「オープンバッジファクトリー」のAPI v2が正式版に移行、LMS・HRシステム連携を強化

「オープンバッジファクトリー」API v2が正式版へ

株式会社インフォザインが提供するオープンバッジ発行プラットフォーム「オープンバッジファクトリー」のAPI v2が、2026年2月3日付でベータ版から正式版(GA:General Availability)に移行しました。

これにより、異なるシステム間でデータや機能を連携させるためのAPI(Application Programming Interface)が、学習管理システム(LMS)や人事システム(HRシステム)、社内独自のアプリケーションからオープンバッジを自動で発行する仕組みを、より信頼性が高く、将来にわたって使いやすい形で構築できるようになります。

背景にあるDXとリスキリングの広がり

近年、IT技術を活用してビジネスや生活を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)が進んでいます。また、社会人が新しい知識や技術を学ぶ「リスキリング」への関心も高まっています。

このような状況の中、学習の記録やスキルをデジタルで証明し、誰でも見られるようにする「オープンバッジ」の利用が、国内外で急速に広がっています。このニーズに応えるため、オープンバッジファクトリーの開発元は、外部システムとの連携を担うAPI v2を、長期間のテストと利用者からの意見を取り入れて正式版としてリリースしました。

API v2の新機能や変更点、導入によるメリットについて、さらに詳しい情報は以下のブログで確認できます。

API v2に関する公式ブログ

API v2の主な新機能と変更点

API v2には、システム連携をより簡単にするための新しい機能や改善点が盛り込まれています。

1. OpenAPIに準拠したドキュメント

APIの仕様がOpenAPI(以前のSwagger)という形式で提供されるようになりました。これにより、開発者はAPIの機能を探したり、テストしたり、プログラムのコードを自動で作ったりすることが簡単になり、開発にかかる時間を減らせます。

2. 長期利用を考えた丈夫なシステム設計

システムの内部構造が新しくなり、長い期間にわたって安心して利用できる、より丈夫な作りになりました。

3. 自動バッジ発行の強化

学習が終わった時や資格を取った時など、特定の出来事をきっかけに自動でバッジを発行する機能が強化されました。たくさんのバッジを一度に発行したり、条件によって発行するバッジを変えたりする処理も、より簡単にできるようになっています。

4. さまざまなシステムとの連携が容易に

学習管理システム(LMS)、人事システム(HRシステム)、そして企業独自のアプリケーションなど、さまざまなシステムとオープンバッジファクトリーを連携させることが、これまでよりもシンプルになりました。

想定される連携例

API v2を活用することで、以下のような形でオープンバッジの自動発行が可能になります。

  • LMSとの連携: コースの修了やテストの合格などに応じて、受講者にオープンバッジを自動で発行します(Moodle、CanvasなどのLMSに対応しています)。

  • HR・タレントマネジメントシステムとの連携: 社内研修の修了、資格の取得、スキル評価の結果などを、社員のデジタルスキルバッジとして発行し、スキルを可視化します。

  • 独自のアプリケーションへの組み込み: イベントへの参加証明、顧客向けの認定プログラム、コミュニティへの貢献を示すバッジなど、独自の目的でオープンバッジを発行できます。

オープンバッジファクトリーとオープンバッジパスポートについて

オープンバッジファクトリーは、大学や企業が独自のオープンバッジを簡単に設計・発行・管理できるプラットフォームです。

Open Badge Factory

オープンバッジパスポートは、学習者が受け取ったバッジを安全に保管し、SNSやポートフォリオで共有するためのデジタルウォレットです。

Open Badge Passport

株式会社インフォザインについて

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株式会社インフォザインは2001年に設立されました。2023年12月には、ヨーロッパを中心に12年間オープンバッジ事業を展開するオープンバッジファクトリー社と、日本での独占販売契約を結びました。同社は、オープンソースのCBT(Computer Based Testing)プラットフォーム「TAO」のSaaS版「TAOクラウド」を提供するなど、オープンソースやオープンスタンダードを活用した教育分野のDXを推進しています。

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