株式会社エルライン、子会社レバキャリへ追加増資を実施 – 建設業界の人材難解消を加速
株式会社エルライン、子会社レバキャリへ追加増資を実施 – 建設業界の人材難解消を加速
株式会社エルラインは、子会社の株式会社レバキャリに対し、2025年9月に追加増資を実施しました。これにより、レバキャリの資本金は2,000万円から5,000万円に増額されています。この資金は、若手施工管理人材の採用強化や、入社後の研修、すでに活躍している技術社員のサポートやキャリアアップに充てられ、事業のさらなる拡大と企業価値の向上を目指します。

増資の背景
建設業界では、経験豊かな技術者の引退や若手人材の不足が続き、深刻な人手不足が課題となっています。株式会社レバキャリは、このような状況の中で、優れた技術者をクライアントに紹介し、技術者にはキャリアアップの機会を提供することを使命として、急速に事業を拡大してきました。
特に2025年9月期には約100名の建設人材を採用し、その結果、売上高は前年比で300%を超える成長を達成しました。この勢いを維持し、2026年9月期も事業をさらに拡大するため、今回の増資が行われました。
調達資金の具体的な使途
調達された資金は、主に以下の3つの分野に投資されます。
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若手技術者の採用強化
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求人媒体や専門サイトを活用し、若手技術者の採用を積極的に行います。
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デジタルマーケティングや広報活動により、ブランド力を高め、採用活動の効率を最大限に引き上げます。
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技術者の価値を最大限に引き出すキャリア開発支援
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専門スキルを強化するための新しい教育コンテンツ(特別教育など)を開発し、提供します。
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プロフェッショナルとして活動するための土台となる、コンプライアンスやリスク管理に関する研修を充実させます。
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事業展開の強化
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関東や関西だけでなく、名古屋(中部圏)や九州など、新たな地域での採用活動と営業活動を強化します。
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株式会社レバキャリについて
株式会社レバキャリは、「全てのエンジニアへレバレッジの機会を創造する」を経営理念に掲げ、建設人材(施工管理、CADオペレーター)に特化した人材サービスを提供しています。クライアントには優秀な技術者を、技術者にはキャリアアップの機会を提供しています。
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会社名: 株式会社レバキャリ
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本社所在地: 東京都品川区東品川2-1-11
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代表者: 代表取締役社長 実川玄太
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設立: 2023年6月1日
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資本金: 5,000万円
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事業内容: 労働者派遣事業・職業紹介事業
レバキャリの事業は以下の4つの柱で構成されています。
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技術者支援: 有資格者やN2レベルの高度外国人材・異業種から転職紹介・派遣支援
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有料職業紹介: 建設派遣における、紹介予定派遣を提案。新しい採用の価値を変革
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海外技術者派遣: ベトナムの大学機関と業務提携。BIMを始めとした海外派遣拡充予定
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ワンストップサービス: 工事も人材手配もレバキャリとエルライングループにまとめてお任せできる建設サービス
代表取締役社長 実川玄太氏のコメント

実川玄太代表取締役社長は、「レバキャリの急成長は、これまでエルライングループに関わっていただいた全てのお客様からの強い信頼の証である」と感謝の意を述べました。
また、「2025年9月期に前年比300%超の成長を達成できたのは、建設現場で活躍する技術者の皆様、そして彼らを支える社員たちの努力の賜物である」と語りました。この増資を機に、採用と育成への投資をさらに加速させ、優秀な建設技術者により多くの「レバレッジの機会」を提供していくとのことです。株式会社エルラインとの連携を深め、建設業界の人材課題解決を牽引する企業を目指すとしています。
株式会社エルラインについて
株式会社エルラインは、「人と現場をGridする」というビジョンを掲げ、専門工事会社と人材のネットワークを築き、関わる人々の幸福と建設業界の発展に貢献することを目指しています。
2008年の創業以来、足場工事を皮切りに、型枠工事、鉄筋工事、鋼構造物工事、コンクリート工事、解体工事、リニューアル工事など、躯体工事の種類を広げてきました。現在では、解体から地下・地上躯体工事までを一貫して請け負い、建設プロジェクトの中心的な役割を担っています。
また、建設現場の支援事業として、仮設資材の販売・レンタル、建設人材の派遣紹介、システム開発なども手がけています。
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会社名: 株式会社エルライン
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本社所在地: 東京都品川区東品川2-1-11
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代表者: 代表取締役社長 浅野 勝人
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設立: 2008年12月16日
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資本金: 1億円
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事業内容: とび・土工工事、躯体一式工事、リニューアル工事、仮設資材の販売・買取・レンタル


