九電ドローンサービスが「九電ドローンアカデミー」を開設、インフラ現場のノウハウでドローン人材を育成

九電ドローンサービス株式会社は、ドローンを扱う人材を育てるための新しいサービスとして「九電ドローンアカデミー」を始めることを発表しました。

九電ドローンサービスの現場技術が支える安心と実績のドローンスクール

このアカデミーの運営では、西部ガスホールディングス株式会社と西部ガステクノソリューション株式会社(合わせて西部ガスグループ)と協力することになりました。具体的には、講師の派遣などについて協力の約束を交わしています。

九電ドローンアカデミーの概要

「九電ドローンアカデミー」では、国が定める無人航空機操縦士の資格を取るための講習を行います。さらに、九電ドローンサービスが実際の仕事で身につけた技術や、現場での安全を守るための知識を学べる「QDS認定講習」も提供する予定です。また、ドローンの機体の販売など、ドローンに関する様々なサービスも展開していくとのことです。

開校と講習の詳細

  • 開校予定日:2026年4月1日

  • 講義内容:二等無人航空機操縦士講習(基本、目視内、昼間)

    • 学科:e-ラーニングで実施

    • 実地:実地講習会場で実施

  • 受講期間:1日から3日程度(受講するコースによります)

  • 実地講習会場

    • 一般会場:香春町会場(中津原集学校 体育館、福岡県田川郡香春町中津原812)

    • 九電・グループ会社関係会場:九州電力 社員研修所会場(体育館、福岡県福岡市城南区松山1丁目3-1)

予約受付と問い合わせは2026年3月6日から始まっています。詳しくは「九電ドローンアカデミー」のウェブサイトをご確認ください。

九電ドローンアカデミー

背景と連携の目的

電力やガスなどの社会を支える施設では、設備の老朽化や人手不足といった課題があります。これらの問題を解決するため、ドローンを使った点検や測量の必要性が高まっています。九電ドローンサービスは、九州電力株式会社のドローン業務グループがもとになり設立されました。2019年以降、電力インフラの現場で点検や測量、災害対応などで多くの実績を積んできました。

今回の西部ガスグループとの連携は、「九電ドローンアカデミー」において、西部ガスグループが持つドローン活用の技術や知識を活かし、講習の内容をより充実させ、スムーズな運営を行うことを目的としています。両社の強みを合わせることで、すぐに仕事で役立つ教育体制を作り、これから増えるドローンのニーズに応えられる人材を育てていく考えです。同時に、ドローンの活用を通じて、これまで解決が難しかった社会の課題にも貢献していくことを目指しています。

今後の展望

今後は、九州地方のインフラ企業にも協力を呼びかけ、現場の状況に合わせたドローン操縦者を育てる体制をさらに強化していく予定です。

九電ドローンサービス株式会社の代表取締役社長である本田健一氏は、電力インフラの現場で培った安全・安心を最優先する運用ノウハウを強みに、ドローンの利活用を進めてきたと述べています。また、2024年4月の分社化以降は、ロボットやAI解析を使った新しい点検サービスや自社開発ソフトの提供など、事業の範囲を広げているとのことです。新たに開設する九電ドローンアカデミーを通じて、人材育成にも力を入れ、西部ガスグループとの連携により、インフラ分野でのドローンの安全かつ適切な活用をさらに進め、安心で安全な社会の実現に貢献していきたいとしています。

×