ペイロード300kgの超大型産業ドローン「ヒコーロボ」が都内で初公開、建築会館で実機展示とテストフライト動画を公開

超大型産業ドローン「ヒコーロボ」都内で初公開、ペイロード300kgを実現

建築会館で実機展示とテストフライト動画を公開

超大型産業ドローン「ヒコーロボ」

テクノシステム株式会社湘南航空研究所と湘南工科大学が共同で開発した超大型産業用ドローン「ヒコーロボ」の実機とテストフライト動画が、東京都港区の建築会館ギャラリーで初めて公開されます。このドローンは、最大300kgの荷物を運ぶことができ、建設現場での資材運搬や災害時の緊急物資輸送など、多岐にわたる分野での活躍が期待されています。

「ヒコーロボ」の主な特徴と用途

「ヒコーロボ」は、超軽量で非常に丈夫な「スペースフレーム」構造を採用しています。この特殊な構造により、機体は軽くて強度が高く、万が一の墜落時にも損傷を抑えることが可能とされています。

主な特徴は以下の通りです。

  • 日本最大級のペイロード:最大300kg(6R-62モデル)から400kg(8R-62モデル)の荷物を運搬できます。

  • 高い運搬性:機体はユニットごとに分離して折りたたむことができ、軽トラックなどで山道や荒れた場所にも運べます。分離したユニットは人力での運搬も可能です。

  • 簡単な操作性:滑走路は不要で、空き地から離発着ができます。操縦はプロポ送信機とオープンソフト「ardupilot」「missionplaner」を使用し、自動飛行も可能です。飛行範囲は5〜10km程度です。

  • 多様な活用シーン:建設現場での資材運搬、山岳地帯への物資輸送、インフラ点検現場での部材輸送、災害・緊急救援物資の輸送、電力・通信設備の部材移送など、人手不足の解消や危険な作業の代替に役立ちます。

テクノシステム社の技術が生み出す大型ドローン

テクノシステム株式会社は、建築構造の立体トラス「テクノトラス」の研究開発で実績があり、全国で1,000件以上の大型建築物にその技術が採用されています。この長年の経験で培われた高強度かつ軽量な構造技術を応用することで、「ヒコーロボ」の超軽量・高強度な機体を実現しました。

今後の展望とプレオーダー

テクノシステム株式会社は、現在、量産化に向けたロープライス機の開発を進めており、主要部品の純国産化と海外展開も視野に入れています。2026年6月3日から5日に幕張メッセで開催される「Japan Drone 2026」では、第1期プレオーダーとして100機の先行募集が予定されています。
また、次期開発機では最大離陸重量1,200kgを目指しており、さらなる大型化が計画されています。

展示会概要

「ヒコーロボ」の実機展示とテストフライト動画は、以下の日程で公開されます。

  • 展示期間:2026年4月27日(月)~5月1日(金)10:00~18:00

  • 展示場所:建築会館ギャラリー(東京都港区芝5-26-20)

    • JR田町駅、地下鉄三田駅が最寄りです。
  • 展示内容:「建築の構創と軌跡」展の一部として、実機が展示されます。MIA建築デザイン事務所の設計作品写真や、歴代ドローン、スペースフレームの写真パネルも合わせて展示されます。

この展示会は、ドローンビジネスへの参入を検討している方、将来性の高いドローンビジネスに投資したい方、そしてあらゆる産業分野で人手不足をドローンで解決したいと考えている方々にとって、実運用を具体的にイメージできる良い機会となるでしょう。

「ヒコーロボ」の詳細情報やチラシは、以下のリンクから確認できます。

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