間を減らし、社員が本来の専門的な仕事や新しいアイデアを考える時間をもっと作ることです。AIに何ができるかを考え、それを会社の仕事に落とし込むことで、人手不足を解消するだけでなく、「人間の可能性を最大限に引き出す」会社を目指しています。

AIは「人を減らすため」ではなく「時間を作るため」

現場を支える「最強のアシスタント」としてのAI活用

今回の研修の大きな特徴は、現場で働く人たちではなく、現場をサポートする側のスタッフがAIを使いこなす方法を学んだ点です。最新のAIツールであるGeminiやNotebookLMを、現場を支える「高度な事務アシスタント」として活用していきます。

研修では、「AIに任せる仕事」と「人間が責任を持つ仕事」を明確に区別する考え方を学びました。

マインドセット

具体的な効率化の例として、以下のような取り組みが進められています。

  • 写真整理・提出書類の効率化: 現場から送られてくるたくさんの写真をAIが素早く分類し、提出書類の下書きを作成することで、現場で管理する人のデスクワーク時間を大幅に減らします。

  • 図面・仕様書の即時解析: 膨大な設計図や過去の工事記録をAIに学習させます。これにより、現場からの質問に対して、設計や積算の担当者がAIと一緒に「一番良い答え」をすぐに返せるようになります。

  • プレゼン資料・積算補助: 複雑な計算や説明資料の作成をAIが手伝うことで、現場への指示やお客様への対応がよりスムーズになります。

プレゼン資料・積算補助

次なる挑戦「AIによる自律的ビル自動制御」を見据えて

研修を終えたチームは、今後、AIを活用してビル設備の自律的な制御(エアコン、照明、エネルギー管理などを自動で最適化する仕組み)を実現するためのプロジェクトを始める予定です。

「自律的制御」とは、センサーからの情報とAIを連携させ、人の手を借りずに建物が自ら最適な環境を判断し、保つ仕組みのことです。

山陽技研は、現場のことをよく知る技術者が、AIという新しい頭脳を使いこなすことで、エネルギーの効率と快適さを最大限に高めた、次の時代のビル管理を目指しています。

山陽技研からのメッセージ

メッセージ

AIが事務作業をサポートすることで生まれるのは、単に数字上の効率だけではありません。社員一人ひとりの「心のゆとり」です。そのゆとりが、きっと次の新しい進歩を生み出す力になると考えられています。現場の仕事を楽にし、人々をもっと自由にすること。その先には、AIと人間が一緒に作り出す「自律的ビル制御」の未来が待っています。山陽技研は、これまで現場で培ってきた経験と誇りを大切にしながら、最先端の技術を取り入れ、業界の常識を変えていくことに挑戦します。

山陽技研株式会社に関する詳細情報は、以下のウェブサイトで確認できます。

×