石川建設、AIクラウド工程管理『PROCOLLA』を導入し現場のDXを推進

群馬県を拠点に80年以上の歴史を持つ総合建設業、石川建設株式会社が、AIクラウド工程管理ツール『PROCOLLA(プロコラ)』を導入しました。このツールは、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める株式会社Arentと大林組が共同で開発したものです。

『PROCOLLA』の導入は、現場監督が日々行う事務作業の負担を減らし、本来の重要な業務である「安全・品質管理」や、同社が大切にする「お客様との感動共有」に集中できる環境を作ることを目的としています。

石川建設、AIクラウド工程管理『PROCOLLA』を導入

導入の背景:伝統ある「現場主義」をデジタルで加速

石川建設では、「石川建設で良かった!」とお客様に感じてもらうことを目指し、ICT(情報通信技術)を使った生産性向上に力を入れています。特に、現場の経験が豊富な社員で構成された「建設DX推進部」を作り、現場の負担を直接的に軽くする取り組みを進めてきました。

これまで、同社ではExcelやCADを使って工程管理を行っていましたが、次のような課題がありました。

  • 工程を修正する際に、すべての線を一から引き直す手間がかかる。

  • 全体の工程表から、月ごとや週ごとの工程表を別に作る手間がある。

これらの課題を解決し、現場監督がより価値の高い仕事に集中できるよう、『PROCOLLA』の導入に至りました。

導入の決め手と期待される効果

『PROCOLLA』の導入により、石川建設では以下の効果が期待されています。

  • 「一度描けば、すべてが繋がる」データの連動性
    全体の工程表から必要な期間や作業内容を瞬時に抜き出し、「月間工程表」や「週間工程表」を作成できる点が評価されました。これにより、何度も同じ情報を入力する手間が省け、書き間違いを防ぎながら大幅な時間短縮が実現します。

  • 「同時編集」によるリアルタイムな技術伝承
    クラウド上で一つの工程表を共有し、複数人で同時に編集できるため、経験豊富な社員が若手社員の工程表にオンラインでアドバイスを送るなど、場所を問わない技術指導が可能になります。これにより、現場の経験や勘をデジタルで見える形にし、教育のスピードアップにつながります。

  • AI活用による「属人化」からの脱却と若手育成
    AIがサポートすることで、経験の少ない若手社員や文系出身の社員でも、早い段階で適切な工程表を作成できるようになります。これにより、特定の個人に頼ることなく、現場全体の力を高めることが期待されます。

PROCOLLAについて

『PROCOLLA』は、大林組と株式会社Arentが共同で開発した、建設現場向けのAIクラウド工程管理ツールです。Excelのような自由な操作感と、クラウドによるリアルタイムな情報共有やデータの一元管理を両立しています。「現場のやり方を変えない」という考えに基づいて設計されており、導入後すぐに誰でも使いこなせる高い操作性が特長です。

製品の詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。

石川建設の『PROCOLLA』導入に関する詳しいインタビュー記事も公開されています。

株式会社Arentについて

株式会社Arentは「暗黙知を民主化する」を目標に掲げ、建設業界のDXを推進している企業です。クライアント企業と共に課題を解決する「DX事業」と、自社で開発したSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)を提供する「プロダクト事業」の二つの柱で事業を展開しています。BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を直感的に扱えるRevit向けプラグイン「LightningBIM」シリーズの提供や、M&A(企業の合併・買収)を通じたグループの拡大により、建設業界が抱える構造的な問題を技術で解決しています。

会社名:株式会社Arent
所在地:東京都港区浜松町2-7-19 KDX浜松町ビル3階
代表者:代表取締役社長 鴨林 広軌
設立:2012年7月2日
資本金:12億8,653万6,388円
事業内容:建設・プラント業界向けDX支援、システム開発・販売
ウェブサイト:https://arent.co.jp/

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