BrainPad AAA、保守・メンテナンス業務の人材不足を解決するAIエージェント「COROKO Field Intelligence」のα版を提供開始
BrainPad AAAは、保守・メンテナンス業務における人手不足の課題を解決するため、AIエージェント「COROKO Field Intelligence」のα版を2026年5月より提供開始することを発表しました。このサービスは、現場の作業員をAIがリアルタイムでサポートすることで、熟練した技術者がいなくても質の高いメンテナンス業務が行えるように支援します。現在、サービスの検証に協力するPoCパートナーの募集も始まっています。

開発の背景:増える需要と深刻な人手不足
日本では、高度経済成長期に建てられた多くの建物が築50年を迎えようとしており、トンネルや下水道などの社会インフラも老朽化が進んでいます(国土交通省「社会資本の老朽化の現状」)。人口が減っていく中で、AIなどの技術を使ってインフラの維持管理をもっと効率的に行う必要性が高まっています(総務省「令和7年版 情報通信白書」)。
しかし、日本の社会インフラを支える保守・メンテナンス業界では、働き手が足りないという大きな問題に直面しています。例えば、『ビルメンテナンス情報年鑑2025』によると、ビルメンテナンス業の約9割が「現場の従業員が集まりにくい」ことを悩みとして挙げています(公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会「ビルメンテナンス情報年鑑2025」)。
BrainPad AAAは、これまでにAIを使って動画マニュアルの作成を効率化する「COROKO Manual」を提供してきました。そして、次に現場での「作業」そのものを助け、一人ひとりの生産性を上げるために、「COROKO Field Intelligence」の開発に至りました。
「COROKO Field Intelligence」の概要:AIエージェントが現場の相棒に
「COROKO Field Intelligence」は、AIエージェントが現場の作業員と協力し、適切な解決策をその場で教えてくれる仕組みです。AIは、作業員が今どんな状況にいるかを理解し、過去の解決事例や作業マニュアルなどから最適な対応方法を見つけ出します。
例えば、AIエージェントが入力された情報から状況を判断し、遠隔での操作方法や手順を示すことで、現場にベテランがいなくても、手間をかけずに正確なメンテナンスを終わらせることができます。
対象となる業務領域の例
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ビルや住宅設備の点検・修理業務
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インフラ設備の保守点検
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工場の設備保全業務
具体的な発生状況と解決方法の例
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製品に表示されたエラーコードを写真に撮ると、解決するための手順を教えてくれます。
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設備の故障や部品の劣化具合から、交換や修理が必要な部品を提案します。
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紙に書いたチェックリストを写真に撮ると、自動でデジタルデータに転記されます。

「COROKO Field Intelligence」の3つのコンセプト
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既存の書類を最大限に活用し、必要な情報がすぐに見つかるようにする
マニュアルやよくある質問(FAQ)、機器の説明書など、現場で使われるあらゆる書類の情報をAIが取り込み、必要な情報がすぐに取り出せるように整理します。「どこに何が書いてあるか分からない」「古い情報を見てしまっていた」といった問題を根本から解決します。 -
AIとの対話で進む、現場での手助け
作業員がその場で状況を入力したり質問したりするだけで、AIが話の流れを理解しながら、適切な対処法や手順を教えてくれます。質問と回答を繰り返すだけでなく、対話形式で問題を絞り込めるため、経験の少ない人でもベテランに近い判断を現場で行うことができます。 -
手書きメモや現場の写真から報告書を自動で作成
点検の結果や作業の内容を手書きのメモや現場の写真で記録するだけで、AIがその内容を読み取り、報告書や点検レポートへの記入・転記を自動で行います。これにより、報告書を作る手間が減り、現場のデータが会社の知識として継続的に蓄えられていきます。
PoCパートナーの募集
BrainPad AAAは、「COROKO Field Intelligence」を実際に使いながら、一緒にサービスを改善してくれるPoCパートナーを募集しています。PoCパートナーによる試用を通じて、このサービスがどれだけ役に立つか、どのような効果があるかを検証し、必要な機能や価値をはっきりさせて、正式なサービスとして使えるようにAIエージェントをさらに良くしていく予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集社数 | 先着3社限定 |
| 実施期間 | 2026年4月~2026年7月を予定 |
| 参加費用 | 詳細は別途案内 |
| 参加メリット | ・製品の改善要望が優先的に検討されます。 |
| ・新しい技術を先行して導入することで、DX推進の成功事例を作ることができます。 | |
| ・正式版リリース時に特別な待遇があります。(詳細は別途案内) | |
| PoCの実施内容 | ・BrainPad AAAが用意したアプリケーションに接続し、現場や導入を検討する方々がAIエージェントを使った感想を検証します。 |
| ・月に1~2回程度、意見交換の場を設け、改善後の使用感も引き続き検証します。 | |
| お申し込み先 | COROKOに関するお問い合わせ:https://go.brainpad.co.jp/l/391552/2025-09-25/j5p2gw |
「NexTech Week 2026【春】AI・人工知能EXPO」でデモを初公開
BrainPad AAAは、2026年4月15日(水)から17日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「NexTech Week 2026【春】AI・人工知能EXPO」に出展します。この展示会では、「COROKO Field Intelligence」が現場作業をどのように助けるのか、動画を使ったデモンストレーションが初めて公開されます。最新の現場×AI技術をぜひ会場で体験してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | NexTech Week 2026【春】AI・人工知能EXPO |
| URL | https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp/visit/ai.html |
| 会期 | 2026年4月15日(水)~17日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了) |
| 会場 | 東京ビッグサイト(西展示棟) |
| 出展ブース番号 | 5-31 |
| 展示内容 | 「COROKO Field Intelligence」や「COROKO Manual」のデモンストレーション、個別相談会 |
株式会社BrainPad AAA 代表取締役社長 CEO 辻 陽行氏のコメント

BrainPad AAAの辻 陽行代表取締役社長CEOは、次のように述べています。「『COROKO Manual』を通じて、現場に蓄えられた知識を形にする支援を続けてきました。その経験から、現場はマニュアルだけで動いているわけではないと改めて感じました。ベテランの経験や、これまでの対応から積み重ねられた判断が、日々の業務を支えています。人口が減る中で、そうした知識を持つ人材を維持するのが難しくなっていく現実に向き合うため、『COROKO Field Intelligence』の提供を決めました。蓄積された業務知識をAIエージェントが引き継ぎ、経験の浅いスタッフでもベテランに近い判断を現場で行える状態を本サービスで実現していきます。」
今後の展望
BrainPad AAAは、PoCパートナーとの共同での検証を進め、2026年中に「COROKO Field Intelligence」の正式版をリリースする予定です。また、AIエージェントがもっと自律的に支援できる機能を強化し、AIエージェントと一緒に働くことで、一人ひとりがより多くの業務を安心して担当できる環境を作ることを目指しています。
関連情報
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「COROKO」サービスサイト:https://coroko.jp/
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株式会社BrainPad AAAについて:https://brainpad-aaa.ai/
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株式会社ブレインパッドについて:https://www.brainpad.co.jp/
(*1)第一弾は、作業の動画を撮るだけで、マニュアルや報告書をAIエージェントが自動で作成するサービスを指します。https://www.brainpad.co.jp/news/2025/10/07/24167


