株式会社岡部、AI-OCRサービス「DX OCR」を導入し業務効率化を実現

株式会社岡部が「DX OCR」を導入し、建設現場のDXを加速

株式会社岡部が、株式会社ハンモックが提供するAI-OCRサービス「DX OCR」を導入しました。この導入により、建設現場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)がさらに進められます。

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導入の背景と期待される効果

岡部は富山県を拠点に、土木工事、建築工事、遊具工事などを手掛ける総合建設会社です。地域社会の安全と快適な生活環境を支える存在として、長年にわたり信頼を築いてきました。同社は、デジタル技術の導入や業務改善にも積極的に取り組み、2025年5月1日には経済産業省が定める「DX認定」を取得しています。

近年、受注工事の増加に伴い社員数も着実に増やしており、社員が長く安心して働ける環境づくりを進めています。その一環として推進しているのがDXです。業務負担を減らし、より価値の高い仕事に時間を使えるようにすることが目標です。特に、建設資材の仕入れ量や仕入れ日、運搬トラックの積載量や車両ナンバーなどの情報をデータで管理し、過積載を未然に防ぐ取り組みを行っています。

しかし、納入伝票や車両関連書類など、多くの書類が紙で管理されており、これらの情報をデータ化する作業に手間がかかることが課題となっていました。この課題を解決するため、AI-OCRサービス「DX OCR」の導入が決定されました。

DX OCRの機能と利点

「DX OCR」は、帳票画像をアップロードするだけで、AIが自動でファイルの仕分け、OCR(光学的文字認識)処理、そして指定されたフォルダやクラウドストレージへの保存までを一括で行うサービスです。

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さらに、OCRで読み取った項目を自動でファイル名に付与するリネーム機能も備わっているため、文書ごとの管理が容易になり、書類の仕分けやファイル整理にかかる作業時間を減らすことができます。

また、FAXやスキャナがなくても、紙書類をスマートフォンで撮影するだけで即座にOCR処理を実行できるため、工事現場や外出先、在宅勤務中でも場所を選ばずにデータ化を進めることが可能です。

OCRで読み取ったデータはCSV形式で出力でき、既存の業務システムや管理システムと連携しやすいため、データ活用の幅が広がります。

導入効果と今後の展望

岡部では、「DX OCR」の導入だけでなく、ICTツールの活用や業務プロセスの見直しなど、複数のDX施策を進めています。これらの取り組みにより、書類処理を含む業務全体で作業時間が削減され、全体として約30%の業務効率化につながっています。「DX OCR」は、紙書類のデータ化と管理業務の効率化を支える重要な役割を担っています。

今後は、これまでの取り組みで培った知見を活かし、2026年春頃を目途にDX支援事業の立ち上げも予定されています。建設業界をはじめとする地域の企業のDX推進に貢献し、業務効率化や生産性向上を通じて、地域社会の発展に寄与していく方針です。

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