建設DXを加速する「ChatBIM ACIMUS」がモバイル対応、AI活用でBIMモデル作成から建築パース生成まで実現

建設DXを加速する「ChatBIM ACIMUS」がモバイル対応、AI活用でBIMモデル作成から建築パース生成まで実現

建設DXスタートアップの株式会社ACIMUSは、生成AIとの対話を通じてBIMモデルを作成できるクラウドサービス「ACIMUS(アキムス)」に、3つの新しい機能を追加しました。今回リリースされたのは、「モバイルBIM(モバイル対応)」「AIペンスケッチ(ペンメモからパースを生成)」「3Dマップ」です。

ChatBIM ACIMUSのモバイル対応を示す画像。スマホ、タブレット、PCで利用できる様子が描かれている。

ChatBIM「ACIMUS」とは

「ChatBIM ACIMUS」は、生成AIとの対話によってBIMモデルを作成できるクラウドサービスです。特別なソフトのインストールは不要で、PC、スマートフォン、タブレットのWebブラウザがあれば利用できます。これにより、設計担当者だけでなく、営業担当者やBIMの経験がない方でも、直感的にBIMモデルを作成・活用できるのが特徴です。

ACIMUSは、企画から基本設計(LOD100〜300)までの初期段階に特化した「LiteBIM(ライトBIM)」という独自のアプローチを採用しています。今回モバイル対応したことで、オフィスでのPC利用に加え、商談や打ち合わせの場でもBIMモデルの閲覧、編集、パース生成が可能になりました。作成したBIMモデルはIFC形式(2×3/4/4.3)でエクスポートできるため、RevitやArchicadといった既存のBIMソフトとも連携できます。

これまでに230社以上の企業(ゼネコン、不動産会社、ハウスメーカー、設計事務所、オフィスデザイン会社、教育機関など)が問い合わせや導入を行っています。

ACIMUSの公式サイトはこちらです: https://www.acimus.com/

ACIMUSのロゴマーク。文字の一部がダークグレーで塗りつぶされ、一部が青や黒の線で構成されている。

新機能の紹介

モバイルBIM:いつでもどこでもBIMをフル活用

「モバイルBIM」機能により、スマートフォンやタブレットからでもBIMモデルの3D作成、閲覧、編集が行えるようになりました。ACIMUSでは、モバイル端末からでも生成AIと対話しながらBIMモデルを作成・編集したり、建築パースをAIで生成したりすることが可能です。これにより、オフィスのPCに限定されていたBIM操作が、商談や打ち合わせの場でも可能になり、土地活用や提案、設計段階でのBIM活用が広がります。

モバイルBIMの主な機能は以下の通りです。

  • 画面の向きに応じたレイアウト切替: 端末の種類や画面の向きを自動で検知し、最適なUIに切り替わります。縦向きでは3Dキャンバスを最大化し、横向きではPC版に近いレイアウトになります。

  • 多種多様なBIMオブジェクトを指先で作成・編集: 柱、壁、床、天井、窓、ドア、階段、カーテンウォール、配管など、さまざまなBIMオブジェクトを指やタッチペンで直感的に作成・編集できます。

  • チャットAIで対話しながらBIMモデルを作成・編集: 「この壁に窓を付けて」「リビングに椅子を置いて」といった日本語のテキスト入力で、BIMモデルをリアルタイムに作成・編集できるチャットAI機能もモバイルで利用可能です。建築法規(建築基準法・都市計画法・消防法)に関するQ&Aにも対応しています。

3D建築モデリングソフトウェアの画面で、チャット形式のメッセージで柱の設置や天井と床の設置がリクエストされている様子。

  • バーチャルジョイスティックで建物内をウォークスルー: 画面に表示されるバーチャルジョイスティックを操作して、建物内を自由に歩き回る一人称視点の体験ができます。これにより、施主やクライアントへの空間提案をその場で行えます。

住宅の3Dモデルを表示するアプリケーションのスクリーンショット。モダンなリビングダイニングキッチンと、上階のバルコニーが見える。

AIペンスケッチ:パース画像にメモを書くだけで新しいパースを再生成

「AIペンスケッチ」は、ACIMUSの「建築パース生成AI機能」に追加された新機能です。生成済みのパース画像やモバイルで撮影した現地写真の上に、指やスタイラスペンで直接書き込み(簡易スケッチ、テキスト、矢印など)を行うと、その手書き指示に基づいてAIが新しいパースを再生成します。これにより、BIMモデル作成からパース生成、スケッチ修正までを一貫して行えます。

この機能は、従来のパース修正にかかっていた時間を大幅に短縮します。これまで数日かかっていた修正サイクルを、その場で数分に短縮し、商談中に顧客と完成イメージをすり合わせることが可能になります。

空室の部屋の画像を、カーテンや収納スペースについて手書きで注釈を付けている様子。

3Dマップ:実在の街並みでBIMモデルを確認し、リアルな背景パースを生成

「3Dマップ」機能は、住所を設定するだけで、プロジェクト周辺の実際の建物、街並み、地形がフォトリアリスティックな3Dモデルとして表示される機能です。PC、スマートフォン、タブレットのWebブラウザ上で3Dマップを表示できます。

この3Dマップとパース生成AIを組み合わせることで、実際の街並みを背景にしたリアルな建築パースを数十秒で生成できます。これにより、建設予定地で「ここに建つとどう見えるか」というイメージを即座に生成し、施主へのプレゼンテーションに活用できます。

都市の建物群を上空から見た3Dモデルがソフトウェア上で表示されている。グリッド線や地図のUI要素が見える。

なぜ今「モバイルBIM」なのか?

