ダイナミックマッププラットフォームの除雪支援システムが「インフラDX大賞」優秀賞を受賞

「インフラDX大賞」優秀賞を受賞

ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は、グループ会社であるダイナミックマッププラットフォームAxyzが提供する除雪支援システム「SRSS」の岩手県内での導入事例が、「令和7年度 インフラDX大賞」にて優秀賞を受賞したことを発表しました。

「インフラDX大賞」は、国土交通省が実施するもので、インフラ分野でデータとデジタル技術を活用し、建設の進め方をより良くしたり、国民へのサービスを向上させたりする優れた実績を表彰し、全国に広めることを目的としています。

除雪支援システムの画面と作業風景

除雪支援システム「SRSS」とは

除雪支援システム「SRSS」は、自動運転車にも使われる高精度な3次元地図データと、非常に正確な位置情報を組み合わせて、除雪作業をサポートするシステムです。道路の形や構造物の位置、さらに雪を捨ててはいけない場所や注意が必要な場所といった、熟練者のノウハウを専用の地図に落とし込みます。これにより、タブレット端末上で道路の状況が「見える化」され、除雪作業のデジタル化(除雪DX)が実現します。

岩手県八幡平市での導入事例が評価

今回のインフラDX大賞では、岩手県八幡平市で県道の春先除雪にSRSSを県内で初めて導入した事例が優秀賞に選ばれました。これまで春先の除雪作業は、雪の下に隠れた道路の状況を判断するために、非常に長い経験と高い技術を持つオペレーターが必要でした。しかし、SRSSを使うことで、経験の少ない若い世代でも安全に作業を進められるようになり、将来の担い手不足の改善に貢献できると評価されました。

インフラDX大賞授与式

具体的な評価ポイントは以下の通りです。

  • 従来は15年から20年の除雪経験を持つ熟練者の「経験と勘」に頼っていた、雪の下に隠れた道路の「位置確認」作業が、デジタルデータに基づいた客観的な「見える化」された作業に変わりました。

  • 安全性や工事のしやすさが大きく向上し、準備にかかる費用が減ったり、週休2日制の達成による働き方改革が進んだり、若手が戦力になることで担い手不足の改善が期待できるなど、幅広い効果が確認されました。

  • この事例は、建設業界全体のデジタル化と、持続可能な発展に貢献するものであり、建設業界が抱える高齢化や担い手不足といった課題に対し、技術を使った具体的な解決策となることが期待されています。

「令和7年度 インフラDX大賞」の公式ページと発表資料は、以下のリンクから確認できます。

今後の展望

ダイナミックマッププラットフォームは、高精度3次元データのプラットフォーマーとして、これからも除雪支援だけでなく、様々な分野で新しい技術を生み出し、社会の課題解決に貢献していくとしています。

ダイナミックマッププラットフォームAxyz株式会社について

  • 設立: 2022年10月

  • 本社: 東京都渋谷区

  • 代表者: 雨谷 広道

  • 事業内容: 高精度3次元データを活用した新しい事業の創出

ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について

日本政府の支援のもと、国内自動車メーカー10社などが出資して設立されました。日本を本社に、北米、欧州、中東、韓国に拠点を持ち、現在26ヶ国で事業を展開しています。自動運転や先進運転支援システム(ADAS)のほか、シミュレーター環境の構築、インフラ管理、除雪支援など、幅広い用途に高精度3次元データを提供しています。

「Modeling the Earth(地球のデジタル化)」をビジョンに掲げ、高精度3次元データのプラットフォーマーとして、様々な産業分野での革新を共に作り出しています。

  • 設立: 2016年6月

  • 本社: 東京都渋谷区

  • 代表者: 吉村 修一

  • 事業内容: 自動運転・ADASをはじめ、多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供

  • URL: https://www.dynamic-maps.co.jp/

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