eラーニングの「選べない」悩みをAIが解決、「まなびプレミアム」に新機能「AI教材サーチ」が登場
株式会社ライトワークスは、eラーニングプラットフォーム「CAREERSHIP」とeラーニングコンテンツを提供しており、その受け放題型eラーニング「まなびプレミアム」に新たな機能「AI教材サーチ」を正式に提供開始しました。
この新機能は、人工知能(AI)を活用し、受講者が抱える具体的な悩みから最も適切な教材を即座に探し出すものです。これにより、今まで「管理者が決めたものを学ぶ」という受け身の学習だったeラーニングが、「自分の課題を解決するためにAIに相談する」という積極的な学習へと変わることが期待されます。
「AI教材サーチ」が実現する新しい学び方
1. 実際の悩みから最適な教材をAIが提案
「AI教材サーチ」では、「部下とのコミュニケーションがうまくいかない」「会議をもっと活発にしたい」といった、仕事での具体的な困りごとをAIに伝えると、対話形式で最適な教材を見つけることができます。教材を探す手間を省き、AIが選んだ最大2件の教材の中から、受講者が迷わずに選びやすいように工夫されています。

2. 高い信頼性と正確さ
この機能は、企業での利用を想定し、信頼性を非常に重視しています。AIの回答は、搭載されている教材のテキスト内容に厳しく限定されており、AIが勝手に情報を生み出す「ハルシネーション(AIによる誤った情報の生成)」を防ぐ設計です。また、すべての教材を対象とした精度チェックを行い、AIが教材の内容を100%認識していることが確認されています。これにより、安心して「組織の知識」を頼れる環境が整えられています。
3. 学びが日常の一部に、そして実践に繋がる
仕事で困った時にすぐにAIに相談できる環境が用意されたことで、eラーニングを利用する際の心理的なハードルが大きく下がります。利用頻度が増えることで学習が日常の一部となり、ただ教材を終えるだけでなく、実際の仕事で役立つ、効果的な学びへと繋がることが期待されます。
開発の背景:受け身の学習から自ら選ぶ学習へ
多くの企業が社員の成長を目的としてeラーニングを取り入れていますが、「会社に言われたから受講する」といった受け身の姿勢が定着し、学習が形だけになってしまうことが課題となっていました。教材が増えれば増えるほど、「自分に必要なものが見つからない」という情報過多の状態になり、結果的にサービスが十分に活用されず、投資の効果が疑問視されることも少なくありませんでした。
ライトワークスは、この課題に対し、AIが「悩み」と「教材」を結びつける「知の翻訳機」となる「AI教材サーチ」を提供することで、受講者が自ら答えを探しに行く「能動的な学習」への転換を目指し、学びを組織に根付かせたいと考えています。
社内テストでの成果
先行して行われた社内での検証では、64名の利用者が320件の検索を行い、「部下育成・マネジメント系」に関する相談が最も多く寄せられました。これは、リーダー層が抱える言葉にしにくい悩みが「AI教材サーチ」によって引き出され、具体的な学習へと繋がったことを示しています。テスト期間中に重大な誤回答は発生せず、実務での高い安全性が確認されています。
今後の展望
ライトワークスは今後、学習管理システム(LMS)「CAREERSHIP」とのデータ連携も視野に入れ、組織が求めるスキルに合わせて、さらに高度な機能の実装を検討していく予定です。テクノロジーの力で、個人の成長が組織全体の成長に直結するような、自律的に学ぶ組織づくりを支援していくとしています。
ライトワークスは、最新のICTと独自の教育手法を使い、学習管理システム「CAREERSHIP」やeラーニング教材、人材育成コンサルティングなどを提供しています。
LMS売上高連続No.1(2023年、2024年、2025年見込み)に関する出典は、デロイト トーマツ ミック経済研究所「法人向け配信/OVP・eラーニングプラットフォームソリューション市場動向 2025年度版」(2025年11月)です。


