MSIがJapan IT WeekでAI技術の全貌を公開 – 現場からデータセンターまでをカバー
MSIは、2026年4月8日から10日にかけて東京ビッグサイトで開催されたJapan IT Week 春 2026に出展し、「AIは現場からデータセンターへ」をテーマに、最新のAI技術とソリューションを紹介しました。

高性能エッジAIコンピューティング
MSIは、工場や現場など、データが生まれる場所でAIを活用するための高性能なコンピューターを展示しました。これらは、厳しい産業環境でも安定して動作するように作られています。
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EdgeXpert AI Supercomputer: NVIDIA GB10 Superchipを搭載し、重いAIの計算を現場で行うことができます。
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MS-C926: 限られたスペースにも設置しやすい、薄型の産業用PCです。
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MS-C932: 乗り物での使用を考えて作られた、車載用のボックスPCです。
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MS-C910E: コンパクトで様々な場所に設置できる、柔軟なEdge AIボックスです。
これらの製品を使ったデモンストレーションでは、お店のデジタルサイネージ、遠くからの機器の操作・管理、リアルタイムで学習する機械の目(マシンビジョン)、スマートパーキングでの物体の検出など、様々な活用例が示されました。
拡張性に優れたエンタープライズおよびAIインフラ
たくさんのデータを扱う作業や、大きな規模でのAIの導入のために、MSIは高性能なサーバーの仕組みを紹介しました。これにより、AIシステムを簡単に導入し、資源を効率良く使い、早く運用を開始できるようになります。
NVIDIA MGX™ Platforms:
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CG480-S5063 (4Uサイズ): デュアルIntel® Xeon® 6プロセッサーを搭載し、大規模言語モデル(LLM)の学習向けに、最大8基のNVIDIA RTX PRO 6000/4500 Blackwell Server Edition GPUをサポートします。
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CG290-S3063 (2Uサイズ): シングルソケットのIntel Xeon 6システムで、NVIDIA RTX PRO 4500 Blackwell Server Edition GPUを4基サポートし、AIの推論や現場でのAI展開に最適です。
ローカルAI開発:
- XpertStation WS300: NVIDIA DGX Station™の仕組みをベースにしており、GB300 Grace Blackwell Ultra Desktop Superchipを搭載しています。748GBという大容量のメモリを持つことで、データセンターと同じくらいの性能でAIモデルの学習、調整、実行を自分の場所で行うことができます。
モジュラー型エンタープライズサーバー(DC-MHS):
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CX270-S5062(-HE) (2Uサイズ): デュアルIntel Xeon 6サーバーで、DDR5 DIMMを32基、U.2 NVMeドライブを8台サポートし、仮想化や様々な作業に対応します。
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CX171-S4056 (1Uサイズ): 単一のAMD EPYC™ 9005プロセッサーを搭載し、DDR5 DIMMを24基、U.2 NVMeドライブを12台サポートします。
スマートモビリティと車載グレードソリューション
MSIは、ほこり、振動、極端な温度といった厳しい環境でも壊れにくい、信頼性の高い車載用の製品も紹介しました。
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堅牢なモビリティ: リアルタイムでデータを表示し、スマートな機械の安全な運転を助ける、丈夫なタブレットや電子式のサイドミラーを提供しています。
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次世代テレマティクス: 車載グレードのテレマティクスボックス(T-Box)は、4G LTE、Wi-Fi、Bluetooth、GNSSといった通信機能を一つにまとめ、リアルタイムでの監視や故障の予知・保守を実現します。
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ODMパートナーシップ: 次世代の車両管理システムやIoT対応機械のために、ハードウェアの設計からクラウドとの連携、そして長く製品を供給するまで、一貫したサポートを提供しています。
技術セミナー
MSIは、イベント期間中の4月8日午前11時から11時40分まで、西4ホールの特別セミナーエリアで技術セッションを開催しました。このセミナーでは、NVIDIA MGX Server、DGX Station、DGX Spark AI Supercomputerの最新情報について紹介されました。
詳しい情報については、以下のリンクをご覧ください。


