岐建が岐阜県で「GENBAx点検」を初導入、20現場へ拡大し建設現場の働き方改革を推進

岐阜県を拠点とするゼネコン、岐建株式会社は、SORABITO株式会社が開発・提供する建設現場の点検表ペーパーレス化サービス「GENBAx点検」を岐阜県内で初めて導入しました。この取り組みは、岐建が推進する建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環であり、今後20現場へと導入を拡大し、現場の働き方改革を牽引することを目指します。

GENBAx点検と岐建のロゴ

岐建が推進する建設DXとICT活用

岐建は、岐阜県を代表するゼネコンとして、最新のデジタル技術を活用した「建設DX」に積極的に取り組んでいます。3次元設計データとICT建機を連携させた施工により、作業効率の向上と高精度な仕上がりを実現。測量から検査までの全工程をデジタル化し、生産性の向上を追求しています。また、国土交通省から「工事成績優秀企業」として認定されており、技術力と品質管理の高さが評価されています。

働き方の変革においても、BIM/CIM(Building Information Modeling / Construction Information Modeling)の活用による業務の前倒しや、遠隔臨場の導入を進め、現場の負担軽減と安全性向上を両立させています。若手技術者の育成にもデジタルの力を活用し、次世代を担う人材の育成にも力を入れています。

「GENBAx点検」導入の背景

今回の「GENBAx点検」導入には、以下の目的がありました。

  • 電子納品への要望が増加しているため、「GENBAx点検」を活用して対応力を高める。

  • 現場ごとに異なっていた点検表のフォーマットを統一し、管理を効率化する。

  • 8現場でのトライアルを実施した結果、点検担当者の80%から好評を得た。

実際にサービスを試した現場の担当者からは、以下のような肯定的な意見が寄せられています。

【現場の利便性・効率化について】

  • スマートフォンで簡単に点検作業ができる。

  • 休憩所が設置できない現場でも使い勝手が良い。

  • 点検表の差し替え作業が不要になり、業務が簡略化された。

  • QRコードを重機に貼ることで、それがそのまま持込受理証として機能し便利。

【管理体制・責任の明確化について】

  • 事務所のパソコンから点検の実施状況をリアルタイムで確認でき、未実施の場合はすぐに連絡できる。

  • 協力業者に責任を持たせることで、作業の分担化にもつながる。

  • 各重機のオペレーターが各自で点検を行える。

【操作性・定着のしやすさについて】

  • 操作が簡単で、使い方が難しくない。

  • QRコードの発行や実施記録の確認方法を一度覚えれば、有効に活用できる。

岐建は、導入開始後、各現場の建設DXをさらに推進するため、20現場での活用を展開し、現場の働き方改革を牽引していく方針です。

「GENBAx点検」とは

「GENBAx点検」は、建設現場で使われる様々な点検表をペーパーレス化し、安全点検の管理業務を効率化するためのサービスです。建機の始業前点検、設備、足場、作業員の健康チェックなど、日常的に行われる点検業務をデジタルで管理できます。これにより、紙の点検表の回収や承認にかかる手間をなくし、点検結果をリアルタイムで管理・共有することで、安全管理の高度化と業務効率化を実現します。

GENBAx点検導入による業務改善効果

「GENBAx点検」の主な特徴

  1. スマホで点検
    建機の点検から作業員の健康チェックまで、あらゆる点検に対応。QRコード読み取りによるログインが可能で、作業員のユーザー登録も不要なため、協力会社が多い建設現場でもスムーズに利用できます。
  2. 結果はリアルタイム集計・共有
    スマートフォンで登録された点検結果は、リアルタイムでパソコンから確認できます。作業完了状況をリアルタイムで集計し、日々の点検状況を可視化。点検表の回収作業が不要になり、点検アラートの把握も効率化されます。
  3. パソコン・スマホで電子承認
    電子承認機能により、パソコンやスマートフォンで承認作業を完結できます。いつでもどこでも承認が可能になり、多段階承認機能によって、社内での点検表回覧も不要になります。

SORABITO株式会社は、今後も建設現場の安全性と生産性の向上を支援し、業界全体の人手不足や業務の省力化といった課題に対応するため、機能開発と技術提供を継続していくとしています。

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