CSPI 2026で北斗星通がスマート測位デジタル基盤を展示

国際建設・測量展CSPI 2026に北斗星通が出展

2026年6月17日、第8回国際建設・測量展(CSPI 2026)が幕張メッセで開催されました。この展示会は、日本の建設・測量業界にとって重要なイベントであり、世界中から先進的な企業や技術、製品が集まります。これにより、業界全体の生産性向上と持続可能な発展が期待されています。

このCSPI 2026に、北斗星通(BDStar)が出展しました。同社は、測量・地図作成や建設機械向けに開発された「クラウド+チップ」統合型スマート測位デジタル基盤(iLDB(R))を主な展示内容とし、測位チップ、モジュール、アンテナ、測位データサービスを紹介しました。多くの来場者がその技術に関心を示しました。

展示会の様子

GNSSチップ・モジュールと測位データサービス

北斗星通は、GNSS(全球測位衛星システム)チップ・モジュール分野において、建設機械のスマート化を支える「チップ+クラウド」統合製品群を展示しました。具体的には、すべての衛星システムと周波数に対応し、RTK測位やL-Band衛星補強サービス、CLAS補強サービスをサポートするUM98XCシリーズモジュールが紹介されました。また、INS(慣性航法装置)統合ソリューションを搭載したUM981/UM981Sモジュールや、高品質で信頼性の高いRAWデータを提供するUB9A0ボードも披露されました。

測位データサービス分野では、高精度データサービス「TruePoint」シリーズが注目されました。このシリーズは、「クラウド+チップ統合」「全衛星系・全周波数対応」「広域カバレッジ」「高可用性」という4つの特徴を持っています。クラウドとチップが独自に連携するプロトコルにより、高い性能を維持しながら通信データ量を70%削減し、99.9%以上の高い可用性を実現しています。これにより、建設機械、測量・地図作成、マシンコントロールなど、さまざまな用途での統合的なニーズに応えることができます。

デジタルワールドの製品とソリューション

GNSSアンテナと今後の展望

GNSSアンテナ分野では、建設機械、測量・地図作成、マシンコントロール向けの高精度測位用アンテナが多数出品されました。新製品としては、スマートアンテナHX-MR405Aや内蔵型測量アンテナHX-CSX195Aが登場。その他にも、測量アンテナ、高耐振動アンテナ、チョークリングアンテナ、ヘリカルアンテナ、タイミングアンテナなど、多岐にわたるソリューションが紹介されました。

北斗星通は近年、グローバル展開を積極的に進めており、2025年には日本法人を設立しました。この日本法人は、中国本土以外の環太平洋地域における事業開発と技術サポートを担当しています。同社はGNSSの主要な部品から関連サービスまで、幅広い製品ラインナップと多様な用途に対応しています。

今後、北斗星通は「クラウド+チップ+アンテナ」を基盤としたスマート測位デジタル基盤(iLDB(R))の構築を進め、測量・地図作成や建設機械をはじめとするさまざまな分野の製品やアプリケーションに新たな価値を提供していく予定です。

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