ベイシスとVieurekaがプロダクト連携を開始 – 現場DXの実現へ

ベイシス株式会社(以下、ベイシス)とVieureka株式会社(以下、Vieureka)は、それぞれの主要プロダクトである現場作業DXクラウド「BLAS」とIoTプラットフォーム「Vieurekaプラットフォーム」の連携を開始しました。この連携は、IoT機器から集まるデータと、現場での作業データを結びつけ、現場のデジタル変革(DX)をさらに進めることを目的としています。
連携の背景と目的
近年、建設、製造、サービスといったさまざまな業界で、人手不足や業務の複雑化が進んでいます。こうした状況に対応するため、デジタル技術を使って仕事を効率化したり、人の手を減らしたりするニーズが高まっています。特に、多くの人が働くサービス分野では、常に人手不足が課題となっており、IoT機器を使ってDXを進める必要性が増しています。また、現場で得られる顧客の動きや従業員の業務データはとても大切ですが、これらが日々の業務に十分に活かされていないという問題も指摘されていました。
このような課題に対し、ベイシスとVieurekaはこれまでも介護施設やお店、飲食店などで、AIカメラなどのIoT機器を一緒に導入してきました。現場の課題を考えながらデータの活用方法を検討する中で、IoT機器を使うことでDXが進み、それが業務の省力化や効率化につながるという良い流れが現場で生まれてきています。
両社の強みと連携による新たな価値
ベイシスは、日本全国に広がるパートナーとの協力体制と、現場での対応力を強みとしています。IoT機器や通信設備の設置、点検、保守といった多くの現場業務を手がけるとともに、自社で開発した「BLAS」を通じて、現場業務の効率化と品質向上をサポートしてきました。
一方、Vieurekaは、パナソニックホールディングス株式会社の研究開発部門から生まれた企業です。エッジコンピューティングの知識を活かしたAIカメラソリューションの導入実績が豊富で、各分野のビジネスパートナーに提供する「Vieurekaプラットフォーム」は、カメラだけでなく、業務用の端末や店頭のデジタルサイネージなど、さまざまなIoT機器から稼働状況のデータを集められるIoTプラットフォームへと進化しています。
両社がこれまでに培ってきた経験と技術を組み合わせることで、IoT機器のデータ(Vieurekaプラットフォーム)と現場作業のデータ(BLAS)をまとめて使える環境を作り、現場のDXをより高いレベルへと引き上げることを目指します。

今後の展望
ベイシスは今回の連携を通じて、Vieurekaとともに現場でのデータ活用をさらに高度化し、より効果的な現場DXの実現を目指します。今後は、お客様の要望や具体的な使い方を検討しながら、VieurekaプラットフォームとBLASの連携によってどのような価値を提供できるかを明確にし、段階的にサービスを展開したり、新しいソリューションとして提供したりすることを検討していくとのことです。
本提携がすぐに会社の業績に大きく影響することはないと見込まれていますが、新しい事業の機会が生まれたり、サービス分野が広がったりする可能性があるため、会社の中長期的な成長戦略の一部として位置づけられています。
各社の情報
-
ベイシス株式会社
「社会の基盤を創り、人と社会の未来と幸福を支える」を企業理念に掲げ、デジタル社会のインフラを創り、支える「インフラテック事業」を展開しています。通信・電力・ガスなどのインフラ事業者や、さまざまな分野の企業に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービスなどを提供しています。
ベイシス株式会社 ウェブサイト -
Vieureka株式会社
パナソニックホールディングス株式会社、株式会社JVCケンウッド、WiL, LLCの3社が出資し、2022年7月にパナソニックホールディングス株式会社から独立して設立されました。「世界の今をデータ化する新たな社会インフラを創造」をミッションに掲げ、エッジAIの社会実装をリードしています。
Vieureka株式会社 ウェブサイト -
BLAS(ブラス)について
BLASは、現場管理と工事の両方を行うベイシスが自社開発した現場作業DXクラウドサービスです。現場での記録、確認、管理といったアナログな業務をシステム化し、省力化と生産性向上を実現します。スマートフォンやパソコンから利用でき、リアルタイムで情報を共有できるため、現場と管理部門の連携をスムーズにします。
BLASについて


