AIクラウド工程管理『PROCOLLA』、工程表の「印刷最適化技術」で特許を取得

PROCOLLAが工程表印刷の課題を解決する新技術で特許取得

株式会社Arentは、AIクラウド工程管理システム『PROCOLLA(プロコラ)』において、工程表を印刷する際のテキスト配置を自動で最適化する技術の特許(特許第7818668号)を取得したことを発表しました。

PROCOLLA 特許取得のお知らせ

建設現場の「紙の工程表」が抱える非効率を解消

建設現場では、デジタル化が進んでいる一方で、協力会社との打ち合わせや現場での掲示用として、今も「紙の工程表」が重要な役割を担っています。しかし、これまでのシステムでは、工程表を印刷する際に文字が重なって読みにくくなったり、データがない空白期間が紙面の多くを占めてしまったりすることがよくありました。そのため、印刷のためだけに手作業でレイアウトを調整する手間が発生し、現場の大きな負担となっていました。

PROCOLLAの開発では、多くの現場ヒアリングが行われ、現場監督が直面するこうした細かなストレスを一つずつ解消することを目指し、プロダクトへの反映が進められてきました。今回の特許取得は、アナログとデジタルの橋渡しとなる「印刷」の工程においても、徹底した効率化を追求した結果と言えます。

特許技術の主なポイント

今回取得された特許(特許第7818668号)は、工程表を印刷する際に、システムが自動でレイアウトを判断し、最適な状態に調整する技術です。主なポイントは以下の通りです。

  • 文字位置の自動最適化
    印刷時に文字の重なりを自動で検知し、フォントサイズを小さくすることなく、読みやすい位置に文字を再配置します。

  • 作業タスクとの紐づけ維持
    文字の配置が変わっても、どの文字がどの作業(工程線)に関するものか、その関係性が明確に保たれます。

  • 空白期間の自動カット
    データが存在しない期間をシステムが自動で判断して表示しないようにすることで、限られた紙面を最大限に有効活用できます。

PROCOLLA(プロコラ)とは

『PROCOLLA』は、現場監督が担当する多様な業務(品質、コスト、工程、安全、環境の5つの管理項目「QCDSE」)を支援することを目指した、現場支援型のAIクラウド工程管理システムです。株式会社大林組の豊富な実務経験と、株式会社Arentの技術力が融合することで、直感的な操作と高度なAI支援機能の両方が実現しました。現在は大林組の現場だけでなく、複数の建設会社での導入が進められており、建設業界の新たな標準となることを目指して展開を加速しています。

株式会社Arentについて

株式会社Arentは、「暗黙知を民主化する」をミッションに掲げ、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する企業です。顧客企業と共に課題解決に取り組む「DX事業」と、自社で開発したSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)を展開する「プロダクト事業」の二つの柱で事業を進めています。Revit向けプラグイン群「LightningBIM」シリーズをはじめ、近年はM&Aを通じて複数の製品シリーズをグループに加えるなど、テクノロジーの力で建設業界が抱える構造的な課題の解決に取り組んでいます。

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