株式会社スパプラ、スクラッチ開発システムにAIエージェントを組み込む「VibeWork」で特許取得

スクラッチ開発システムにAIエージェントを組み込む独自技術「VibeWork」が特許取得

株式会社スパプラは、スクラッチ開発されたシステムにAIエージェントを組み込む独自の技術「VibeWork」を開発し、特許第7818871号(2026年2月13日登録)を取得しました。

VibeWorkロゴ

VibeWorkの概要

この技術は、チャットに入力された指示をもとにAIが実行計画を立て、その計画に沿ってシステムを直接操作する仕組みです。2026年2月時点で、業務支援システムにAIエージェントを搭載する技術としては、国内で初めての特許取得事例とされています。

VibeWorkのサービスサイトはこちらです: https://spice-plus.com/vibework

開発の背景とVibeWorkの役割

近年、ビジネスの世界ではAIエージェントの導入が急速に進んでいます。UiPathのレポート『2026 AI and Agentic Automation Trends Report』によると、2026年は生成AIやAIエージェントが具体的な利益を生み出す「実行」の段階へ本格的に移る年と予測されています。経営者の多くが、1年以内にAIエージェントが競争力と利益をもたらすと考えているとのことです。

レポートの詳細はこちらで確認できます: https://www.uipath.com/resources/automation-whitepapers/automation-trends-report

しかし、パソコンやブラウザを直接操作するAIエージェントが登場する一方で、セキュリティに関する心配も報じられています。このようなリスクがある限り、企業でのAI導入は難しい状況が続いていました。

VibeWorkは、AIエージェントをシステムの内部に組み込むことで、セキュリティの心配を根本から解消し、AIを安心して業務に活用できるようにするために開発されました。

VibeWorkでできること

従来のAIチャットボットがテキストで返答するだけだったのに対し、VibeWorkはデータの作成、読み取り、更新、削除(CRUD操作)が可能です。これにより、実際にシステムを動かすことができます。

答えるAIから、動かすAIへ

SaaS(サービスとしてのソフトウェア)として提供される製品や、社内で使われている顧客管理システム、在庫管理システムなど、APIを使って作られた様々なアプリケーションにAIエージェントを導入できます。

利用例

  1. プロジェクト管理システム
    「会議の記録から必要なことを整理してプロジェクトAに保存して」と指示するだけで、AIが要件を洗い出し、システムに直接保存します。AIチャットのように返事を待つだけでなく、システム操作まで完了します。

  2. 在庫管理システム
    音声認識技術と組み合わせることで、声でシステムを操作できるようになります。例えば、倉庫の在庫管理システムで「A-12の棚に商品コード4567を20個入庫」と声で指示するだけで、在庫データが更新され、作業にかかる時間を大幅に短縮できます。

技術的な特徴

VibeWorkは、人間が話す言葉で指示された内容を分析し、システムの裏側にあるAPIから最適な実行手順を組み立てて、自動で処理する技術です。

AIエージェントのシステム連携フロー

AIとシステムをつなぐ際には「MCP(Model Context Protocol)」という仕組みが使われています。これにより、APIの定義ファイルからシステムの機能を自動で学習する能力を持っています。そのため、新しい機能が追加されても自動で対応し、システムの全ての機能をAIが実行できる環境が整います。

提供サービス

VibeWorkという名前は、OpenAIの共同創業者であるアンドレイ・カーパシー氏が2025年2月に提唱した「Vibe Coding(バイブコーディング)」に由来しています。これは、細かい画面操作に気を取られることなく、直感的にシステムを使いながら仕事をする体験を表しています。

スパプラは、VibeWorkを搭載したシステムを広めることで、日本のAIトランスフォーメーション(AX)の推進に貢献していきます。

(1)VibeWork for AIエージェント

お客様がすでに持っているシステムをスパプラのエンジニアが調べ、VibeWorkを使ってAIエージェントと連携できるようにシステムを改修する開発サービスです。

(2)VibeWork for AIアシスタント(開発中)

既存のサービスに特定のタグを組み込むことで、そのサービスが持つ機能をAIが学習し、会話を通じて操作をサポートする機能です。これは、ユーザー向けの操作マニュアルがより進化する形を目指しています。

本件に関するお問い合わせ

プロダクト運営事業者・開発ベンダーの方

スパプラの特許技術を活用したシステム開発に関するご相談は、以下の窓口までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ: https://spice-plus.com/contact

メディアの方

記事掲載やインタビューなどに関するご依頼は、下記までお問い合わせください。

株式会社スパプラ 広報部
Email: info@spice-plus.com

株式会社スパプラについて

「開発を、本来あるべき姿に」を企業理念に掲げ、システム開発における古い習慣や非効率なプロセスを見直し、全ての開発プロジェクトが本来の価値を発揮できる社会を目指すテクノロジー企業です。より良い開発体験の普及に加え、AIエージェントが業務システムに組み込まれた新しい働き方を実現する「VibeWork」の開発・提供を通じて、人間とAIが協力して作り出す社会を推進しています。

  • 会社名: 株式会社スパプラ(SPICE PLUS)

  • 拠点: 東京都渋谷区神南1丁目11-4 FPGリンクス神南5階

  • 設立: 2023年7月(創業2022年1月)

  • 代表取締役: 寺下 知哉

  • 事業内容: 新規事業プロデュース

  • コーポレートサイト: https://spice-plus.com

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