evoltzが既存住宅耐震リノベーション事業部を新設、カナメイシと協業し「耐震+制振」で安心な住まいを提供
木造住宅用制振装置「evoltz(エヴォルツ)」の開発・製造・販売を行う株式会社evoltzは、2026年4月17日、既存の木造戸建て住宅の耐震性能を向上させる新組織「既存住宅耐震リノベーション事業部」を設立しました。

この事業部は、構造補強の専門家集団である株式会社カナメイシと協力し、耐震補強に「制振」の技術を組み合わせた、新しい耐震リノベーションを提供します。
新事業部設立の背景:日本の住宅ストックを「安心」へ
現在、日本の木造住宅の多くは、最新の耐震基準を満たしていないか、繰り返しの地震でダメージがたまっているという課題を抱えています。evoltzは、これまで新しい住宅を中心に33,000棟以上(2024年6月時点)に制振装置を提供してきました。
「今住んでいる家を、もっと安全に、長く住み続けられる場所にしたい」という多くの要望に応えるため、既存住宅に特化した専門の部署を立ち上げました。
「既存住宅耐震リノベーション事業部」の3つの提供価値
「耐震+制振」のハイブリッド補強
建物の強さを高める「耐震」に加え、地震の揺れそのものを吸収する「制振(evoltz)」を組み合わせることで、家屋の損傷を最小限に抑え、家具の転倒や繰り返しの余震から家族を守ります。
カナメイシ社との高度な技術協業

基礎や建物の構造に関する専門知識を持つカナメイシとの連携により、既存住宅の現状を科学的に分析します。これにより、一棟ごとに最適な補強箇所とevoltzの配置を計算し、精度の高い工事計画を実現します。
住みながらの工事や部分改修にも対応
大規模な建て替えではなく、リノベーションという選択肢を提案することで、環境への負担を減らし、費用効果の高い地震対策を実現します。
令和6年能登半島地震で見えた「制振」の真価
2024年1月に発生した能登半島地震では、被災エリアにevoltzが導入されていた573棟の建物すべてで、倒壊・全壊・半壊がありませんでした。この実績に裏付けられた「建物の寿命を延ばす技術」を、既存住宅のリノベーションに活用することで、日本の住環境における「地震被害を減らす」ための新しい基準を作ることが期待されます。
対応エリアと展開
対応可能エリアは東京エリアから順次拡大する予定です。詳細な診断依頼や、工務店からの提携に関する相談は、以下のウェブサイトで受け付けています。
-
株式会社カナメイシ公式サイト: https://www.kanameishi.co.jp
-
株式会社evoltz公式サイト: https://www.evoltz.com/
株式会社カナメイシ 会社概要
宮大工の家系出身の代表が「思い出の詰まった家を残したい」という思いから設立しました。「壊すしかなかった家に、もう一度、命を。」を会社の使命に掲げ、建て替えに代わる新しい選択肢として「耐震リノベーション」を提供しています。職人不足や個人の経験に頼りがちだった耐震補強を、事業の仕組み化とAI活用により効率化し、不明瞭だった費用をわかりやすくすることで、手の届きやすい価格を実現しました。evoltzとの提携により、確かなデータに基づいた高品質な耐震ソリューションを提供しています。経済的・時間的な負担を抑えながら、大切な家を受け継ぎ、被災後も「自宅で避難」できる安心を届けることで、既存住宅市場に新しい仕組みを構築しています。
-
社名: 株式会社カナメイシ
-
所在地: 東京都世田谷区玉川台二丁目2番7号
-
代表者: 代表取締役 上村 智大
-
事業内容: 木造住宅の耐震補強工事、リフォーム工事、建築設計・監理 他
株式会社evoltz 会社概要
自動車用ショックアブソーバーで培われた高度な技術力を持つドイツの世界的パーツメーカーBILSTEIN社に製造を委託し、evoltzが開発した木造住宅用制振装置「evoltz」を展開しています。震度1程度の小さな揺れから効果を発揮する独自の「バイリニア特性」により、住宅の資産価値と住む人の安心を長く守り続けます。
-
社名: 株式会社evoltz
-
所在地: 静岡県浜松市中央区高丘西二丁目3番6号
-
代表者: 代表取締役 渥美 幸久
-
事業内容: 制振装置「evoltz」の開発・製造・販売、既存住宅耐震リノベーション事業、他


