JR東日本、「第2回鉄道技術展・大阪2026」で未来のモビリティと技術革新を紹介

JR東日本、「第2回鉄道技術展・大阪2026」に出展

JR東日本は、2026年5月27日(水)から29日(金)までインテックス大阪で開催される「第2回鉄道技術展・大阪2026」に出展します。今回の出展では、グループ経営ビジョン「勇翔2034」で掲げられた、最先端の技術力で社会を変える「真の技術サービス産業」を目指す様々な技術開発の取り組みが紹介されます。

西日本エリアでの情報発信を通じて、オープン・イノベーションやモビリティと生活ソリューションの技術革新の紹介、そしてパートナー創造を進めることが目的です。また、今回初めて、持続可能な鉄道事業の実現に向けた鉄道事業者間の連携による取り組みも企画展示として紹介されます。

JR東日本の展示ブースの様子

開催概要

「第2回鉄道技術展・大阪2026 Mass-Trans Innovation Japan Osaka 2026」の詳細は以下の通りです。

  • 日時: 2026年5月27日(水)~29日(金)10:00~17:00(29日(金)は16:30まで)

  • 場所: インテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)

  • 主催: 産経新聞社

JR東日本の主な展示内容

モビリティと生活ソリューションの未来

未来の移動手段や生活を豊かにするソリューションが紹介されます。具体的には、空飛ぶクルマ、Suicaの未来、宇宙関連技術の活用、フュージョンエネルギーなどが展示されます。

中でも「空飛ぶクルマ」は、電気を動力として垂直に離着陸できる新しい移動手段として注目されています。JR東日本は、この空飛ぶクルマを用いた新しい移動体験や価値の提供に取り組んでおり、米「ASKA」社と検討を進めている3分の1スケールモックアップが展示されます。

未来的なデザインの電動垂直離着陸機(eVTOL)が都市の上空を飛行している様子

技術開発の成果

鉄道事業における課題解決のための多様な技術開発の成果が紹介されます。

鉄道事業者等への課題解決ソリューション

  1. GENICHI(ゲンイチ)
    現場の社員が直面した課題を解決するために、自ら技術開発に取り組む制度から生まれたブランドです。この成果を活用し、社会に新たな価値を提供します。
    GENICHIのロゴ

  2. DXプロのハンズオントレーニング
    職場のデジタル変革(DX)推進に向けたデジタル人材育成の取り組みです。鉄道業界特有の課題を持つ企業向けに、ローコードツール※1のスキル習得など、実践的なトレーニングが提供されます。
    ※1 ローコードツール:専門的なプログラミング知識が無くても、業務を効率化するアプリや自動化の仕組みを構築できるツール。
    JRE DX プロモーターのロゴ

  3. 安全教育eラーニング「KeYing(キーイング)」
    JR東日本建設工事部が提供する教育eラーニングコンテンツです。専門性の高い鉄道工事の教材作成から受講者管理までを対応し、短時間のオリジナル動画で質の高い教育を実施します。現在は鉄道事業者だけでなく、バス事業者や建設会社にもサービスが提供されています。
    Keying®のロゴ

  4. 鉄道電気技術のサポートサービス
    JR東日本の電気部門が持つ技術や知識を活かし、鉄道電気に関する業務支援やコンサルティングを行います。設計レビュー、スマートメンテナンス導入支援、設備のスリム化検討など、多岐にわたる要望に応えるサービスです。
    電気SIOまちスキEラボのロゴ

  5. 機能拡張版車両データ分析アプリ
    車両から取得したデータをリアルタイムで処理するデータ分析アプリです。車両データを活用し、CBM(Condition Based Maintenance:状態基準保全)※2の実現に役立てます。多様な車両形式やデータに対応できるため、導入コストを抑えられます。
    ※2 CBM:設備の現在の状態をリアルタイムで監視し、そのデータに基づいて保全の必要性を判断する予防保全の一種。
    E7系またはW7系の新幹線が描かれたアイコン

その他の技術開発

次世代新幹線の開発(ALFA-X、E10系)、水素ハイブリッド電車の開発、BRT自動運転の開発なども紹介されます。

特別講演、対談イベント

鉄道技術展と同時に開催される特別講演では、JR東日本とJR西日本による講演と対談イベントが行われます。

  • テーマ: 「鉄道業界の課題と未来」

  • 登壇者: JR東日本 代表取締役副社長 イノベーション戦略本部長 池田 裕彦氏、JR西日本 理事 鉄道本部副本部長 イノベーション本部長 田淵 剛氏

  • 日時: 5月27日(水)16:00~17:00

  • 会場: インテックス大阪 国際会議ホール

鉄道事業者間での共創の取り組みを初展示

JR東日本のブースに隣接した企画展示ブースでは、鉄道業界が抱える課題解決に向けた共創の取り組みが、鉄道各社の協力のもと初めて紹介されます。

  • テーマ: 「共創で拓く鉄道の未来 -持続可能な鉄道の実現に向けて-」

  • 展示内容: 鉄道電気部門のスマートメンテナンス、ドローンを活用した取り組み、鉄道の環境優位性の理解促進、新幹線を活用した荷物輸送サービスなど。

ドローン、ロボット、AI技術が統合された未来の鉄道インフラの建設・メンテナンス現場

JR東日本グループ各社の出展

JR東日本グループからは、以下の各社も「第2回鉄道技術展・大阪2026」に出展します。

  • 株式会社総合車両製作所

  • JR東日本コンサルタンツ株式会社

  • 株式会社JR東日本環境アクセス

  • ユニオン建設株式会社

この機会に、モビリティと生活ソリューションのイノベーションに向けたJR東日本の取り組みに触れてみてはいかがでしょうか。

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