AIを業務に活かす新資格「AI業務支援士」の認定講座がスタート
AISEE CONNECT株式会社は、特定非営利活動法人IT整備士協会が新たに認定する実務特化型AI資格「AI業務支援士」の認定研修機関として、『AI業務支援士 養成研修』の申込受付を2026年4月27日より開始しました。

この養成研修は、IT整備士協会が定める認定カリキュラム(全4章25レッスン、約10時間の受講時間)に沿ったeラーニング形式のプログラムです。研修を修了すると、協会が実施する認定試験の受験用IDが発行され、試験に合格し認証登録をすることで「AI業務支援士」として認定されます。認定試験の申込受付は2026年7月6日から、試験は同年7月9日から開始される予定です。
関連リンク
-
『AI業務支援士 養成研修』 WEBページ: https://aiseeconnect.co.jp/lp/aiwp-training-program/
-
資格『AI業務支援士』 公式ページ(IT整備士協会): https://www.it-seibishi.or.jp/ai-specialist/
背景と目的
企業での生成AI導入は急速に進んでおり、国内企業の57.7%が既に導入済み、または導入を検討中です。しかし、AI活用における課題として「リテラシー・スキルの不足」を挙げる企業が70.3%に上ります。また、「導入効果が期待を大きく上回った」と回答した企業はわずか4.0%にとどまる状況です。
国際的な比較でも、日本は主要5カ国の中で「生成AIで期待を上回る効果を出した」と答えた企業の割合が最も低いと報告されています。中小企業の約半数がAI活用の方針をまだ決めていない状況です。
AIツールを導入しただけでは成果が出にくいという現状があり、その根本的な原因は、業務プロセスにAIを組み込み、運用し、リスクまで管理できる「現場のAI推進者」が不足していることにあると考えられています。
AISEE CONNECT株式会社は、これまで生成AIスクールや法人研修を通じて、非エンジニア層を含む幅広い人々にAI教育を提供してきました。今回、IT人材の育成とITスキルの標準化を目指すIT整備士協会と協力し、「AI業務支援士」の養成研修を提供することになりました。
-
※1 「IT活用実態調査(2025年)」 (野村総合研究所, 2025年11月25日公開): https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/20251125_1.html
-
※2 「企業IT動向調査2025」 (一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS), 2025年4月公開): https://juas.or.jp/cms/media/2025/02/it25_2.pdf
-
※3 「生成AIに関する実態調査 2025春 5カ国比較」 (PwC Japanグループ, 2025年6月23日公開): https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/generative-ai-survey2025.html
-
※4 「令和7年版 情報通信白書」 (総務省, 2025年7月公開): https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/nd112220.html
『AI業務支援士』資格制度について
『AI業務支援士』は、特定非営利活動法人 IT整備士協会が認定する、実務に特化したAI資格です。この資格は、データサイエンティストのような専門家ではなく、自分の部署の業務をよく理解した上でAIを組み込み、運用・改善し、現場でAI活用を進めることができる人材、つまりAIを「知っている人」ではなく「成果につなげる人材」を育成し、認定することを目的としています。

資格取得の要件
『AI業務支援士』として認定されるには、以下の3つの要件を満たす必要があります。認定研修の受講と認定試験の合格という二段階の仕組みにより、知識だけでなく、実際に業務で使えるスキルが身につくように設計されています。

