「現地に人が行かない」運用へ DJI Dock 3による無人ドローン運用の1週間検証パッケージを提供開始
「現地に人が行かない」運用へ DJI Dock 3による無人ドローン運用の1週間検証パッケージを提供開始
近年、インフラの老朽化や深刻な人手不足により、点検や巡回業務の効率化と安全確保が大きな課題となっています。特に、高所や災害現場のような危険な作業では、少ない人数で安全に業務を行う方法が求められています。
このような状況に対応するため、DJI正規ディーラーである株式会社drone supply&controlは、ドローンポート「DJI Dock 3」を使った遠隔・自動運用の導入を支援する「1週間検証パッケージ」の提供を開始しました。このパッケージを利用することで、実際の現場でドローンを使った無人運用がどれだけ効果的かを1週間かけて試すことができます。導入前のリスクを減らし、スムーズな意思決定を助けます。

無人ドローン運用「1週間検証パッケージ」とは
このサービスは、ドローンポート「DJI Dock 3」という機器と、クラウド上でドローンをまとめて管理するソフトウェア「DJI FlightHub 2」を組み合わせたものです。DJI Dock 3は現地でのドローンの離着陸、充電、格納を自動で行い、DJI FlightHub 2は遠く離れた場所からドローンを操作・管理する中心的な役割を果たします。この二つが連携することで、ドローンを完全に自動で動かすことが可能になります。
パッケージには、専門のスタッフが現地で機体を設置し、初期設定を行い、検証が終わった後の撤収までが含まれています。これにより、ドローンポートを使ったことがない方でも、安心して検証を始めることができます。また、検証期間中、現地に常に人がいる必要はなく、遠隔での運用を前提とした実践的な環境で効果を試すことができます。
パッケージ内容と価格
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DJI Dock 3とMatrice 4TDを1週間貸し出し
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専門スタッフによる現地でのセットアップ
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DJI FlightHub 2の運用サポート
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検証終了後の撤収
参考価格は税別450,000円からとなっています(派遣にかかる諸経費は別途必要です)。
サービス紹介ページはこちらです。
https://drosatsu.jp/pages/dji-dock3-poc-package
想定される活用シーン
このパッケージは、以下のような場面での活用が考えられます。
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定期巡回(設備や施設の状況確認など)
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遠隔監視(敷地やインフラの常時確認など)
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緊急時対応(災害やアラート発生時の即時確認など)
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熊被害対策(出没監視や定期巡回など)

遠隔自動化を支える仕組み
DJI FlightHub 2の役割
DJI FlightHub 2は、ドローンの遠隔操作、飛行の管理、データの確認をインターネット上で行えるクラウド型のシステムです。これを使うことで、作業員は現地に行かなくても、パソコンのブラウザから飛行ルートを設定したり、ミッション(任務)を管理したり、ドローンが送ってくる映像をリアルタイムで見たりすることができます。定期的な巡回や、緊急時にドローンを飛ばす指示も遠隔で行えます。
また、ドローンが撮影した映像やデータはクラウドに保存され、関係者間で共有したり、分析に使ったりすることも可能です。これにより、ドローンをただ飛ばすだけでなく、実際の業務に役立つ基盤として機能します。

ドローン運用の完全自動化
あらかじめ設定された飛行ルートに従い、ドローンはDockから自動で飛び立ちます。DJI FlightHub 2で管理されているミッション(任務)を実行し、撮影や点検を行った後、自動でDockに戻り、充電を行います。このように、一連の作業を人の手を借りずに行えることが、このシステムの最大の特徴です。これにより、これまで「現地に人が行く」必要があった業務を、「遠隔から管理する」運用へと変えることができます。

今後の展望
株式会社drone supply&controlは今後、ドローンポート「DJI Dock 3」をはじめとするドローンの遠隔・自動運用を社会に広めることを目指しています。インフラ点検、警備、測量などの分野を中心に、今回の検証パッケージで得られた知識をもとに、導入をサポートする体制を強化し、運用方法をまとめることで、企業や自治体がスムーズに無人運用へ移行できる環境を整えていきます。
さらに、クラウド管理システム「DJI FlightHub 2」との連携を軸に、遠隔での監視やデータの活用をより高度に進め、単にドローンを導入するだけでなく、「業務として使える運用基盤」を提供することを目指しています。ドローン活用を一過性のものにせず、長く使える運用モデルとして社会に定着させることで、人手不足の解消や現場の安全性向上といった社会の課題解決に貢献していくとのことです。


