カサナレ株式会社、日本マイクロソフト「Columbus DAY」で建設業界の生成AI活用事例を講演

カサナレ株式会社は、2026年4月17日に日本マイクロソフト株式会社が開催した「生成AI事業化支援プログラム」参加パートナー企業向けのイベント「Columbus DAY」に登壇しました。このイベントは「建設業界における生成AI活用特集」と題され、カサナレ株式会社はパートナーセッションで講演を行いました。

日本マイクロソフト「生成AI事業化支援プログラム」参加パートナー企業様向け Columbus DAY パートナーセッション

RAG評価の実践とデータに基づいた改善方法

講演では、RAG(Retrieval-Augmented Generation)評価の実践的なアプローチと、データに基づいた継続的な改善方法について説明がありました。RAGは、大規模言語モデル(LLM)の回答精度を高めるために企業で広く使われています。しかし、RAGの仕組みは複雑なため、精度が下がったときに原因を見つけにくいという課題がありました。

この課題を解決するのが、LLM OpsにおけるRAGトレースです。これは、AIが質問を処理し、情報を探し、回答を作り出すまでのすべての段階(ステップ)での入力と出力を記録し、見えるようにする技術です。これにより、どの段階で問題が起きているのかを具体的に特定し、データに基づいて継続的に改善していくことが可能になります。

また、RAGの評価方法としては、実際に使う人の意見(ユーザーフィードバック)と、AI自身が評価する(LLM-as-a-Judge)方法を組み合わせるのが効果的とされています。限られたユーザーの意見と、AIによる自動チェックを一緒に使うことで、高い精度を保ちながら、長く続けられる改善のサイクルを作ることができます。

日本マイクロソフトの「生成AI事業化支援プログラム」

カサナレ株式会社が登壇したイベント「Columbus DAY」は、日本マイクロソフトが提供する「生成AI事業化支援プログラム」の一環として開催されました。このプログラムは、生成AIの事業化を支援することを目的としています。
プログラムの詳細については、以下のリンクをご覧ください。
日本マイクロソフト「生成AI事業化支援プログラム」

「Kasanare AI Studio」について

カサナレ株式会社は、エンタープライズ向けの生成AIプラットフォーム「Kasanare」と同じ機能を、より手軽に利用できるようにした「Kasanare AI Studio」を提供しています。これは、「Microsoft Marketplace」や「Microsoft Azure Portal」を通じて利用できるソリューションです。

Kasanare AI Studioのメリット

「Kasanare AI Studio」には、主に3つのメリットがあります。

  • Microsoft Marketplaceや既存のAzureサブスクリプションから簡単に申し込み・導入できるため、契約や環境を整える際の最初のハードルが低くなります。

  • Azure OpenAIやさまざまなデータ保存場所、ネットワーク設定などと組み合わせることで、それぞれの会社のルールに合った安全な生成AIの基盤を作ることができます。

  • Marketplaceで提供される標準的な構成から始めることで、試験的な導入(PoC)から本格的な運用までを見据えたシステムの設計がしやすくなり、大規模な生成AI活用が可能になります。

「Kasanare AI Studio」のMicrosoft Marketplace版は、以下のURLから確認できます。
Microsoft Marketplace版 Kasanare AI Studio
Microsoft Azure Portal版については、カサナレ株式会社へお問い合わせください。

カサナレ株式会社について

カサナレ株式会社のビジョンと実績

カサナレ株式会社は、「現場から未来をつくる」という目標を掲げ、企業の持つ知識や技術を継続的な競争力に変えることを目指すスタートアップ企業です。独自のフィードバックシステムにより、AIの精度が自動で向上する「自己進化型」の仕組みを実現しています。さらに、複数のAIが協力して動くための基盤を作り、多くの企業で導入実績を増やしています。

同社は、2025年には『Forbes JAPAN’s AI 50』や『Japan Financial Innovation Award』に選ばれるなど、注目されるスタートアップとして高い評価を受けています。

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