株式会社MW、AWSジャパンの「フィジカルAI開発支援プログラム」に採択 〜住宅領域でのAI実装を本格化〜
株式会社MWは、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWSジャパン)が提供する「フィジカルAI開発支援プログラム by AWSジャパン」に採択されました。この採択をきっかけに、住宅空間におけるAI技術の開発と導入を本格的に進めます。

MWについて
MWは、建築とAI・ロボット技術を組み合わせることで、自ら周りの状況を理解し、判断して動く住宅「Living Home」の実現を目指す会社です。
現在のスマートホームは、IoTを使って家電を遠隔操作するものが多く、人が操作することが前提です。また、メーカーごとにアプリが分かれていて、家全体をまとめて管理できないという問題もあります。
MWが目指すのは、住宅自体がセンサーやAIを使って環境を感知し、状況に合わせて判断し、最適な行動を自ら行う、本当の意味で自律的な住空間です。バラバラになっている機器やサービスを一つのアプリでまとめて管理する仕組みも作り、家のあらゆる機能をスムーズにつなげます。これは、家電のリモート操作や簡単な自動化にとどまらない、住宅そのものを賢い空間に変える取り組みです。
採択の背景と意義
人間が最も長く過ごす場所である住宅は、ソフトウェアやAIによる進化が遅れてきた分野の一つです。フィジカルAIの開発はこれまで工場や物流などの産業分野が中心でしたが、少子高齢化や人手不足が進む中で、生活空間での省力化や自動化の必要性が高まっています。
MWは、これらの課題に対し「住宅フィジカルAI」という方法で解決しようとしています。住宅フィジカルAIとは、住宅の中でAIが自律的に周りの状況を感知・理解し、状況に応じた判断をして、ロボットなどの物理的な方法で実際に行動する技術のまとまりを指します。
MWは、今の住宅の機能を改善するだけでなく、「あらゆる技術の進化を取り入れた未来の家はどうあるべきか」という問いから出発し、住まいの考え方自体を見直す取り組みを進めてきました。今回の採択は、このような取り組みが単なるアイデアではなく、実際に実現できる技術として評価されたものであり、住宅フィジカルAIという新しい分野での先駆的な取り組みと位置づけられます。
今後の取り組みと展望
MWは、住宅空間で動くAIロボットと、空間の理解・判断・行動実行を一つにしたAIシステムを開発しています。具体的には、家の中を動くAIロボットに加えて、家の中のセンサーやカメラから得られるデータをもとに、Vision-Language-Action(VLA)モデルなどのロボットの基礎となるモデルを開発しています。
これにより、AIが空間の状況を理解し、状況に応じた判断を行い、物理的な行動へとつなげることが可能になります。また、ロボットシステムとの連携を通じて、掃除・セキュリティ・エネルギー管理・介護支援といった家の中の機能を、人が操作しなくても良い形に作り直していきます。
今回の採択を機に、AWSジャパンのクラウドインフラや技術支援を活用し、データ集めからモデル開発、シミュレーション、そして実際の環境への導入まで、住宅フィジカルAIの開発を全面的に強化していきます。
エンジニア・研究者の採用について
MWは、建築・ソフトウェア・ハードウェアを一つにし、日本から世界に類を見ない「未来の家」の実現に挑戦しています。住宅にフィジカルAIを本格的に導入する取り組みは世界的にもほとんど例がなく、技術の方向性そのものを決めることができる段階にあります。同時に、住宅は誰もが毎日使う空間だからこそ、その変化が社会に与える影響は非常に大きいと考えています。
今回の採択を機に、フィジカルAIや住宅ロボット技術の開発体制をさらに強化するため、この挑戦を共に進める仲間を募集しています。意欲的な挑戦に心を揺さぶられる才能を歓迎します。
採用情報はこちらから確認できます。
採用中のポジション(一部)
| No. | ポジション | 役割・概要 |
|---|---|---|
| 1 | Head of Hardware Engineering, Semi-Humanoid Team | セミヒューマノイドロボットのハードウェア開発部門責任者。機械設計からアクチュエータ・センサ統合、量産設計まで全体を統括 |
| 2 | Lead Machine Learning Engineer, Foundation Model Team | ロボット基盤モデル(VLA・VLM)開発のリードエンジニア。AWSを活用したMLパイプライン構築・最適化を主導 |
| 3 | Robot System Engineer | 住宅空間内でのロボット制御システム開発(ロボット動作計画や周辺環境認識等)、スマートホームシステムとのシステム連携を主導 |
上記以外にも、ロボット制御エンジニア・クラウドインフラエンジニア・ハードウェアエンジニアなどを募集しています。
参考:フィジカルAI開発支援プログラム by AWSジャパンについて
AWSジャパンが2026年1月に始めた、フィジカルAI分野の開発を支援するプログラムです。AWS上でVLAなどのロボットの基礎となるモデルを開発する、日本に会社や拠点がある企業・団体が対象です。
データ集めからモデル開発、シミュレーション、実際の環境への導入まで、フィジカルAI開発に必要な全ての工程に対して、クラウドの基盤と専門的な技術支援を組み合わせた環境が提供されます。計算資源の支援、エンジニア同士の知識共有、導入企業とのつながりの機会など、技術面と導入面の両方から開発を後押しする取り組みです。
プログラムの詳細は以下のリンクから確認できます。
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社MW |
| 設立 | 2024年2月14日 |
| 代表者 | 成田 修造 |
| 住所 | 東京都港区六本木5-18-21 六本木ファイブプラザ3階 |
| 資本金 | 7,000万円 |
| 登録免許番号 | 宅地建物取引業 東京都知事(1)第113577号 |
| 事業内容 | フィジカルAIを活用した次世代住宅「Living Home」の開発・提供 |
| URL | https://mwhome.design/ |
| 問い合わせ先 | contact@mwhome.design |