建設業界においてモバイルBIMが注目される背景には、主に3つの理由があります。

  1. 建設業の2024年問題への対応: 2024年4月1日から建設業にも時間外労働の上限規制が適用され、限られた時間で「提案の質」を高める必要性が増しています。移動時間や待ち時間を有効活用できるモバイルBIMは、生産性向上に貢献します。また、2026年4月には国土交通省による「BIM図面審査」の運用も開始される予定であり、BIMデータの活用はさらに広がります。
  2. 「完成イメージをその場で伝えられない」課題の解決: ゼネコン、不動産会社、ハウスメーカーなど、多くの業種で顧客に完成イメージをその場で伝えることが難しいという課題があります。ACIMUSのモバイル対応により、商談や打ち合わせの場で、BIMモデルを使った3D提案、建築パースAI生成、ウォークスルーなどが、専用アプリやCADスキルなしで可能になります。
  3. BIMの活用が「閲覧」から「操作」へ進化: 従来のモバイルBIMビューアは、BIMモデルの「閲覧」や「情報付加」が中心でした。ACIMUSは、モバイルから生成AIとの対話を通じてBIMモデルの作成・編集・パース生成までを可能にした、設計に特化したモバイル対応BIMソリューションです。

従来のBIMソフトとの比較

比較項目 既存BIMソフト ChatBIM「ACIMUS」
動作環境 ハイスペックPC必須 通常のビジネスPC、スマートフォンやタブレットでも動作が可能
モバイル対応 閲覧のみ、または別途専用ビューアアプリが必要 BIMモデルの作成・編集・AI対話・パース生成が可能。専用アプリ不要
BIM・CAD操作スキル 専門トレーニングが必要、教育コストが発生 CAD・BIM未経験でも即日利用可能
初期コスト(導入費・専用PC代・教育費等) 多額の費用が発生 ほぼ不要(大幅な削減)
運用コスト(月額利用料) 約30,000円〜60,000円 12,000円〜

料金体系

本体費用

  • 標準ユーザーライセンス: BIMモデル作成・編集・チャットAI・3Dマップ・建築法規Q&Aなど

    • 月額12,000円 / 1ライセンス(税抜)

建築パース生成AI機能オプション

  • 月100クレジット/月: 月額4,000円(税抜)

  • 月200クレジット/月: 月額6,000円(税抜)

  • 月300クレジット/月(標準): 月額8,000円(税抜)

  • 月600クレジット/月: 月額12,000円(税抜)

  • 月800クレジット/月: 月額18,000円(税抜)

※1クレジットで基本的に1枚のパースを生成できます。高精度・高解像度・動画生成には2クレジット以上を使用します。
※3Dマップ×AIペンスケッチ機能はユーザーライセンスとパースオプションの両方で利用可能です。

よくある質問(FAQ)

  • Q: モバイルBIMを使うために専用アプリのインストールは必要ですか?

    • A: 不要です。スマートフォンやタブレットのWebブラウザからACIMUSにログインするだけで、BIMモデルの閲覧・作成・編集・AI対話などの機能を利用できます。
  • Q: スマートフォンでどの程度の操作ができますか?PCと同じことができますか?

    • A: モバイルでも、PCとほぼ同等の操作が可能です。3Dモデルの閲覧・作成・編集、オブジェクトの複数選択・一括編集、チャットAIでの対話、パース生成、マテリアル変更、家具配置などに対応しています。
  • Q: AIペンスケッチはどのくらいの精度で書き込みを認識しますか?

    • A: 手書き文字やラフスケッチ、矢印などを認識します。「ブラインドを木製に」といったテキスト指示はもちろん、矢印で修正箇所を示したり、丸で囲んで「ここに観葉植物」と書くなど、自然なスケッチスタイルで指示できます。
  • Q: 3Dマップの対応地域はどこですか?

    • A: 現時点では日本国内に対応しています。
  • Q: 3Dマップの表示によるランニングコストはかかりますか?

    • A: 標準ライセンスに含まれているため、追加のランニングコストは現時点ではかかりません。
  • Q: BIMやCADの操作経験がない営業担当者でも使えますか?

    • A: はい、BIMやCADの操作経験は一切不要です。ACIMUSはチャットAIで「この壁に窓を付けて」のように日本語で指示するだけでBIMモデルを作成できます。また、ゲームのような親しみやすくわかりやすいUI/UXを意識した開発が行われています。
  • Q: リフォーム・リノベーションの提案にも使えますか?

    • A: はい、リフォーム・リノベーションの提案にも有効です。現地調査時にスマートフォンでACIMUSを開き、建築パースAI生成機能で現地の写真を撮影して既存家具の削除や完成イメージのパースをその場で生成できます。

「ポケットに入るBIM」が変える建築・建設の未来

ACIMUSの「モバイルBIM × AIペンスケッチ × 3Dマップ」は、建設業界における営業や提案の方法を変革する可能性を秘めています。これまで設計部門のツールとされてきたBIMを、営業の現場でも強力な武器として活用できるようにすることで、建設DXのさらなる推進に貢献します。

ご興味をお持ちの企業は、無料オンライン説明会に参加できます。説明会では、実際の操作デモや建築パース生成AIのデモンストレーションを見ることができます。

オンライン説明会へのお申し込みはこちら: https://www.acimus.com/webinar

会社概要

会社名 株式会社ACIMUS(アキムス)
代表者 代表取締役 菊池光貴
設立 2024年9月
所在地 東京都千代田区神田和泉町1番地6-16ヤマトビル405
URL https://www.acimus.com/

本件に関するお問い合わせ先

受付時間: 平日10:00〜19:00

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