カスタマークラウド、官公庁向けに閉鎖型AI環境「ローカルLLM」の提供を開始

カスタマークラウド株式会社は、官公庁向けの閉鎖型AI環境「ローカルLLM」の提供を開始しました。

オフィスの様子

このシステムは、外部との接続を必要としないため、国家安全保障や住民情報といった機密性の高いデータを扱う行政機関でも、安心して人工知能(AI)を活用できるようになります。情報漏えいのリスクを極力減らし、厳格な情報管理が求められる環境に対応しています。

官公庁向け「ローカルLLM」の特長

「ローカルLLM」は、完全に閉鎖されたシステムとして設計されています。これにより、高度な機密情報を安全に管理できる基盤を提供します。また、このサービスには、過去の国家プロジェクトで得られた技術と運用のノウハウが盛り込まれています。データの所有権を行政機関が持つことを前提に、内部での管理体制、アクセス制限、利用記録の監査など、情報管理に必要な仕組みが総合的に設計されています。

このシステムの導入により、以下のような効果が期待されます。

  • 高度機密情報の安全管理: 外部接続がないため、情報漏えいのリスクを最小限に抑えられます。

  • 行政業務の効率化: AIを活用することで、これまで時間のかかっていた業務をよりスムーズに進められます。

  • 内部統制強化と監査対応: 厳格な管理体制により、情報管理の透明性が高まり、監査にも対応しやすくなります。

今後の展開

カスタマークラウドは、この「ローカルLLM」を、将来的には地方自治体や海外の政府機関にも広げていくことを考えています。さらに、日本のAI基盤を強化する国家的な構想にも協力していく方針です。

2026年を「第二創業元年」と位置づけ、AGI駆動開発を推進

カスタマークラウドは2026年を「第二創業元年」とし、AIが自ら開発・運用・改善を行う「AGI駆動開発(AIネーティブ開発)」を事業の中心に据えています。この取り組みを通じて、社会のインフラに新しい価値を提供し、日本から世界へ挑戦するAIスタートアップを目指しています。

同社の代表取締役社長である木下寛士氏の年頭所感はこちらから視聴できます。
https://youtu.be/oJFX0KWo15I?si=d8rRQGLSp4X2xZa

また、AIアバターによる新年メッセージの特設ページも公開されています。
https://www.customercloud.co.jp/event/aiavatargen/newyear2026/campaign/

渋谷から世界へ 「第2のビットバレー構想」

カスタマークラウドは、東京・渋谷を拠点に「第2のビットバレー構想 / Bit Valley 2.0」を進めています。これは、AI産業のさまざまな要素を渋谷に集め、日本のAI産業をさらに発展させ、世界に通用するAI社会の基盤を作ることを目指すものです。

同社は、AIの生産工場となる「AI Dreams Factory」や、AGI駆動開発の技術、複数の事業をまとめる「CC 連結経営」、AIを活用したメディア事業などを統合し、国際的なAIコミュニティとも連携しています。これにより、日本だけでなく、世界のAI市場に向けた新しいAIエコシステムを渋谷から作り出すことを目指しています。

グローバルパートナーシップとイベント

カスタマークラウドは、世界最大級のAI基盤を提供するBytePlusの公式パートナーとして、日本でのAIクラウドインフラの展開を支援しています。さらに、900万人規模のAIコミュニティ「WaytoAGI」との協力や、国内の大きなAIコミュニティへの支援を通じて、日本、アメリカ、中国を含む国際的なAI人材や企業が集まる場所としての役割を強化しています。

世界中のAIクリエイターや開発者が集うイベント「Global Video Hackathon」も開催されています。

イベント会場での集合写真

GLOBAL VIDEO HACKATHONセミナー告知

GLOBAL VIDEO HACKATHONスポンサーロゴ

このイベントは、BytePlusや次世代AI開発環境TRAE、世界最大級AIコミュニティWaytoAGIと連携し、最先端のAI動画生成API「Seedance」を使って新しい映像表現に挑戦する国際的なAI映像ハッカソンです。

代表取締役社長 木下寛士氏のコメント

カスタマークラウドの代表取締役社長である木下寛士氏は、「カスタマークラウドは、第2のビットバレーの“震源地”になります。」とコメントしています。

ビジネスイベントでのプレゼンテーション

日本には世界で活躍できる才能がたくさんいますが、それらをつなぎ合わせる「器」がこれまで足りませんでした。同社は、AI生産工場、AGI技術、連結経営、そしてBytePlusのようなグローバルな基盤を組み合わせることで、日本のAI産業を「面として再構築する」ことに挑戦しています。渋谷を起点に、日本のAI産業は再び「面白い時代」に入るとし、カスタマークラウドがそのきっかけとなるとしています。

カスタマークラウド株式会社について

カスタマークラウド株式会社は、AIが自律的に開発・運用・改善を行う「AGI駆動開発」を核とするAIプラットフォーム企業です。2026年を「第二創業」と位置づけ、技術をリードするスタートアップから、世界のAI企業へと成長することを目指しています。

会社概要

主な実績

  • 日本を代表する自動車メーカーや通信会社へのAI/DX支援

  • BytePlus公式パートナーとしてAIクラウドの日本展開を推進

  • AI生産工場「AI Dreams Factory」の展開開始

  • 「CUSTOMER CLOUD Global Video Hackathon」の主催、WaytoAGI(900万人コミュニティ)のスポンサー

  • スタートアップ企業、自治体、大企業へのAI導入設計を多数実施

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