東北大学・熊本大学がオンライン講座「実践的量子ソリューション創出論」社会人受講生を募集開始
東北大学と熊本大学は、社会人を対象としたオンライン講座「実践的量子ソリューション創出論」を開講し、受講生の募集を開始しました。この講座は2026年4月から7月にかけて実施され、量子技術の社会実装について基礎から実践までを学ぶことができます。
講座の概要
「実践的量子ソリューション創出論」は、受講生が地域企業の課題を見つけ、分析し、量子技術を使った解決策を提案するまでを体験する実践的な講義です。量子技術や高度な数学の知識がなくても、初歩から学べるように構成されています。

この講座は、東北大学の全学部・全学年を対象とした産官学連携・問題解決型学習の講義として始まり、今年で3年目を迎えます。昨年度からは社会人受講生も対象となり、好評を得ています。今年度は熊本大学との合同講義として実施されます。
講座の特徴
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専門知識不要: 量子技術に関する知識や高度な数学がなくても、プログラミング(Python)から量子コンピューティングの利用方法まで、基礎から学べます。今年度は生成AIの活用もプログラムに含まれています。
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実践的な課題解決: 社会や企業が抱える実際の課題に取り組み、大学の最新研究を取り入れながら技術を学びます。グループワークでは、課題提供企業が持ち込む「答えの見えない」課題に対し、受講生が問いを立て、ソリューションを提案します。
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文部科学省認定プログラム: 職業実践力育成プログラム(文部科学省認定)のため、安心して受講できます。
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教育訓練給付制度: 教育訓練給付制度(※1)の認定講座であり、該当する方は講座修了後に受講料の一部が返還されます(東北大学版が対象、熊本大学版は現在申請中)。
講義形式と期間
講義は2026年4月から7月までの毎週水曜日18:00から行われます。オンラインで完結するため、仕事などの都合に合わせて受講が可能です。
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基礎編: YouTube Liveで講義と質疑応答が行われます(アーカイブ視聴も可能)。
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演習編: Discordを活用したグループワークで、実践的な課題に取り組みます。
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発表会: 課題に対するソリューションを発表します。


習得できるスキル
この講座を通じて、以下の知識やスキルを身につけることができます。
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量子アニーリングの基礎とプログラミング技能
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数理最適化および機械学習に関する基礎
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Pythonによるプログラミング技術
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量子アニーリングマシンの利用方法と実社会問題への応用
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社会課題のヒアリングおよび数理モデリング技能
修了者には、東北大学が発行するオープンバッジ(デジタル証書)が付与されます。また、修了後も研究を継続する場合、別途プラットフォームからの支援も行われます。過去には、実証実験を経てサービス化に向けて活動するグループや、研究を論文発表に繋げるグループなどの成果が出ています。
受講生のアプリギャラリーはこちらで確認できます。
https://altema.is.tohoku.ac.jp/q_universe/apps/
受講対象者
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量子コンピューティング技術について楽しく学びたい方
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最新技術を使って企業等の実課題に取り組みたい方
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量子技術を扱える人材として将来活躍したい方
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自身のステップアップとしてスキルを身につけたい方
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企業担当者として技術をキャッチアップしたい方
募集概要
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講座名: 東北大学・熊本大学 履修証明プログラム「実践的量子ソリューション創出論」
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講義予定日程: 2026年4月〜7月 毎週水曜日 18:00〜
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受講料: 10万円
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実施方法: オンライン完結
講座の詳細は以下のURLをご参照ください。
https://altema.is.tohoku.ac.jp/q_universe/q-solution/lecture/
ご興味のある方は、以下のフォームからお申し込みください。
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東北大学:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe-t4fOnLbl6QmBURWmwnle1Mp8B3vLqSQSPQGQ7h434fnpjg/viewform -
熊本大学:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfHW4DLVefDRnNGgWA6tK3h1pUF4Xo0ONUpbyTHajR2LLVbaA/viewform
(※1)教育訓練給付制度とは
厚生労働大臣が指定する講座を受講し、修了した際に、修了までに支払った学費の20%がハローワークから給付される制度です(ハローワークへの申請手続きが必要です)。


