DataLabsの3Dインフラ点検システム「Markly」が国土交通省「点検支援技術性能カタログ」に掲載

DataLabs株式会社の3Dインフラ点検システム「Markly」が、国土交通省の「点検支援技術性能カタログ」に掲載されました。

「Markly」は、橋梁補修設計業務において大幅なコスト削減と工期短縮を可能にし、インフラメンテナンス業務のデジタル変革(DX)を推進します。

Marklyの画面イメージ

Marklyサービスサイト: https://www.datalabs.jp/markly

国土交通省の原則化とMarklyの役割

国土交通省は、道路インフラの老朽化対策と人手不足の解消のため、橋梁やトンネルなどの直轄点検において、点検支援技術の活用を原則としています。

DataLabsは、点検現場の生産性向上を目指し、スマートフォンやiPadなどで取得した3次元データや点検写真を使って、補修設計に必要な図面や数量計算書を簡単に作れる「Markly」を開発してきました。この度、その実用性と高い効果が認められ、カタログに掲載されることになりました。

登録された情報

  • 技術番号:BR010090-V0026

  • 技術名:3Dインフラ点検システム 「Markly」(ひびわれ、剥離・鉄筋露出)

  • 掲載場所:第2章 性能カタログ 画像計測技術 橋梁_3、94ページ~101ページ

詳細については、国土交通省の発表をご参照ください。
国土交通省からの発表

Marklyがもたらす成果

四国地方整備局などと行った試行結果では、「Markly」が従来の技術と比べて顕著な成果を出しています。

Marklyの現場試行結果

  • 補修設計コストを約73%削減: 調査・補修設計の工程で、従来の費用を大幅に抑えることが可能です。全体の工程を通じても約15%のコスト削減が実現します。

  • 工期を約32日間短縮(47.5日 → 15.2日): 点検データから図面や数量計算書を自動で作ることで、これまで多くの時間がかかっていた作業を大幅に短縮できます。工程管理では「極めて優れる(A評価)」という評価を得ています。

  • 汎用デバイスによる高精度なDX: 専用のレーザースキャナがなくても、iPadやiPhoneなどの一般的な端末でスキャンしたデータを活用できます。現場に行かなくても、クラウド上で発注者と受注者の立ち会い検査を完了できるため、移動にかかる費用も削減できます。

今後の展望「3D InfraLoop」

3D InfraLoopの概念図

DataLabsは、3Dデータを使って、点検・調査から補修設計、施工、そして維持管理まで、インフラのライフサイクル全体を新しい形で構築する「3D InfraLoop(3Dインフラループ)」を提案しています。

この「3D InfraLoop」は、「一度取得した3Dデータを、インフラのライフサイクル全体で繰り返し活用する」という考え方です。これにより、インフラメンテナンスにおける人手不足の解消と、インフラの長寿命化を両立させ、持続可能な社会インフラの構築に貢献していくとされています。

DataLabs株式会社について

DataLabs株式会社は、「3次元データで建設業を変革する」ことを目指し、あらゆる建設業務を効率化するクラウドシステムを提供している企業です。3D配筋検査システム「Modely」や、「3D InfraLoop」を構成する3Dインフラ補修工検査システム「Hatsuly」、3Dインフラ点検システム「Markly」などを開発・提供しています。

公式サイト: https://datalabs.jp/

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