SaaSの限界を打破!現場主導のシステム開発「Fit SaaF」を広島クラウド研究所が提唱

SaaS導入の課題と「Fit SaaF」の登場

多くの企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるため、SaaS(サース)と呼ばれるクラウドサービスが使われています。しかし、標準化されたSaaSに会社の業務を無理に合わせることで、かえって現場のスタッフが手作業を増やしたり、二重入力したりと、不便を感じるケースが多くありました。

このような「経営層が求める標準化」と「現場が求める効率化」の間に生まれるズレを解決するため、広島クラウド研究所は、現場の業務に合わせて専用のシステムを作る「Fit SaaF(フィット・サーフ)」という新しい考え方を提案し、その支援を本格的に始めています。

SaaSとFit SaaFの比較イメージ

「Fit SaaF」は、新しいパッケージ製品を売るのではなく、お客様の独自の仕事の流れに合わせて、システムをゼロから作る「専用開発」のアプローチです。

「Fit SaaF」が大切にする3つの考え方

広島クラウド研究所が提唱する「Fit SaaF」には、次の3つの大切な考え方があります。

1. 現場の「最強の武器」をゼロから作る

多くの人に合うように作られたSaaSとは違い、「Fit SaaF」では、会社の特別な顧客対応や複雑な生産・流通の仕組みなど、現場の持つ「生きた知恵」をそのままIT(情報技術)で形にします。現場で本当に役立つ、専用のシステムをゼロから開発することにこだわります。

2. クラウド・サーバーレスでコストを抑える

「一からシステムを作ると、お金がたくさんかかって、管理も大変」という昔の考え方は、今のWeb技術によって変わりました。
広島クラウド研究所では、AWS(Amazon Web Services)というクラウドサービスの技術を使い、サーバー機器を持たない「サーバーレス」という方法でシステムを作ります。これにより、システムを維持するための費用をとても安く抑え、軽くて速い専用システムを構築します。

クラウド開発のコスト優位性
グラフを見ると、一般的なSaaSとAWS専用開発の累計コストは、約3年で逆転し、その後はAWS専用開発の方が費用を抑えられることがわかります。SaaSは利用人数が増えると月々の費用が大きくなる傾向がある一方で、AWSを活用した専用開発は、インフラの維持費がデータ通信量と実際のサーバー稼働分だけなので、長期的に見ると費用を安く抑えることができます。

3. 現場の使いやすさとデータ連携を追求

現場で働く人々が日々感じている不満や困り事を直接聞いて、それらを解決するための、直感的に使いやすい専用の画面(UI)を作ります。
また、これまで手作業で行っていた既存のシステムとのデータ連携も、できる限り自動化します。これにより、手作業による間違いや手間を減らし、現場の作業時間を短くすることを一番に考えます。その結果、システムがきちんと使われるようになり、経営層が必要とする正確なデータが自然と集まる良い流れが生まれます。

今後の展開

株式会社ベクトロジーは、横浜にある本社と広島クラウド研究所が協力し、汎用的な業務には既存のSaaSを、そして会社の強みとなる大切な業務には「Fit SaaF」による専用開発を提案します。全国の企業の「最強の現場」を作るために、独自のIT技術でサポートしていく方針です。

関連情報

本件に関する詳細は、以下のページで確認できます。
Fit SaaF詳細ページ

株式会社ベクトロジーのコーポレートサイトはこちらです。
株式会社ベクトロジー コーポレートサイト

×