dynabook、AI機能充実のCopilot+ PC新モデルを発表 – セルフ交換バッテリーで長く使える軽量モバイルPC

AI技術が私たちの生活や仕事に欠かせないものとなる中で、AI機能を搭載したパソコンへの関心が高まっています。Dynabookは、このようなニーズに応えるため、AI機能を充実させた「Copilot+ PC」のラインアップを強化します。新たに「セルフ交換バッテリー」を採用した軽量モバイルPCを発売し、dynabookシリーズとしては初めてQualcomm社の「Snapdragon® X Plus」を搭載したモデルも登場します。

dynabook XP9・XP6とdynabook XD5

新しいdynabookシリーズが登場

Dynabookは、個人向けに以下の新しいモバイルノートPCを2025年12月19日より発売します。

  • dynabook XP9 および dynabook XP6: インテル® Core™ Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載した14.0型プレミアムモバイルノートPC。

  • dynabook XD5: dynabookシリーズとして初めてQualcomm社の「Snapdragon® X Plus」を搭載した14.0型プレミアムモバイルノートPC。

これらの新製品は「Copilot+ PC」という新しい基準に対応しており、インターネットに接続していなくても、パソコンの中でAIが素早く処理を行います。

AI時代のモバイルPCを支える機能

AIは、パソコンを使う上で個人ごとの様々な作業を助ける存在になりつつあります。そのため、AI処理に必要な高い性能をスムーズに発揮できるパソコンが求められています。

新しいdynabook XP9、XP6、XD5は、それぞれ「インテル® Core™ Ultraプロセッサー(シリーズ2)」または「Snapdragon® X Plus」を搭載しています。さらに、熱を効率よく逃がすDynabook独自の「エンパワーテクノロジー」と組み合わせることで、CPUの性能を安定して保つことができます。

自分で交換できる「セルフ交換バッテリー」

AI処理を長時間行うと、バッテリーの消費が増えたり、バッテリーが劣化したりすることがあります。この問題に対応するため、新製品では「セルフ交換バッテリー」が採用されました。バッテリーが古くなっても、お客様自身で簡単に新しいバッテリーに交換できるため、購入した時の快適な状態に戻せます。これにより、使い慣れたパソコンをより長く愛用できます。

Dynabook独自の便利なAI機能

新製品には、Dynabook独自のAI機能も搭載され、日々のパソコン利用をさらに便利にします。

  • ローカル生成チャットボット「dynabook AI アシスタント」: インターネット上に情報を送ることなく、パソコンの中で文章の翻訳や要約などができます。情報漏洩のリスクを減らしながら、パソコンの操作方法もAIがチャット形式で教えてくれます。

  • 高度なバッテリー管理「AIパワーオプティマイズ」(dynabook XP9・XP6のみ): AIがオンラインミーティングが始まることを検知すると、それに合わせたバッテリーの使い方に自動で調整します。これにより、外出先でのオンラインミーティングも快適に行えます。

  • のぞき見を検知しプライバシー保護「AIプライバシーアシスト」(dynabook XP9・XP6のみ): AIが顔を認識し、誰かが画面をのぞき込んでいると警告を表示します。また、席を離れると画面をオフにし、戻るとスリープ状態を解除するといった設定も可能です。

  • 遠隔ハンドサイン操作「AIハンドコントロール」(dynabook XP9・XP6のみ): ハンドサイン(手の動き)をAIが認識し、パソコンに触れることなく動画の停止や再生などの操作ができます。

「dynabook XP9・XP6」の主な特長

「dynabook XP9・XP6」は、以下の特長を持っています。

  • Microsoft 365 PersonalとOffice Home & Business 2024: AI機能を備えた「Microsoft 365 Personal」(24か月版)や「Microsoft Office Home & Business 2024」が利用でき、文書作成や情報整理、共同作業がスムーズになります。

  • 充実した接続端子: 左右にThunderbolt™ 4(USB4™ Type-C)コネクタを1つずつ配置。他にもUSB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×2、LANコネクタ、HDMI®出力端子など、必要な端子が揃っています。

  • 薄くて軽い丈夫なボディ: 薄さ約18.7~18.9mm、軽さ約958gの薄型・軽量ボディでありながら、アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した9項目の耐久テストをクリアしており、高い丈夫さを誇ります。

  • 長時間バッテリー駆動: 約15時間(動画再生時)、約30時間(アイドル時)の長時間バッテリー駆動が可能です。

  • 見やすいディスプレイ: 縦に広い14.0型(16:10)ノングレア(非光沢)WUXGAディスプレイを採用し、表計算ソフトやWeb閲覧がしやすくなっています。

  • Copilotキー搭載: 「Microsoft Copilot」をすぐに呼び出せる専用キーを搭載しており、質問や文章作成、画像生成などを手軽にAIに頼むことができます。

  • 高速Wi-Fi 7対応: 従来のWi-Fi 6Eの約4.8倍の通信速度を持つ「Wi-Fi 7」に対応し、オンラインミーティングや生成AIの利用が快適に行えます。

「dynabook XP9・XP6」の商品詳細は以下のページで確認できます。

「dynabook XD5」の主な特長

「dynabook XD5」は、以下の特長を持っています。

  • 省電力とハイパワーなAI性能を両立する「Snapdragon® X Plus」を搭載: 省電力でありながら高いAI性能を持つ「Snapdragon® X Plus」を搭載しています。

  • 軽量コンパクトボディ: 薄さ約18.7~18.9mm、軽さ約974gの14.0型軽量コンパクトボディです。アメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠したテストも実施される予定です。

  • 長時間バッテリー駆動とセルフ交換バッテリー: 約16時間(動画再生時)、約28時間(アイドル時)の長時間バッテリー駆動が可能で、「セルフ交換バッテリー」にも対応しています。

  • 充実した接続端子: 左右にUSB4™ Type-Cコネクタを1つずつ搭載。他にもUSB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×2、LANコネクタ、HDMI®出力端子など、豊富なインターフェースを備えています。

  • Microsoft 365 PersonalとOffice Home & Business 2024搭載: 1TBのOneDriveクラウドストレージやAI機能を備えた「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft Office Home & Business 2024」を搭載しています。

「dynabook XD5」の商品詳細は以下のページで確認できます。

Dynabookは、AI時代に合わせたモバイルノートPCの進化をリードし、ユーザーの多様なライフスタイルに寄り添う製品を提供し続けるとしています。

×