北海道ニセコ町の公共施設で設備管理アプリ『ゲンコネ』の導入が始まりました

導入の背景

多くの地方自治体では、公共施設の老朽化や維持管理にかかる費用の増加、さらに少子高齢化による働き手の減少が大きな問題となっています。特に北海道の観光地では、季節によって施設を使う人の数が大きく変わるため、清掃やメンテナンスの頻度をうまく調整しながら、常に良い施設環境を保つことが求められています。
これまでの施設管理では、何か問題が起きたときに、電話やメールで状況を確認し、そのたびに担当者が現場へ行く必要がありました。この方法だと、対応に時間がかかり、情報の共有や仕事の管理が一部の人に集中しやすいという課題がありました。

『ゲンコネ』導入の概要と活用方法

イオンディライト北海道支社は、これらの課題を解決するため、ニセコ町の公共施設であるアンヌプリトイレに、センシンロボティクスの設備管理アプリケーション『ゲンコネ』を導入しました。『ゲンコネ』は、施設や設備の情報をクラウド上で効率よく管理し、共有できるアプリです。
今回の導入では、イオンディライト北海道支社が提供する遠隔監視サービスと『ゲンコネ』を組み合わせて使います。

360°パノラマカメラと図面を使った遠隔での現場確認

360°カメラで撮影した施設内のパノラマ画像と図面を連携させることで、現場に行かなくても現地の状況をすぐに確認できます。これにより、現場への移動時間や訪問回数を大幅に減らし、素早い状況判断と対応指示が可能になります。従来のやり方と比べて、現場確認にかかる手間を約3分の1に減らせることが期待されており、仕事の効率化と対応費用の削減につながります。

パネルヒーターの設備情報画面

情報の一元管理による業務効率化

スマートフォンなどで撮影した写真と一緒に、問題の状況を『ゲンコネ』に登録すると、関係者全員がリアルタイムで情報を共有できます。設備の型番などの情報も前もって登録しておくことで、修理が必要な場所の特定から見積もりまでをアプリ上で一元的に管理できます。これにより、情報確認や関係者間の連絡・共有にかかる負担が減り、対応が早まることで、仕事全体の生産性が向上することが期待されます。

今後の展望

センシンロボティクスはこれからも、ロボット技術やAI技術を活用し、市町村が目指すまちづくりを支援していきます。北海道で同じような課題を抱える他の自治体や会社にも、この解決策を広げることで、持続可能な社会の実現に貢献していくとのことです。

『ゲンコネ』とは

『ゲンコネ』は、施設や設備の情報、そしてタスクを効率よく管理・共有できるクラウドアプリケーションです。図面やパノラマ画像、写真を活用して現場の最新状況を共有できるため、現場の状況を正確に把握し、現場への訪問を最小限に抑えることが可能です。また、関係者全員とリアルタイムで現場の状況を共有できるため、施設や設備管理の仕事を効率的に行えます。

詳細はこちら: https://gembaconnect.sensyn-robotics.com/

センシンロボティクスについて

センシンロボティクスは、「社会の「当たり前」を進化させていく。」をミッションに掲げ、社会や企業が抱える課題を、AIとデータの力で解決する社会インフラDXのリーディングカンパニーです。
日本、そして世界を支える社会・産業インフラの現場にある「働き手不足・安全に対するリスク・増え続けるコスト」などの課題を、AIをはじめとする最新技術を使い、誰にでも扱えるデータ活用のためのソフトウェアソリューションで解決しています。
多くのプロジェクトで得た知識と、独自のソフトウェア開発プラットフォーム「SENSYN CORE」を使い、相談から計画、事業としての実現性の評価、技術・システムの開発、実際の仕事への定着までを一貫して支援しています。老朽化するインフラの点検や、少子高齢化による働き手人口の減少、さらに激しくなる災害といった社会の課題を解決し、持続可能な未来を実現していくことを目指しています。

詳細はこちら: https://www.sensyn-robotics.com/
関連ニュース: https://www.sensyn-robotics.com/news/gembaconnect-niseko-installation

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