災害復旧工事にドローン点群測量導入で工期75%短縮|株式会社エーアールエーが業務効率化を実現
災害復旧工事の測量にドローン活用、工期を75%短縮
株式会社エーアールエーは、災害復旧工事における測量業務にドローンを用いた点群測量技術を導入し、業務の大幅な効率化に成功しました。

この取り組みは、八丈島・大里一の沢で発生した土砂崩れ災害に伴う砂防工事で実施されたものです。民家倒壊防止のための対策工事において、ドローン測量がその効果を発揮しました。
取り組みの具体的な内容
現場では、災害前に取得されていた山林の測量データと、災害後にドローンで測量したデータを比較しました。これにより、土砂崩れの範囲と、崩れた土の量(土量)を正確に算出しました。

また、倒れている木についても、その本数や幹の太さを測り、復旧計画を立てるために必要なデータとして活用されました。

取得したデータは、3D点群として視覚的に分かりやすく表現され、崩壊状況や土量が正確に算出されました。このデータは、行政機関へ提出する資料としても活用され、災害復旧計画の精度向上に貢献しています。
調査の概要と成果
約17,000平方メートル(約5,151坪)のエリアを対象に、土砂崩れ範囲の3D点群測量、災害前後の地形比較による土量算出、倒木の本数および幹の直径の調査が行われました。

これらの調査により、土砂崩壊範囲が3Dデータとして可視化され、崩壊土量が正確に算出されました。これらのデータは、行政提出用データとして活用されています。
導入による大きな効果
ドローン測量の導入により、測量業務の効率が大きく向上しました。
| 測量方法 | 工期 | 人員 | コスト |
|---|---|---|---|
| 従来測量 | 2日 | 6名 | 約70万円 |
| ドローン測量 | 0.5日 | 3名 | 約40万円 |
ドローン測量を導入したことで、工期は75%削減され、人員は50%削減、コストも約40%削減されました。

このプロジェクトには、施工会社として赤間建設株式会社、現場代理人として大見山元一氏、測量士1名が関わりました。ドローン測量は株式会社エーアールエーが担当し、パイロットは金子竜二氏と井上富昭氏が務めました。
今後の展開
株式会社エーアールエーは、今後も災害復旧、インフラ点検、建物調査の分野で、ドローンと3D点群技術の活用を積極的に進めていくとしています。これにより、建設業全体の生産性向上と安全性向上に貢献していく方針です。
同社は、不動産デベロッパー、建設会社、土木会社、造成業者、測量会社といった幅広い領域に対応しています。また、測量会社や建設会社向けに、ドローン測量の下請け業務も積極的に引き受けており、急ぎの案件や人手不足、コスト調整、スポット対応などにも対応しています。

さらに、ドローンを活用した外壁調査、ソーラーパネル点検、インフラ点検、土地測量などを一貫して提供し、建物や土地の維持管理をトータルでサポートする企業として事業を拡大していく予定です。
ドローンスクール東京グループが運営するドローンスクールコモンズ立川立飛も、今後のドローン技術の普及に貢献していくでしょう。

詳細については、ドローンスクールコモンズ立川立飛のウェブサイトをご覧ください。
現在、初回案件に限り特別価格での対応を行っているとのことです。


