イーアイアイ、AI火災検知システム「SparkEye®」で「インフラメンテナンス大賞」特別賞(環境省)を受賞
イーアイアイの「SparkEye®」がインフラメンテナンス大賞「特別賞(環境省)」を受賞
株式会社イーアイアイは、AI火災検知システム「SparkEye®」がリチウムイオン電池(LiB)による火災対策として高く評価され、第9回「インフラメンテナンス大賞」において「特別賞(環境省)」を受賞しました。
インフラメンテナンス大賞とは
インフラメンテナンス大賞は、社会の基盤となる施設の維持管理(メンテナンス)において、特に優れた取り組みや技術開発を表彰する制度です。良い事例を広く紹介することで、さまざまな組織や研究者の活動を促し、メンテナンス分野の発展と理解を深めることを目指しています。
第9回は、令和7年5月14日から同年7月16日までの期間に募集が行われ、332件の応募がありました。有識者による選考委員会での審査の結果、環境分野では環境大臣賞1件と環境省関連の特別賞1件が選ばれました。
表彰式は令和8年1月21日(水)に中央合同庁舎3号館(国土交通省)で開催される予定です。

AI火花検知システム「SparkEye®」の役割
廃棄物処理施設やリサイクル工場では、リチウムイオン電池(LiB)が混ざることで火災事故が頻繁に発生しています。このような火災を早く見つけ、被害が広がらないようにすることが、重要な課題となっています。
「SparkEye®」は、カメラの映像をAIが解析し、火花や火炎を自動で検知するシステムです。最短0.05秒という速さで火災の兆候を捉え、警報を出したり、自動で水をまく設備と連携したりすることで、火災の発生や延焼のリスクを減らす手助けをします。ガラスやアクリルの向こう側にも設置できるため、火災の危険が高い破砕機(ものを砕く機械)の周りやベルトコンベアの上など、さまざまな場所での監視に利用できます。
また、検知したデータ(検知時の画像、日時、検知の開始・終了時刻など)を見やすく表示できるため、現場での原因分析や再発防止にも活用されています。これまでに、全国の民間企業や自治体の廃棄物処理施設を中心に、40台以上の導入実績があり、導入された場所での延焼リスクの低減に貢献しています。

システム構成
「SparkEye®」のシステムは、AIカメラで監視エリアの映像を取り込み、AI火花検知ユニットで画像を処理します。検知された情報はモニターで確認でき、警報器や散水設備と連携して、火災の発生時に迅速な対応を可能にします。

検知事例
破砕機、コンベア、ごみピットなど、廃棄物処理の主要な場所で「SparkEye®」がどのように火花を検知し、安全に貢献しているかの例が紹介されています。
火花・煙に対応した2種類の火災検知ソリューション
イーアイアイは、「SparkEye®」(火花・火炎検知)に加えて、煙の検知に対応する「SmokeScanner®」も提供しています。監視する場所や火災の特徴に合わせて、最適なシステムを選ぶことができます。
| 製品 | SparkEye (AI火花検知システム) | SmokeScanner (AI煙検知システム) |
|---|---|---|
| 検知対象 | 火花、火 | 煙 |
| 推奨監視場所 | 破砕機、ベルトコンベア、ごみピット(投入口)など | ごみピット(全体)、ヤードなど |
| カメラ最大接続数 | 標準:1~2台、オプション:3台以上、最大:10台以上 | 標準:1~4台、オプション:5台以上、最大:10台以上 |
今後の技術開発と普及拡大
イーアイアイは、AI火災検知の運用をさらに進化させるため、「SaaS型AI火災検知プラットフォーム」の開発を進めています。このプラットフォームは、日本全国の拠点に導入された「SparkEye®」と「SmokeScanner®」の運用経験を活かし、遠く離れた場所からでも各拠点の状況を確認したり、設定を変えたりできるSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型として、2026年内の発売を目指しています。
このプラットフォームは、いつでもどこからでも各拠点の状況を見ることができ、監視カメラの設定や検知状況、感度調整なども遠隔で行えるようになるでしょう。また、アカウントごとに権限を設定できるため、担当者による管理がしやすくなります。遠隔通知システムと現場のパトライトや散水設備との連携も容易になる計画です。
LiB火災対策として「SparkEye®」や「SmokeScanner®」などのAI火災検知システムの導入を検討する際には、環境省や地方自治体によるさまざまな補助制度が活用できる場合があります。イーアイアイは、対象となる制度や申請に必要な条件に応じた活用方法を提案しています。
参考価格
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SparkEye®:定価490万円(AIカメラ2台)※工事費別途
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SmokeScanner®:定価820万円(AIカメラ4台)※工事費別途
関連リンク
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環境省報道発表:第9回「インフラメンテナンス大賞」の受賞者決定について
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SparkEye:https://www.sparkeye.net/
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SmokeScanner:https://smokescanner.swm-eii.com/
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環境省LiBパートナー:https://lithium.env.go.jp/recycle/waste/lithium_1/partner.htm
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株式会社イーアイアイ:https://eii-net.co.jp
株式会社イーアイアイについて
株式会社イーアイアイは、2018年に設立された研究開発型のスタートアップ企業です。AI、IoT、ロボット技術、ビッグデータなどの最先端技術を活用し、環境・エネルギー分野の現場が抱える具体的な課題を解決するシステムソリューションの企画、設計、開発に取り組むディープテック企業です。


