スパイダープラス、高知工業高校で建設DX体験授業を実施 – 地元建設会社と連携し未来の建設人材を育成

建設DXサービス「SPIDER+」を開発・提供するスパイダープラス株式会社は、2026年4月22日(水)に、高知県立高知工業高等学校において、株式会社岸之上工務店との三者連携による建設DX体験授業を実施します。この取り組みは四国エリアで初めての試みです。

建設業界では、人手不足が深刻な課題となっています。この授業は、教室での座学と実際の建設現場での実践を組み合わせることで、学生が施工管理の仕事や建設DXを体験し、将来の進路を考えるきっかけとすることを目指しています。

未来人材プロジェクトの開催告知

授業で学ぶ「施工管理」と「建設DX」

この体験授業では、施工管理の基礎知識を学ぶ座学に加え、実際の建設現場で高校生がタブレットやスマートフォンを使って工事写真の撮影やデータ管理を体験します。従来のやり方と建設DXツール「SPIDER+」を使った業務の違いを、現場で実践的に理解できるプログラムです。

特に、現場での写真撮影から図面への紐づけ、帳票作成までを一貫して体験することで、施工管理の仕事を「実務に近い形」で学べる点が大きな特徴です。

建設現場での実践的な学習風景

「未来人材プロジェクト」とは

この取り組みは、スパイダープラスが推進する「未来人材プロジェクト」の一環です。このプロジェクトは、学校、建設企業、スパイダープラスの三者が協力し、建設DXサービス「SPIDER+」の教育機関向け無償ライセンス「アカデミックプラン」を活用して、学生が建設の仕事を実際に体験できる機会を提供するものです。

施工管理は、工事の進行や品質、安全などを管理する建設現場の中心的な役割です。このプロジェクトでは、「SPIDER+」を使って写真や図面の管理などをデジタル技術で効率化する方法を実践的に学びます。学生が在学中に仕事の内容や魅力を理解することで、将来の進路として建設業を選びやすくし、入社後のミスマッチを防ぐことを目的としています。

建設業界の現状と課題

建設業界では、以下のような課題が顕在化しています。

  • 就業者の高齢化:55歳以上が約37%、29歳以下は約12%を占めています。

  • 就業者数の減少:約685万人から約480万人へ減少しています。

  • 有効求人倍率の高止まり:4〜6倍台で推移しています。

  • 人手不足による倒産の増加:2024年には342件発生しました。

  • 新卒3年以内離職率:4〜5割に上ります。

このような状況の中、「未来人材プロジェクト」は、学生が在学中に建設現場に触れ、仕事への理解を深める機会を提供することで、建設業界の担い手不足や教育課題の解決に貢献することを目指しています。

関係者の声

株式会社岸之上工務店 代表取締役社長 岸之上 憲一氏

「建設業界では慢性的な人手不足が課題ですが、私たちはこれを新しい働き方へと進化するチャンスだと捉えています。施工管理は、多くの専門工事の職人の方々と協力して、何もない場所に建物を造り上げ、それが街の風景として長く残っていく、非常にダイナミックでやりがいのある仕事です。今回の連携により、学生の皆さんに実際の現場で建設DXツール『SPIDER+』に触れていただきます。スマートフォンやタブレットを使いこなすデジタルネイティブ世代の柔軟な発想と最新ツールが組み合わさることで、これからの建設現場はもっと楽しく、スマートに変わっていくはずです。本授業を通じて一人でも多くの生徒さんが建設業の面白さを知り、将来の担い手として活躍の場を広げてくれることを期待しています」

高知県立高知工業高等学校 校長 今井 康浩氏

「教室での学びに加え、実際の建設現場で施工管理や建設DXを体験できる機会は、生徒にとって非常に貴重です。本授業を通じて、建設業の魅力や社会的役割への理解が深まることを期待しています」

スパイダープラス株式会社 代表取締役社長 伊藤 謙自氏

「建設業界では人手不足が長期化し、若手の定着はとりわけ深刻な課題です。その解決には、社会に出る前から建設の仕事や社会における役割に触れる機会を増やし、生徒・学生の皆さんに建設業の魅力と働く意義を実感してもらうことが重要だと考えています。この考えのもとで立ち上げたのが『未来人材プロジェクト』です。地域の建設会社や教育機関と連携し、実際の現場で使われているSPIDER+を活用して、座学と実習を組み合わせて学ぶ機会を提供します。当社は保温断熱工事の請負業として創業しており、建設業界の課題を今も自分達のものとして捉えています。学校・企業・当社の連携により、未来の『つくる人』を育てる取り組みを全国へ広げていきます」

開催概要

  • 名称: スパイダープラス×岸之上工務店×高知工業高等学校 三者連携による建設DX体験授業

  • 日時: 2026年4月22日(水) 10時00分~15時30分頃

  • 授業場所:

    • 高知県立高知工業高等学校(教室)
      所在地:高知県高知市桟橋通り2-11-6

    • ロイヤルガーデン本町一丁目 建設現場
      所在地:高知県高知市本町一丁目108番1

  • 授業内容:

    • 座学:施工管理の仕事について(岸之上工務店)

    • 実践授業:従来のアナログによる工事写真撮影、「SPIDER+」を活用した施工管理体験、帳票作成体験および質疑応答

各団体について

高知県立高知工業高等学校

株式会社岸之上工務店

  • 代表: 代表取締役社長 岸之上 憲一

  • 所在地: 高知県高知市西秦泉寺435-1

  • 創立: 1955年3月

  • 事業内容: 建設業

  • URL: https://www.kishinoue.co.jp/

建設DXサービス「SPIDER+(スパイダープラス)」

「SPIDER+」は、建設現場の施工管理ソフトウェアです。図面管理や写真整理、帳票作成といった施工管理業務をタブレットやスマートフォン上でデジタル化することで、現場作業と事務作業の重複入力を減らし、現場の業務効率化と事業者間のスムーズな連携を実現します。

参考情報

スパイダープラスは、これまでにも教育機関と連携した建設DXの実践教育に取り組んでいます。過去の授業の様子は以下よりご覧になれます。

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