企業のAI活用、課題はルール作りと正確性 一方で学習管理システム(LMS)ではAIが8割以上で活用中
learningBOX株式会社は、企業に勤める412名を対象に学習管理システム(LMS)に関するアンケート調査を行いました。この調査は、企業におけるAI活用の現状や課題、そしてLMSの導入状況とその効果を明らかにすることを目的としています。
企業におけるAI活用、課題は「運用ルール未整備」と「AIの正確性」
調査の結果、企業でAIを活用するにあたっては、「AIの出力内容に不安があるから(正確性・公平性・安全性)」(43.4%)や「運用ルールやガイドラインが整備されていないから」(40.8%)といった課題を挙げる回答が40%以上にのぼりました。AIへの関心が高まる一方で、実際に企業でAIを導入・活用するには、その信頼性や適切な利用方法に関するルール作りが大きな壁となっていることが分かります。

学習管理システム(LMS)のAI機能は85.5%が活用
一方で、学習管理システム(LMS)に搭載されたAI機能の活用状況を尋ねたところ、85.5%の企業が「活用している」と回答しました。企業教育の分野では、AI活用が急速に進んでおり、LMSを通じてAIを使った教育の取り組みが広がっていることがうかがえます。

企業がLMSに搭載されたAI機能に期待することとしては、「学習(研修)進捗管理の効率化」(53.4%)や「学習者ごとの理解度分析・可視化」(49.8%)が上位に挙がりました。AIは教材作成にも使われがちですが、学習データを活用した進捗管理や分析の分野で特に期待されていることが分かります。

企業教育のデジタル化が進む中でLMS導入の決め手は「柔軟性」
企業における従業員の学習管理については、対面研修や外部研修のほか、Webアンケートや紙のテストなど、さまざまな方法が併用されていることが分かりました。「対面での研修を実施」という回答は、昨年の調査から7.3ポイント増加しています。

LMS導入の決め手としては、「セキュリティ」(62.1%)と「自社の業務に合った柔軟性」(61.2%)が上位に入りました。特に「自社の業務に合った柔軟性」は昨年の調査から5.9ポイント上昇しており、企業ごとの教育方針や業務内容に合わせて柔軟に運用できるシステムが求められていることがうかがえます。導入コストやサポート体制よりも、機能性やカスタマイズ性を重視する傾向が見られました。

LMS導入企業の9割以上が「教育の質が向上した」と回答
学習管理システム(LMS)導入後の教育(研修)の質の変化について尋ねたところ、「とても向上した」(39.8%)、「まあ向上した」(51.5%)と回答し、合計で91.3%が「教育の質が向上した」と答えました。これは、LMSが企業研修のデジタル化(DX)を進め、教育内容の質を高める上で重要な役割を果たしていることを示しています。

企業研修のDXが進む中で、学習管理システム(LMS)には、教育内容の質を高めるだけでなく、企業ごとの業務や教育方針に合わせて柔軟に運用できる機能や、安心して利用できるセキュリティなどが求められていることがうかがえます。
learningBOXについて
eラーニングシステム「learningBOX」は、教材作成・配信・学習管理などを一つのシステムで実現できる多機能性を持っています。企業研修に対応できるセキュリティや、教育内容に合わせて柔軟に運用できるカスタマイズ性も備えており、企業の教育DXを支援しています。登録者数は85万人以上、利用企業数は1,600社以上(2025年8月末日時点)に達しており、検定・資格試験、社員研修、学校・塾など、幅広い分野で活用されています。

learningBOXの詳細はこちらから確認できます。
【調査概要】
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調査名称:学習管理システム(LMS)に関するアンケート
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調査期間:2026年2月17日(火)~20日(金)
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調査対象者:全国22~59歳男女合計412名(社内システム導入に向けた情報収集者及び決裁権保有者)
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調査方法:インターネットWeb調査
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調査委託先:マクロミル


