建設業界向けERP「建設WAO」に新サブシステム「固定資産管理WAO」が登場、新リース会計基準に対応

株式会社チェプロは、建設業界向けの統合型ERP「建設WAO」の新しいシステムラインナップとして、「固定資産管理WAO」を2026年2月5日に発売すると発表しました。

この新しいシステムは、2027年4月1日から始まる事業年度で適用される新リース会計基準に対応しています。固定資産とリース資産をまとめて管理できるようになり、企業の仕事の効率を上げ、法律を守ることを力強くサポートします。

新リース会計基準への対応で業務負担を軽減

2024年9月に発表された新しいリース会計基準により、2027年4月以降に始まる事業年度では、原則としてすべてのリース取引について、借りた会社は「使用権資産」と「リース負債」を会社の財産状況を示す貸借対照表に載せる必要があります。

これにより、これまでの会計処理に加えて、リース資産の管理や減価償却の計算など、会社の仕事の負担が大きく増えることが考えられます。株式会社チェプロは、このような課題に対応するため、新しい基準にスムーズかつ効率的に対応できるよう、「固定資産管理WAO」を開発しました。

「固定資産管理WAO」の主な特長

「固定資産管理WAO」は、会社が持っている固定資産の減価償却費の計算を、会計用と税務用の両方で行うことができます。また、固定資産と、新リース会計基準に対応したリース資産を、同じシステムでまとめて管理できるのが大きな特長です。

主な特長は以下の通りです。

  1. 統合型ERP「建設WAO」の各システムと連携

    • 固定資産やリース資産の減価償却費を、個別の工事にかかる費用に反映させたり、部署ごとに費用を分けたりできます。

    • リース負債の支払い情報を、お金の貸し借り管理システムとつなぎ、支払いの手続きを自動化します。

    • 契約情報をまとめて管理し、使用権資産やリース負債の計算を自動で行います。新しい基準が始まった時の特別な対応(経過措置)にも対応しています。

    • 支店や営業所、工事現場ごとのリース資産の管理や、工事現場で使うリース品の契約情報を登録することもできます。

  2. リース資産の登録時にリース判別を自動で行う

    • 短い期間のリースや、金額の少ないリースを除外したり、形のない固定資産(無形固定資産)に任意で適用したりと、柔軟に対応します。

    • 借りた会社のリース期間(資産を使う権利がある期間)やリース料(リース代金)を、新しいリース会計基準に沿って扱います。

  3. 適用初年度における借り手の経過措置に対応

    • リース契約ごとに、リースを開始した日から適用していたかのように、帳簿上の価格やリース負債と同じ金額を計上して管理できます。
  4. サブリース取引に対応

    • ヘッドリースとサブリースについて、それぞれ通常の借り手や貸し手の会計処理を適用します。

このシステムは、資産台帳への登録から、資産の動き(変動、移動、除却、売却、減損など)の履歴管理、法人税や償却資産税の申告に必要な書類の出力、自動で会計処理を行う仕訳まで、幅広い業務をカバーします。

統合型ERP「建設WAO」システム構成図

「建設WAO」とは

「建設WAO」は、建設業に特化した統合型ERPパッケージです。クラウド型のシステムでありながら、パソコンに直接インストールして使うシステムと同じくらい快適な操作性と、クラウド上で多くのデータを速く処理できる能力を持っています。

建設業特有の仕事やニーズを深く理解し、現場での実際の仕事に合わせて作られています。見積もり、原価管理、工事管理に加えて、営業、生産、販売在庫、お金の貸し借り、電子取引といった業務をまとめて管理できるのが特長です。

今後の展望

株式会社チェプロは、今後、建設業界だけでなく、固定資産管理やリース資産管理の必要性が高い他の業界にもこのシステムを展開していくことを考えています。法律の改正や業界の動きに素早く対応しながら、利用する会社の仕事の効率を上げ、会社のルールをしっかり守れるよう、システムの機能をもっと充実させていく予定です。

サービス概要

株式会社チェプロについて

株式会社チェプロは、1997年3月3日に設立され、建設業向けの統合型ERP「建設WAO」の開発・販売などを主な事業としています。詳細は以下のウェブサイトで確認できます。

https://www.chepro.co.jp/

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