「3D.Core」に工場設備の干渉チェックとウォークスルー機能が追加、デジタルツインで現場確認を効率化

「3D.Core」に工場設備の干渉チェックとウォークスルー機能が追加

3Dデータの処理を得意とするbestat株式会社は、同社が提供する「3D.Core」のデジタルツインビューワー(業務用パソコン向けアプリ)に、新たな機能として「干渉チェック機能」と「ウォークスルー機能」を追加しました。

これにより、工場の設備配置の検討や、機材を運び入れたり据え付けたりする計画を、パソコン画面に映し出されたリアルな3D空間で手軽に確認できるようになります。

新機能追加の背景

工場やプラントで設備の配置を計画したり変更したりする際、機材が運び込めるか、設置した後に別の機材とぶつからないか、作業者の動きに無理がないかといった確認は、これまでの図面や静止画だけでは直感的に把握しにくいという課題がありました。そのため、実際に現場で確認し直したり、計画をやり直したりするケースが少なくありませんでした。

bestat株式会社は、3Dデータを活用したデジタルツインによって「現場に足を運ばなくても状況を把握できる」環境の実現を目指しており、今回の「干渉チェック」機能と「ウォークスルー」機能はその取り組みの一環として開発されました。

新機能の概要

1. 干渉チェック機能

この機能を使うと、機材を運び込めるかどうかの確認から、設置した後に他の機材と重ならないかまでを、3D空間でまとめて確認できます。これにより、実際に現場で作業するまで気づかなかった機材同士の衝突などのミスを、事前に防ぐことができます。

干渉している場所はビューワー上で色分けして表示されるため、問題のある箇所をすぐに見て把握できます。

干渉チェック機能のイメージ

<活用例>

  • 新しい機材を導入する際の運び込みルートの検討

  • 設備の配置を変えるときの機材同士の衝突確認

  • 設計の段階で配置のミスがないかの確認

干渉チェック機能の視点切り替えイメージ

2. ウォークスルー機能

図面だけでは分かりにくい空間の広さや通路の狭さを、まるで現場にいるかのような感覚で体験できるため、配置計画のやり直しを減らせます。パソコン上で操作でき、壁や機材などの障害物にぶつかるかどうかを判断する機能が備わっているため、実際の空間と同じように「通れるか・通れないか」を確認できます。

<活用例>

  • 配置計画のシミュレーション後、作業者の動線やスペースの確認

  • 図面だけでは伝わりにくい空間の広さや高さの把握

  • 工場管理者が離れた場所から現場の状況を確認

bestat株式会社は今後も「3D.Core」の機能を充実させ、工場におけるデジタルツインの活用をより身近なものにしていくとしています。自動化やロボット化が進む製造現場において、3Dデータを基点としたデジタル化を加速させることを支援していくとのことです。

3D.Coreについて

「3D.Core」は、東京大学松尾研究室から生まれたbestat株式会社が開発する、産業向けの3Dデータ活用クラウドサービスです。写真や動画、点群データ、360度動画など、現実の空間で取得されたさまざまなデータを高い精度で3D化し、データの取得から生成、処理、活用までを一貫してサポートします。

製造業を中心に75社以上で導入されており、デジタルツインの構築、生産技術、設備保全・点検、配置計画の検討などの業務で利用されています。これにより、現場で得られたリアルな情報をデジタル上で扱える3Dデータに変換して活用を支援し、日々の業務の中で現実世界とデジタル世界をつなぎます。

サービス詳細はこちらから確認できます。

bestat株式会社

  • 会社名:bestat株式会社

  • 代表者:代表取締役 松田 尚子

  • 設立:2018年

  • 所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル 507

  • 事業内容

    • 3Dデータの取得・生成・活用クラウドサービス『3D.Core』シリーズの提供

    • 3Dデータ処理API提供

    • デジタルツイン構築

    • 3Dデータ・3D CAD活用にまつわる業務のAIエージェント開発

  • URLhttps://bestat-data.com/

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