| STEP | 要件 |
|---|---|
| ① | 協会の審査・認定を受けた「認定研修」(9時間以上)の修了 |
| ② | 協会が実施する「認定試験」への合格 |
| ③ | 協会 認証委員会による資格審査・認証登録 |
認定試験について
認定試験はIT整備士協会が実施し、全国のテストセンターでCBT形式(コンピューターを使った試験)で行われます。50問を60分で解答し、正答率8割以上で合格です。養成研修を修了した方には受験用IDが発行され、それを使って試験を受けることができます。認定試験の受験料と認証登録料は、養成研修の受講料に含まれているため、別途費用はかかりません。
資格取得のメリット
| 項目 | メリット |
|---|---|
| 個人 | 曖昧になりがちな「AIが使える」という能力を、実務レベルで客観的に証明できる指標となります。 |
| 企業・組織 | 各部署に資格を持つ人材を配置することで、AIの管理体制が強化され、試験的な導入で終わらずに、社内の人材でAI導入プロジェクトを進められるようになります。 |
| 社会 | 中小企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI導入の担い手が増え、情報セキュリティや情報倫理に配慮した健全なAI活用が広がることに貢献します。 |
『AI業務支援士 養成研修』について
この研修は、IT整備士協会の認定を受けた研修機関として、AISEE CONNECT株式会社が提供する『AI業務支援士』取得のための認定研修です。申込後すぐに受講を開始できるeラーニング形式で、自分のペースで学習を進めることができます。
研修の特長
本研修は、IT整備士協会の認定カリキュラムに準拠しており、研修を修了すれば資格取得の要件を満たすことができます。内容としては、プロンプト設計、カスタムAI(GPTs/Gem)の作成、業務自動化ワークフロー、RAG(検索拡張生成)活用判断など、AIを「業務プロセスに組み込む」ための実践的なスキルに重点を置いています。同時に、生成AI特有のハルシネーション(誤った情報の生成)、著作権、情報漏洩といったリスク管理についても、同じカリキュラム内で学ぶことができます。この研修の大きな特長は、「使えるAI」と「安全に使えるAI」を同時に習得できる点です。
カリキュラム構成(全4章25レッスン/約10時間)
カリキュラムは、IT整備士協会の認定シラバスに基づく以下の4章構成です。AI技術の基本的な理解から、実務での活用、業務プロセスへの実装、そしてリスク管理までを体系的に学習します。
| NO | レッスン名 |
|---|---|
| 【第1章】 | AI技術の理解(1.5時間/4レッスン) — AIの全体像と主要ツールの特性を把握 |
| 1 | AIが活用されている実務領域 |
| 2 | 分野別の様々なAIツールとその役割 |
| 3 | 主要なAIツールの特性比較(ChatGPT/Claude/Gemini/Copilot 等) |
| 4 | マルチモーダルAIについて |
| 【第2章】 | AIの実務活用(4.5時間/12レッスン) — 業務のアウトプットをAIで生み出す実装スキルを習得 |
| 5 | プロンプトエンジニアリング基礎 |
| 6 | 高度なプロンプトテクニック |
| 7 | AIを活用した調査・情報収集 |
| 8 | AIを活用したアイデア出し |
| 9 | AIを活用した文章作成 |
| 10 | AIを活用した文章要約〜理解 |
| 11 | AIによる内部ナレッジの活用(RAG) |
| 12 | AIを活用した資料作成 |
| 13 | AIを活用した表作成(表計算ソフトへの応用) |
| 14 | カスタムAIの作成と活用 |
| 15 | 画像生成AIの活用 |
| 16 | 動画生成AI・音声生成AIの活用 |
| 【第3章】 | AI業務フローの構築(3時間/5レッスン) — AIを業務プロセスに実装し、組織で成果を出す仕組みを学ぶ<AIワークフローの構築+導入マネジメント> |
| 17 | 生成AIによる業務自動化(基礎) |
| 18 | 生成AIによる業務自動化(応用) |
| 19 | ノーコードAIエージェントによるワークフロー |
| 20 | 業務プロセスの可視化とAI導入業務の定義づけ |
| 21 | 導入コストと教育コスト |
| 【第4章】 | リスク管理(1時間/4レッスン) — 法規・倫理・情報セキュリティを運用レベルで理解 |
| 22 | 情報セキュリティの基礎 |
| 23 | 著作権とAI |
| 24 | AIの商用利用 |
| 25 | 情報倫理 |
受講形式
| 形式 | 内容 |
|---|---|
| eラーニング | 個人・法人・団体いずれも受講可能。申込後すぐに受講開始できる、オンライン形式のプログラム。 |
| 集合研修 | 法人・団体向け(10名以上)。 |
受講料
| 区分 | 金額(税込) |
|---|---|
| 合計金額 | 39,600円 |
| 内訳:研修受講料 | 30,800円 |
| 内訳:認定試験の受験料・認証登録料 | 8,800円 |
※認定試験に関する費用は、養成研修の受講料に含まれています。
※年会費および資格の更新費用は発生しません。
【割引制度】
-
団体受験割引:2名以上の同時申込で10%OFF
-
学割:学生証の提示で25%OFF
-
その他プロモーションコード:育児休業中の方・60歳以上の方に向けた割引などを随時提供予定です。
特定非営利活動法人 IT整備士協会 コメント
特定非営利活動法人IT整備士協会の理事長である家喜信行氏は、次のようにコメントしています。「生成AIの急速な普及により、業務現場での実践力を客観的に証明する仕組みが求められています。『AI業務支援士』は、当協会が培ってきた認定制度の運営ノウハウと、AISEE CONNECT様の実務に基づいたAI教育ノウハウを組み合わせた、新しい時代に合った資格制度です。この資格が、日本企業のAI活用の実効性を高める一助となることを期待しています。」
本研修に関するお問い合わせ先
本研修に関するお問い合わせは、以下のフォームよりご連絡ください。
https://aiseeconnect.co.jp/contact


