StockGraphyが産業用CADデータをリアルタイム3DCGへ変換する新サービスを提供開始

株式会社StockGraphyは、産業用CADデータ(STEPなど)をリアルタイムで利用できる3DCGデータに変換し、最適化する「用途特化型3DCG変換業務」を体系化し、提供を開始しました。

このサービスは、産業機械、建設機械、インフラ設備などの設計データを、アプリケーション、AR(拡張現実)、Web、デジタルツイン、製造分野での3D可視化やシミュレーションに活用できるよう、3DCGデータへ再設計するものです。

CADと3DCGの文字、そして産業用ロボットアームが描かれた画像

サービス提供の背景

製造業や建設業では3Dデータの活用が広がっていますが、現場ではいくつかの課題があります。

  • 3D CADデータは非常に正確ですが、リアルタイムで使うにはデータが重すぎる。

  • 自動で3Dデータを変換すると、データの形が崩れてしまい、設計した人の意図や安全性が失われることがある。

  • 動く部分や他のものとぶつかる可能性のある場所(干渉領域)が正しく扱えない。

  • 使う目的に合わせて、最適な3Dデータの形や設定が十分に考えられていない。

これらの課題に対し、StockGraphyは、それぞれの用途に合った3DCGデータの設計と変換業務を提供することで、解決を目指します。

サービスの特徴

このサービスには、以下の5つの特徴があります。

  1. 用途に特化した3D設計(用途別派生モデル)
    お客様の要望に合わせて、最適な3DCGデータを設計します。

    • 安全判定用3D(衝突や危険な場所の確認)

    • 操作や教育用3D

    • 表示やAR用3D

    • シミュレーション用3D

  2. 組み立てや可動部分の構造を保つ

    • 部品の階層や関係性をそのまま維持します。

    • 回転軸や動く範囲を正確に再現します。

    • 機械の仕組みごとに分けて設計します。

  3. 「事故が起きない」軽量化設計
    ただデータの量を減らすだけでなく、以下の点に配慮します。

    • 省略してはいけない形はそのまま残します。

    • センサーでの判定に必要な精度を保ちます。

    • 動くときにぶつからないように最適化します。

  4. 用途別の機能に対応した3D設計

    • 動く範囲や作業する場所を分かりやすく見せる設計を行います。

    • 用途に応じて、場所や関係性を表現します。

    • シミュレーションや判定に適した形に設計します。

    • リアルタイム処理に適した構造に最適化します。

  5. 3D CADからリアルタイム変換の標準化支援

    • 用途ごとの3Dデータの基準作りをサポートします。

    • 会社内での標準的な作業の流れ(ワークフロー)を構築します。

    • 継続して使えるようにデータを設計します。

3DCGでレンダリングされた産業機械(ロボットアーム2台、コンテナトラック、フォークリフト)が白い背景に配置された画像

対応するファイル形式とプラットフォーム

  • 入力形式: STEP(ISO 10303)
    ※その他の3D CADフォーマットについても、相談に応じて対応します。

  • 納品形式: glTF / USDZ / FBX / OBJ

  • 対応環境: Unreal Engine / Unity / WebGLなどのリアルタイム3D環境

  • 主な用途: AR / デジタルツイン / 製造分野での3D可視化・シミュレーション
    ※安全用途、表示用途、シミュレーション用途など、目的に合わせた最適化に対応します。

想定される利用例

このサービスは、以下のような用途で活用が期待されます。

  • 重機や産業機械の安全アプリ

  • 作業者向けの教育・トレーニング

  • 工場のデジタルツイン

  • 建設現場での干渉検証

  • 製造メタバース

  • ARを使った設備の説明

  • 保守・点検の支援

アプリケーション・ソフトウェア開発会社の紹介

もしアプリケーションやソフトウェアの開発会社を別途探している場合は、この業務に関連して提携している開発会社を紹介することも可能です。希望する場合は、問い合わせ時にその旨を伝えてください。

会社情報とお問い合わせ窓口

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