世界最軽量の測量機器「SOKKIA SET-M1シリーズ」と新型リモコン「RC-PR6」が新登場
株式会社トプコンは2026年4月8日、SOKKIAブランドの新型モータードライブトータルステーション『SET-M1シリーズ』と、機能を大幅に拡張したリモートコントロールシステム『RC-PR6』の発売を発表しました。これらの製品は、測量・建設業界における人手不足やICT施工の普及といった課題に対応し、現場作業の効率化と成果物の高品質化を目指します。

独自の技術で測量作業を革新
SOKKIA『SET-M1シリーズ』の主な特長
『SET-M1シリーズ』は、測量現場のニーズに応えるための様々な工夫が凝らされています。
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独自の駆動技術「Silky Drive」: 新開発のブラシレスDCモーターと独自の制御技術により、滑らかで高速な回転と高い追尾性能を実現しています。これにより、急な動きにも確実に追従し、迅速かつ効率的な測量作業が可能になります。
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世界最軽量・クラス最小ボディ: モータードライブトータルステーションとして、2026年4月現在、世界最軽量かつクラス最小のコンパクトなボディが実現されています。これにより、狭い現場や山間部でも安全かつスムーズな持ち運びや設置ができ、高い機動性を発揮します。
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新しいユーザーインターフェース: 大画面ディスプレイと新しいユーザーインターフェースにより、測定値や機器の状態をすぐに確認できます。直感的に扱える操作性を目指しています。
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新開発オンボードソフトウェア『プロサーベイヤー3D On Board』に対応: 測量用データコレクターアプリケーションの実績を持つ『プロサーベイヤー3D』がオンボード化されました。『SET-M1シリーズ』の大画面ディスプレイを活かし、ボタンや文字を大きく表示し、マップ表示にも対応。「迷わず」「見やすい」画面デザインとユーザーインターフェースが実現されています。このソフトウェアは永久ライセンスのため、サブスクリプション契約なしで継続利用できます(使用開始2年目以降のバージョンアップには別途メンテナンスライセンスが必要です)。
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デュアルバッテリーによる長時間稼働: バッテリーを2個搭載することで、自動追尾・自動視準での連続使用時間が従来の約2倍となる8時間に延長されました。また、電源を入れたままバッテリー交換ができるため、作業を中断せずに運用できます。
リモートコントロールシステム『RC-PR6』の主な特長
『SET-M1シリーズ』と連携する『RC-PR6』は、ワンマン観測の効率をさらに高めます。
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水平360°上下±30°のサーチ光: 『RC-PR6』は、水平方向360°、上下方向±30°にサーチ光を射出できるため、本体の向きを気にせずに素早く振り向いて視準できます。プリズムを見失った場合でもすぐに再捕捉が可能で、作業の中断を防ぎます。周囲に反射物がある環境では、サーチ光を一方向に絞ることで、より確実に再捕捉できます(この場合は『RC-PR6』を『SET-M1シリーズ』に向ける必要があります)。
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識別IDによる確実な振り向き: 現場に誤った視準の原因となる反射物がある場合でも、『RC-PR6』のID認識機能により正しいプリズムを識別し、誤視準を防ぎます。
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長距離・高効率なワンマン観測: 最大300mの遠隔操作と確実な追尾性能により、長距離でのワンマン観測が可能です。これにより、機器の設置場所を変更する回数を減らし、作業効率を大幅に向上させることが期待されます。

発売時期と価格
これらの新製品は2026年4月8日より発売されます。
国内標準価格(消費税込み)
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SET-M1シリーズ
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自動追尾モデル SET-M11T (測角精度1”):6,765,000円
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自動追尾モデル SET-M13T (測角精度3”):5,720,000円
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自動追尾モデル SET-M15T (測角精度5”):5,390,000円
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自動視準モデル SET-M13 (測角精度3”):4,180,000円
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自動視準モデル SET-M15 (測角精度5”):3,850,000円
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プロサーベイヤー3D On Board (オプション 『SET-M1シリーズ』専用)
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永久ライセンス:165,000円
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メンテナンスライセンス:55,000円
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RC-PR6 (オプション『SET-M1シリーズ』専用)
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基本セット:759,000円
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ピンポールタイプ:1,221,000円
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ポールタイプ:1,216,600円
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株式会社トプコンは、今後も建設現場のニーズに柔軟に対応し、ICTを活用した働き方改革や生産性向上を通じて、建設現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)に貢献していく方針です。


