SINTRONES、Japan IT WeekでIEC規格準拠のセキュア・エッジAIを公開 過酷な現場のAI化を推進

SINTRONESのエッジAIソリューション

SINTRONES Technology Corp.は、2026年4月6日、Japan IT Week春2026にて、厳しい環境下でも安定して動作するエッジAIプラットフォームを発表することを明らかにしました。このプラットフォームは、国際的なセキュリティ基準であるIEC 62443-4-1に準拠しており、製造業、交通機関、防衛といった「止められない現場」におけるリアルタイムな判断とサイバーセキュリティの向上を目指しています。

エッジAIが実現するリアルタイム処理とセキュリティ

エッジAIとは、インターネットにつながる機器(エッジデバイス)の近くでAI処理を行う技術です。これにより、データをクラウドに送る手間が省け、より速く、リアルタイムに状況を判断できるようになります。SINTRONESのエッジAIプラットフォームは、このリアルタイム処理に加え、IEC 62443-4-1という高いセキュリティ基準に沿って開発されています。これは、産業用制御システムにおけるサイバーセキュリティの国際規格であり、システム全体の信頼性を高める上で非常に重要です。

SINTRONES TechnologyのCEOであるKevin Hsu氏は、「エッジAIは、これからの社会インフラの中心となる技術です。過酷な環境でも信頼性が高く、IEC 62443-4-1に準拠することで、工場や交通、防衛など、止まることのできない現場でのAI活用を安全かつ安定してサポートします」と述べています。

各分野で活躍する堅牢なエッジAIコンピューター

今回の展示では、ハードウェアと実際の活用例を組み合わせたエッジAIのシナリオが紹介されます。

製造業向け:高性能AI推論を実現する「ABOX-5221 ThermoSiphon™」

工場の自動化分野では、最新のインテル®Core™プロセッサーを搭載したエッジAIコンピューター「ABOX-5221 ThermoSiphon™」が注目されます。この製品は、ファンを使わない液冷技術(ThermoSiphon™)により、安定した高性能AI推論を可能にします。また、最大10分間の非常用電源となるバックアップバッテリーや、AI処理を柔軟に加速させるMXM/M.2デュアル・モジュール構造、高速でデータを送るためのデュアル10GbEイーサネットなどを備え、厳しい工場環境での信頼性の高いリアルタイム動作を保証します。
製品詳細: ABOX-5221 ThermoSiphon™

防衛・無人システム向け:超小型「IBOX-604-G2」

防衛や情報収集・監視・偵察(ISR)の分野では、重さ約0.3kgという超小型の「IBOX-604-G2」が展示されます。ドローンやその他の無人システムのように、サイズ、重さ、電力に厳しい制約がある環境でも、リアルタイムでのセンサー情報統合やAI処理を可能にします。
製品詳細: IBOX-604-G2

交通・モビリティ向け:屋外対応「IBOX-650P-IP66」

交通やモビリティのインフラ分野では、鉄道や道路沿いの環境での使用を想定した「IBOX-650P-IP66」が紹介されます。IP66規格に準拠した防水・防塵性能を持つ筐体や、M12 IP67コネクター、GMSL-2カメラサポートなどにより、振動の多い場所や屋外環境でも安定して動作するように設計されています。この製品は、車両管理、乗客案内システム、リアルタイム監視といった用途での活用が見込まれます。
製品詳細: IBOX-650P-IP66

インテル®AIエコシステムとの連携

SINTRONESは、インテル®AIとエッジエコシステムと協力し、最適なコンピューティング技術とAI加速機能を活用しています。この連携により、エッジでの効率的なリアルタイム処理をサポートし、企業がAI技術を導入する際のパフォーマンスや、他のシステムとの連携、将来的な拡張性を保ちながら、AIの活用を加速させることが可能になります。

SINTRONES Technology Corp.について

2009年に設立されたSINTRONES Technology Corp.(TWSE:6680)は、堅牢な産業用およびエッジAIコンピューティング・ソリューションを世界中に提供する企業です。同社は、交通、産業自動化、軍事・防衛分野における重要なアプリケーション向けに、エッジでのリアルタイムな意思決定を支援する、認証済みのモジュール式プラットフォームを開発しています。

詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
SINTRONES Technology Corp.

×