Qlean Datasetが「日本の地域の祭り画像データセット」の提供を開始
「日本の地域の祭り画像データセット」提供開始の背景
Visual Bank株式会社は、子会社である株式会社アマナイメージズを通じて、AI学習用データソリューション「Qlean Dataset(キュリンデータセット)」を展開しています。このたび、「日本の地域の祭り画像データセット」の提供が始まりました。このデータセットは、物の形を認識したり、場面の状況を理解したりする「コンピュータビジョン」というAI技術や、画像から言葉の意味を読み取る「マルチモーダルAI」の研究開発をサポートすることを目的としています。

データセットの内容と特徴
このデータセットには、日本各地で受け継がれている伝統的な祭りの写真が収められています。踊りや行列、山車(だし)、神輿(みこし)といった、祭りならではの動きのあるものや特徴的な構造物を捉えた画像が中心です。
昼間の明るい場所での演舞から、提灯や照明に照らされた夜の祭りまで、さまざまな明るさの環境で撮影された画像が含まれています。これにより、多様な状況下で写真の中から特定のものを探し出したり、その特徴を識別したりする技術の検証に役立ちます。
祭りに集まる多くの人々の様子や、複雑な飾り付けがされた山車の細かい部分など、日本の地域文化に特有の視覚的な要素が網羅されています。これらの画像に加えて、それぞれの画像に関する情報(メタ情報)も提供されるため、より高度な分析が可能になります。
データセットのサンプル画像




データセットの詳細は以下のリンクから確認できます。
日本の地域の祭り画像データセット サンプル詳細
想定される活用例
このデータセットは、「AIデータレシピ」というAI開発用のオリジナルデータの一つとして提供されます。文化財のデジタル記録(アーカイブ化)から、自動で走るロボットの認識精度を高めることまで、幅広い開発段階での利用が考えられています。
研究用途
- 文化遺産認識やデジタルアーカイブ化技術の研究
日本の祭り文化に見られる衣装や山車、神輿といった独特の物体をAIで識別するモデルの作成や、歴史的な風景に自動でタグ付けする仕組みの検証に活用できます。
産業用途
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自律走行ロボットやドローンの障害物検知開発
祭りの混雑した場所や夜間の複雑な光の中で、AIが人や構造物を正確に認識するための学習データとして利用できます。 -
インバウンド向け観光ガイドAIの画像解析機能開発
スマートフォンのカメラで撮影した祭りの風景から、開催地や祭りの種類を特定し、関連情報を案内するAIの精度向上に役立ちます。
社会実装
- 公共セクターにおける人流解析や警備シミュレーションの高度化
大規模な祭りでの人の密度や動きを予測するAIモデルの検証データとして、公共空間の安全性を高めるためのシステム開発に活用できます。
『Qlean Dataset(キュリンデータセット)』について
『Qlean Dataset』は、Visual Bankの子会社である株式会社アマナイメージズが提供する、AI学習用のデータソリューションです。画像、動画、音声、3D、テキストといった様々な形式のデータに対応し、研究目的でも商業目的でも安心して使える環境が整っています。

国内外のデータ提供者やメディアと協力し、「AIデータレシピ」という業界に特化した最新のデータラインナップを常に増やしています。これにより、AI開発現場でのデータ集めや準備にかかる手間を減らし、著作権などの権利問題をクリアした、法的なリスクのないAI開発を支援しています。

Visual Bank株式会社について
Visual Bank株式会社は、「あらゆるデータの可能性を解き放つ」を目標に掲げ、AI開発力を高めるための次世代データインフラを構築・提供するスタートアップ企業です。漫画家を支援するAI補助ツール『THE PEN』の提供や、AI学習用データセット開発サービス『Qlean Dataset』を提供する株式会社アマナイメージズを子会社としています。
Visual Bankは、国の研究開発プログラム「GENIAC」にも選ばれており、AI技術の社会での活用をさらに進めるための取り組みを進めています。


